勉強会_AIでジェネレーター_中堅向け_石黒友季子_20260524

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May 24, 26

#ai

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何卒よろしくお願い申し上げます。 一流のIT研修講師を目指し、日々研鑽を続けております。 本資料は外部公開用としてご提供するものです。

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各ページのテキスト
1.

勉強会 / 中堅向け AIを相棒に、ツール群を 束ねて設計する ~ 単発ツールを「壊れにくく」統合し、AIで保守し続ける ~ 対象:単機能ツールは作れる、設計・保守の型を持ちたい中堅エンジニア 面白きこともなき世を面白く 石黒友季子

2.

ORIENTATION 今日のゴールと前提 ゴール 前提(できている想定) 素のJS/HTMLで小さな道具は作れる • 複数ツールを1つに統合する設計を描ける AIに依頼してコードを得た経験がある • 壊れやすい所を“不変条件”に変えられる • AIにテストを層で回させられる 『分・形・完・格』は既知 ※未習なら新人編を先に。

3.

PROBLEM あるある:単発ツールが増えて散らかる バラバラに配布 重複コード 保守が個人依存 どれが最新か分からない 似た処理が各ツールに散る 作った人しか直せない 「便利な道具が増えるほど散らかる」。これを設計で解く回です。

4.

GOAL ゴール像:複数ツールを1つに束ねる 外殻(本棚)=目次・切替・共通機能 ツールA ツールB ツールC 配布は1ファイル。共通機能は外殻に集約。各ツールは独立を保つ。 … N個

5.

ARCHITECTURE 原則:iframe/srcdoc で“文書ごと”隔離 統合で必ず起きる干渉を、境界そのもので断つ CSS汚染 名前衝突 状態リーク スタイルが混ざる 同名関数がぶつかる 入力が漏れ出す 各ツールを iframe の srcdoc に丸ごと入れる → 文書が別=window が別。 スタイル・名前空間・状態が境界の内側で閉じる。

6.

CONVENTION 共通ユーティリティ層で“同じ書き味”に 全ツールで同じ名前・同じ責務の小関数を持つ v(id) … 入力を取得(trim付き) lines(id) … 入力を1行ずつ配列化(空行除く) esc(s) … 画面表示前のエスケープ setOut() … 出力欄へ結果を流し込む 30個あっても“1個分の知識”で読める。AIに頼むときも『この規約で』と渡せる。

7.

AI ① 大きなタスクは“分解して”投げる 丸投げ 分解して投げる 「ツール30個を統合して」 ①外殻の骨組み →②1ツール埋め込み →③切替 → → 巨大すぎて検証も修正も困難 ④検証 各段で動作を確認しながら積む

8.

AI ② 壊れを“不変条件”で防ぐ iframe = switchMode = タブ = 目次 「ツールを1個足したら、この5つの集合が一致するか」をAIに毎回チェックさせる 人もAIも漏らす。だが「集合の差分」なら機械的に検出できる=壊れを設計で防ぐ。 = リサイズ

9.

EXTEND ツール追加の“5点セット” ① 目次に項目追加 ② 切替にトグル追加 ③ タブ定義追加 ④ リサイズ配列に追加 ⑤ iframe本体を挿入 1セットで更新 → 直後に⑧の不変条件チェック。AIに手順ごと渡すと安全。

10.

DATA データ境界を設計する(送信しない) 入力 加工(esc/整形) この外に出さない (外殻は通信ゼロ) 出力(readonly) 保存(ファイル) 外部送信は『明示的に足した時だけ』。既定で送らない設計が、安心して配れる前提。

11.

TEST AIに“層で”テストを回させる ①単体 ②結合 ③ホワイト ④ブラック ⑤実描画 ⑥E2E ⑦監査 構文・部品 整合(不変条件) 内部ロジック 外から操作 ブラウザ 通し操作 依存・送信 AIに『この7工程で検証し、ログを出して、エラーは直して』と頼むと、検証が再現できる。

12.

HONESTY 正直に切り分ける(中堅の責任) AIが『NG』と言った/『直した』と言った 鵜呑みにせず、原因を自分で切り分ける。 (NGがテストコード側の問題、ということも実際にある) AIの出力を最終確認するのは人間。中堅の価値はここに出る。

13.

演習(30分) 既存2ツールを統合する設計を描く 1 統合する2ツールを選ぶ 5分 2 外殻の責務を書き出す(目次/切替/共通) 10分 3 5点セットで追加手順を書く 10分 4 不変条件チェック項目を1つ書く 5分

14.

WORKSHEET 不変条件チェックリスト(自作) 自分の統合ツールで「追加時に必ず一致すべき集合」を書き出そう。 集合 ____________ が一致する(差分0) 集合 ____________ が一致する(差分0) 集合 ____________ が一致する(差分0) 集合 ____________ が一致する(差分0) 集合 ____________ が一致する(差分0)

15.

REVIEW 後輩に渡すときのレビュー観点 独立しているか 各ツールが他に依存していないか 規約に沿うか 共通関数の命名・責務が揃っているか 送信境界は明示か 外部送信の有無が分かるか

16.

中堅としての肝 「AIに任せる所」と「人が確かめる所」を 設計で分ける。 お疲れさまでした。面白きこともなき世を面白く