絵描きとAIの共存世界

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December 04, 25

スライド概要

copainter・ユーザー交流会にてりゅっちさん(@1Ryucchi)が発表されたスライドです。

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各ページのテキスト
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絵描きとAIの共存世界 2025/11/21 りゅっち

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自己紹介 ペンネーム:りゅっち 新卒でイラスト制作会社ディレクター7年 フリーランスのアニメーター3年 AIアニメ会社で監督兼プロデューサー1年 現在はAIアニメ会社で新企画の監督をしつつ アニメーター、イラストレーターとして活躍中 夢は自分のオリジナルアニメを監督し、人を救う中編アニメを作ること。 今はその夢に向かって猛進している最中です。

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イラスト制作と生成 AIのバランス まず大前提として僕はAIを非常に前向きに捉えています。 アニメ制作、イラスト制作においてもAIを活用しています。 僕の場合の主な使用方法は下記の通りです。 ①:キャラクターデザインを自分で描く ②:キャラデザをAIに読み込ませ、プロンプトを記入し絵のイメージを固める ③:キャラ作画は人力 ④:背景は写真背景や、AI背景イラストをそのまま使う

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キャラクターデザイン:りゅっち イメージ出し:生成AI(コペインター)

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キャラ作画:りゅっち 背景:写真をAI変換(コペインター)

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キャラと背景を合体:手作業 効果掛け:手描き

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生成AIの捉え方 りゅっちの基本の考え方 生成AIは補助ツール+苦手表現の穴埋め 僕はアニメ監督タイプでして、自力で絵を全部完成させなくても、 外部発注するのと同じ感覚でAIで補えば良いと思っているタイプです。 自分がこだわっている所(キャラデザ、表情、色、効果掛け)は自力で制作し、 それ以外はAIで補うという手法を取っています。 ※仕事ではAI案件でない限りは、生成AIをそのまま使うことはしません※

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生成AIアンチの絵描きの発想まとめ りゅっちは絵描き友達が多いのですが、 絵描き生成AIアンチの意見と、それに対する自分の意見をまとめました。 ・学習許可してないイラストも学習しており、時折特定の人のイラストに酷似した生成 AIイラストが出てしまう。 →学習元が明確で健全な生成 AIが将来出ることを望む絵描きは多い。自分も望んでいる。 ・生成AIによって絵描きの仕事が奪われる →淘汰は仕方ない。その分生成 AI絡みの案件も増えている ・生成AIの話題を公で出しづらく意見が言えない →りゅっちは会話ベースでは意見を言うが、文章には残さないというルール ・一生懸命技術を磨いた画力をボタンひとつで簡単に抜かれるのが心理的にきつい →産業革命に似ていると思う。職人が作る服よりも機械が作る服の方がコスパもクオリティも高い。 なので、個々の絵描きは AI共存の新時代に突入したので、 自分の売り方を再検討した方が良いフェーズにあると思う。