科学が教える自分も相手も ハッピーになる コミュニケーション①

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June 23, 26

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サイエンスコミュニケーションの学び

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何卒よろしくお願い申し上げます。 一流のIT研修講師を目指し、日々研鑽を続けております。 本資料は外部公開用としてご提供するものです。

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各ページのテキスト
1.

うさうさ研修工房 🐰 科学が教える 自分も相手も ハッピーになる コミュニケーション 認識ずれゼロ ✕ 傾聴ストレスゼロ ✕ 心理的安全性最大化 査読論文エビデンスベース

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01 | なぜ「すれ違い」は起きるのか 透明性の錯覚 言語の曖昧性 確証バイアス Illusion of Transparency Linguistic Ambiguity Confirmation Bias 自分の意図・感情は「相手に伝わって いる」と過信する認知バイアス。実際 には伝わっていないことが多い。 同じ言葉でも話者・聞き手の文脈で意 味は大きく変わる。特に日本語は高コ ンテキスト文化で誤解率が上昇。 相手の発言を「自分の既存の理解」に 合うよう解釈してしまう。メッセージが 歪んで受信される根本原因。 Gilovich et al., 1998 Journal of Personality and Social Psychology Hall, 1976 / Gudykunst et al., 1996 Cross-Cultural Research Nickerson, 1998 Review of General Psychology

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02 | 認識ずれを防ぐ「言語化」の技術 Shared Mental Model 共有メンタルモデル チームや会話ペアが「同じ状況理解」を持っていることを Shared Mental Model(SMM)という。SMMが高いペアほ ど、コミュニケーションエラーが減り、パフォーマンスが向 上することが多数の研究で証明されている。 Mathieu et al. (2000) Journal of Applied Psychology 確認質問で「理解」を見える化 「〜という理解でよいですか?」と明示的に確認。相手の 解釈を引き出す。 要約返し(パラフレーズ) 相手の言葉を「つまり〜ということですね」と自分の言葉 で返す。誤解を即座に発見できる。 具体例・数字・図で補完 抽象表現を必ず具体(例・数値・図解)とセットにする。認 知負荷を下げ記憶定着を高める。

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03 | 傾聴の科学 ── 負担なく「聴く」技術 25% 人は話の75%を「聞き流している」(Husman & Lahiff, 1976)。 しかし良質な傾聴はそれを変える。 SHARE 傾聴モデル(科学的根拠ベース) 実際に記憶される 会話の割合 S H A R E Silence Head-nod Ask open Reflect Empathize 話の途中で口を挟まな い。沈黙を怖れない。沈 黙は思考の証拠。 うなずきなど非言語シグ ナルで「聴いている」を示 す。安心感を与える。 「どう思いましたか?」など 開放型質問で相手を深掘 り。評価は後回し。 感情を「〜と感じているん ですね」と言語化して返す (感情反射)。 判断・解決提案を急が ず、相手の立場に立つ共 感姿勢を最後まで維持。 Adapted from: Rogers & Farson (1957) Active Listening; Gordon (1970) Parent Effectiveness Training

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04 | 心理的安全性が「話しやすさ」を科学する “ チームメンバーが対人リスクを恐れずに自由に発言・質問・提案できるという 共有された信念が、高業績チームの最大の予測因子である ” Edmondson, A. C. (1999). Psychological Safety and Learning Behavior in Work Teams. Administrative Science Quarterly, 44(2), 350-383. まず自分が弱さを見せる 質問を歓迎する文化をつくる 失敗を「学習データ」と再定義 リーダー・先輩が「分からない」「間違えた」と 口にすることで心理的安全性が伝播する。 (Edmondson, 2018) 「良い質問ですね」ではなく「教えてくれてあり がとう」——指摘・質問への感謝の言語化が 鍵。 Dweck (2006) の Growth Mindset 研究:失 敗をプロセス情報として扱うフィードバック文 化が心理的安全性を強化する。

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05 | 自分をハッピーに保つ:感情調整の科学 Cognitive Reappraisal 認知的再評価 アサーティブ・コミュニケーション 自分の権利・感情を尊重しつつ相手も尊重する表現スタイル。 攻撃でも服従でもない「第 3の道」。 感情を「抑圧」するのではなく、状況の「解釈」を変える技術。 Gross (1998) の研究では、Cognitive Reappraisal は人間関 係・幸福感・パフォーマンスを全て向上させ、感情抑圧 (Suppression)より遥かに効果的であることが示された。 Gross, J. J. (1998) Antecedent- and Response-Focused Emotion Regulation Journal of Personality and Social Psychology, 74(1), 224-237. I-Message 「私は〜と感じた」で伝える DESC法 D:描写→E:感情→S:提案→C:結果 💢 この人は私を批判してい る → 🌱 フィードバックをくれている 😰 失敗してしまった → 📊 次に活かせる学習データ だ 😤 話が通じない → 🔍 相手の文脈を理解しきれ ていない ノーと言う権利 断る理由を長々説明しない。短く誠実に。

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まとめ | 今日から使う 5つの実践原則 1 確認質問を口癖にする 2 聴くとき解決策を急がない 3 自己開示でモデルを見せる 「〜という理解でよいですか?」を毎回入れ る。Shared Mental Modelを即時同期。 SHAREモデルでまずSilence & Reflect。 評価・提案は「要望ありますか?」の後に。 「分からない・間違えた」を先に言う。心理 的安全性は伝播する。(Edmondson) 4 感情は解釈を変えて調整する 5 I-Message + DESC で自己主張 抑圧ではなく Cognitive Reappraisal。状況の意味を書き換えるだ けで感情が変わる。 「私は〜と感じた」+描写・感情・提案・結果の順に。攻撃でも服従で もなく。

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面白きこともなき世を面白く コミュニケーションは スキルであり、科学だ。 今日から1つだけ、試してみてください。 うさうさ研修工房 🐰 | Science-Based Training 主要参考文献:Gilovich et al. (1998) JPSP | Edmondson (1999) ASQ | Gross (1998) JPSP | Mathieu et al. (2000) JAP | Nickerson (1998) Rev.Gen.Psych | Bower & Bower (1976)