2009年にISOとかPDCAについて語る40代飲み会をしたときのメモ

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September 30, 22

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2009年にISOとかPDCAについて語る40代飲み会をしたときのメモ

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各ページのテキスト
1.

ISO40飲み会資料 ※2009年に飲み会をしたときに作ったメモ。 ※40は年齢らしいぞ。 ○仮説1 - BSI○○はイギリスの風土が生んだ規格じゃないか? ------ISO9001、ISO27001、等は、BSIが大元。 英国の事情 海運国家 大航海時代を生き抜いてきた 海運はリスクが伴なう リスクは損害保険でカバーする 保険金額を算出 リスク値の計算方法が発達 航海には資金が必要 資金調達の方法の発達 いかに投資家からお金を集めるか? 投資家への事業説明は必須 貴族と使用人の関係 雇用関係が明白 使用人も階層化されている 植民地経営のノウハウ 考え方が異なる人々をどう教育するか? 教育ノウハウの発達 ===> これらの背景を知ると理解しやすい? 典型的なロール [貴族(投資家)] | +------[監査人] | [経営者] | +------[監査人] | [管理者] | [労働者]

2.

貴族の考え お金を儲けたい 仲間の貴族に自分の投資先を自慢したい --> 収益性が高く、説明がうまい会社に投資する でもこの会社大丈夫かなあ??? --> 監査人に大丈夫か確認 経営者の考え 貴族から沢山投資して欲しい --> 説明材料が欲しい --> 説明材料を作る仕事もする --> 監査人に依頼することで説明を強化 管理者にきちんと働いて欲しい (管理者には、ミッションとリソースを割りあてている) --> でも管理者はちゃんと働いてるの? --> 監査人に大丈夫か確認 ※ポイント 監査人がいなくても業務は回る!! そもそもが性悪説ベース。 PDCAの成果物は、経営者が欲しいもの。 経営者が、これだけの成果を上げています、という材料を、投資家に見せるために必要。 P: 管理者が与えられたリソースを元に計画を立てる D: 管理者、労働者が実行、成果物完成 C: 監査人がチェック A: DとCの結果を元に対応すべきことを経営者が決める。 具体的にはリソースの割り当て。 ○仮説2 - 日本はPDCAが向かないんじゃない? ------正直が美徳。性悪説は人間関係を悪くする。和重要。 会社はみんなのもの。投資家のものじゃない。 仕事はみんなでするもの。助けあいが基本。 --> なあなあな風土には、監査、という文化は馴染みにくい --> 投資家はそれほどガツガツしていない。投資家=経営者なことが多い。 --> 説明がいらない。 危機意識はみんなある。 改善したい、意識はみんなある。

3.

そこで PDS P: みんなで計画を立てて意識を共有 D: みんなで実行 S: みんなで結果を確認 管理者が命令したとしても、みんなの意識が合わないと、動かないのが日本。 でも、みんなの意識が合えば、みんなで動ける。 弱点は、悪いやつがいると崩壊することか??? 悪いやつは「予防」で対処するのが日本的??? ○仮説3 - 日本でPDCAをする方法 ------S を CA に分割する。 仕事はみんなでするもの。助けあいが基本。 --> この考えが多分監査の妨げになる。 ゲーム化する? 監査を問題を発見するゲーム、とみなす 笑顔で監査 攻守を定期的に交代させる