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June 18, 26
スライド概要
JANOG57.5 Interim MeetingのLT資料
Claude Codeに、仮想化基盤上でインストールやデータ投入が大変そうなシステムを構築してもらった話
以下のシステムをセットアップしてみた
- Prometheus + Grafana + Blackbox + Loki
- NetBox (+ Shumoku)
- containerlab
- OpenStack(DevStack)
https://janog.connpass.com/event/392616/
SlideShareが使いにくくなってしまったのでこちらに全部移してみた。 - 勉強会で使った資料 - イベントでの登壇資料 等を中心に上げてあります。
仮想化基盤の管理者権限を Claude Code に与えてみると 何ができるか 2026-06-19 JANOG57.5 Interim Meeting 資料 佐々木 健
会場に質問 ● 生成AI使ってる? ● ClaudeCode とか Codex とか使ってる? ● ● ClaudeCodeでサーバオペレーションとかネッ トワークオペレーションさせたことある? もう実運用で使ってる?
と思ったけどLTなので時間がない ● 手を上げてもらうと時間なくなっちゃう ● 5分ってきびしーよねー ● 懇親会でいろいろ話をしよー
今日のネタ ● バイブコーディング on サーバ仮想化基盤 ● サーバ構築を自然言語だけでやってみる
バイブコーディング ● ● プログラミング等の技術敵中身を意識せ ず、「こんな雰囲気(Vibe)のアプリを作っ て」「このバグ直して」と自然言語で指示を出 すだけで、AIに開発を丸投げして進めるスタ イル 他人事だと思ってない?
構築してもらうシステム ● Prometheus + Grafana + Blackbox + Loki ● NetBox (+ Shumoku) ● containerlab ● OpenStack(DevStack)
仮想化基盤(ThinkPad X395) ● 6年前のノートPCを再利用 ● ハードウェアスペック ● – CPU: AMD Ryzen 5 PRO 3500U – メモリ: 16GB – SSD: 512GB OS等 – Ubuntu 24.04.04 Server – ストレージはLVMでいくつかのパーティションに分割 – KVM、LXD、Dockerが動作可能 – 設定等はChatGPTに言われるがままに作った
役割分担 ● ● 人間がやること – ClaudeCodeが仮想化基盤にログインできるようにする – ClaudeCodeに日本語で指示 – OKと言い続ける – 動作確認、できてなかったら文句を言う ClaudeCodeがやること – それ以外全部
Prometheus + Grafana + Blackbox + Loki ● ナウでヤングな監視システム ● それぞれの役割 – Prometheus : メトリクス収集(数値データ) – Grafana : 可視化・ダッシュボード – Blackbox Exporter : 外形監視(Ping、HTTP監視など) – Loki : ログ収集・検索 ● 設定ファイルはYANGとかINIとか ● 設定はわりと面倒臭くて、トラブルシュートも面倒
依頼内容 ● サーバの監視したいんだけど何がいい? ● じゃあ、Prometheusで設定して ● pingとかの監視もして ● ハードウェア監視もしたい ● ログ収集もして ● ダッシュボードを作って
感想 ● ● 面倒な設定をまったく書かずになんでもやってくれる!!、すごい!!、 人間がやるより速いぞ ちょいちょいハマったり間違ったりする – だいたい自分で気付いて自分で修正する – 人間からのつっこみ待ちのこともある ● ダッシュボードができてないじゃん ● ログが全然収集できてないじゃん ● ハードウェアステータス取れてないじゃん
NetBox (+ Shumoku) ● NetBox – ● Shumoku – ● IPアドレス、ラック、機器、ケーブル接続などのインフラ情報 を一元管理するためのDCIM(データセンターインフラ管 理)・IPAM(IPアドレス管理)ツール NetBoxの情報を元に配線を可視化してくれるツール インストールは簡単なんだけど、データの登録や更新がとても面 倒、ほんとに面倒
依頼内容 ● ● ● NetBox環境を作って この環境でデモしたいので、機器のテンプ レートをGitHubから拾ってきてインストールし て、デモできるようなデータも入れて Shumokuという配線可視化ツールがあるので インストールして、見えるようにして
感想 面倒な登録作業とかも全部やってくれてすごい!! – 登録のためのスクリプトとかも自前で作ってた ● 雑な指示でもそれっぽいものを用意してくれて楽ちん ● ハマっても自力で解決してくれてスゴイ – Shumokuは配線情報が必要 ● 最初のデモ環境は接続情報はあるけど配線は使ってな かった ● 自力で配線をするようにデータ追加と変更をしてくれ た ●
containerlab ● Dockerコンテナを使って、ルータやスイッチの 仮想ネットワークをトポロジー定義から簡単に 構築・実験できるネットワークエミュレーション ツール ● 各種ベンダのDockerイメージが動く ● 教育や実験でとても便利
依頼内容 ● containerlabの環境を作って ● BGPの学習環境を作って – ルータはFRRで、あんまりメモリないし
感想 ● 雑な指示なのにそれっぽい環境を作ってくれた ● 操作方法、学習コンテンツ、も作ってくれた ● ネットワーク機器も普通にいじれるぞ ● 設定ファイルを手元で作ってから仮想化基盤上 にrsyncするとか、お仕事の仕方もちゃんとして る
OpenStack(DevStack) ● OpenStack – ● サーバ、ネットワーク、ストレージなどのインフラリソースをAPI で統合管理し、パブリッククラウドのように提供できるオープン ソースのIaaS基盤 DevStack – 1台のサーバ上でOpenStack環境を作る検証学習環境 ● インストールがとても大変、設定もとても大変 ● そしてだいたいちゃんと動かない!!!!
依頼内容 ● OpenStackの環境を1台のVMの上に作って ● DevStackがいいの?じゃそれで
感想 ● ● ● ● ちゃんとインストールできてすごい 人間と同じようにハマるけどログを確認したりしな がら自力で解決してくれる コンソールが動かなかったのも自力でなんとか解 決してくれたよ ドキュメントもちゃんと作ってくれて人間より偉いか も
まとめ ● ClaudeCodeすごい ● 人間がちまちま頑張る時代は終わったかも ● 今回は素のClaudeCodeで作業をしたけど、 工夫するともっといろいろ便利にオペレーショ ンできそう
想定質問と回答1 ● あまりにもなんでもできるけど危なくない? – ハーネスエンジニアリングがんばろー ● むずかしそうだけどそんなことない? – 素のClaudeCodeをいじるだけならとても簡単 ● 課金大丈夫? – 素でいじる分には意外と減らない、今回のぐらいなら Pro Planでも余る
想定質問と回答2 ● なんでこのスライドはAIを使ってないの? – AIを使うとハイクオリティになっちゃう – 低クオリティ、喜怒哀楽多め、みたいな資料 作成は苦手 – 真似はできるけど、なんかちょっと違う – 人間らしい雑で緩いスライドは人間が作ろう
将来はどうなるの? ● ハーネスの次はループだ!! – ● 動きが早すぎてたのしー AI活用でなんか仕事量が増えてる気がするんだけど、、、 – コンパイラの高速化の時と一緒かなあ – 大量に生成されるドキュメントやシステムをチェックするのは最終的にチェックするの は人間 – チェックするシステムを作っても、そのシステムをチェックするのは人間 – 全然楽にはならない、ということは、お仕事もなくなる気がしない – まあとりあえず楽しみながらがんばろー – 未来の裏側を作りたいという人がいたら教えて、きみきみいい身体してるね〜
おしまい 続きは懇親会で