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May 27, 23
スライド概要
Tokyo HoloLens ミートアップ vol.33登壇資料。
MRTK3とSnapdragon Spaces SDKについての調査報告。
実際の環境設定については以下のサイトで公開中。
https://zenn.dev/miyaura/articles/7b82d2e99d1c0f
ICT業界でソフトウェアエンジニア/アプリケーションアーキテクトを担当。 社内ではXR関連技術に関する啓もう活動や技術支援に従事。 業務の傍ら、XR(特にMixed Reality領域)についての開発技術の調査、開発などを行っています。 また、「大阪駆動開発」コミュニティ所属しており、日々の調査で得た知見はコミュニティを通して情報発信を行っています。
MRTK3をLenovoのThink Reality A3上で動かす Snapdragon Spaces SDKの紹介 2023/05 Tokyo HoloLens ミートアップ vol.33 takabrz1 Takahiro Miyaura
Microsoft MVP for Mixed Reality 2018-2023 某会社でSE(最近は技術を広める活動多め)≒ XRは趣味です 宮浦 恭弘 (Miyaura Takahiro) ○ 大阪駆動開発(とHolomagicians)コミュニティに生息 ○ HoloLens日本販売してからxR系技術に取組む ○ 最近は・・・ ○ Snapdragon Spacesまわりとか ○ Mixed Reality Toolkit 3と戯れている。 ○ 新しい技術や、MRに使えそうな技術を調べる 技術Tips : https://qiita.com/miyaura https://zenn.dev/miyaura @takabrz1 ※よかったらこれを機にお知り合いになってください
ICE Break これまでの経緯‥等 2023/05/27 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 3
なぜ岩本さんと? これまでの経緯‥等 2023/05/27 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 4
きっかけ Qualcomm Snapdragon サミットで ○MRTK3のプロジェクトチームが登壇 ○Think Reality A3でデモ さわってみたいなぁ オンライン配信はMRTK3のみでしたが 今は全セッションアーカイブ公開されてます。 https://www.youtube.com/watch?v=V1d_FRnU70g 2023/05/27 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 5
お正月に借りることができた 冬休みに宿題もらったのでやった 年末年始はみんなお仕事は休み Lenovo Think Reality A3を貸してくれた 2023/05/27 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 6
そして、買った えぇ、そうです 我慢できなかったので Lenovo Think Reality A3を手に入れて Snapdragon Spacesの調査環境整える。 2023/05/27 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 7
うっかりAndroid13にあげたら地獄をみた ←イマココ 録画するためのアプリが動かなくなった →実はやっちゃダメだったらしい 昨日奇跡のAndroid 13対応された →ただ、またいらないことをしてえらい目にあってる 検証機器としては使えるのが救いなんですが。。。 2023/05/27 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 8
以上 これまでの経緯‥等 2023/05/27 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 9
目次 ○導入 Snapdragon Spacesについて ○動向が気になる ○ ○確認と検証 MRTK3 + Snapdragon Spaces でプレーンな環境を作る ○そしてあれもやれことが分かった ○動作検証や仕組みを見ていた結果。。。 ○ ○得た知見 ○まとめ 2023/05/27 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 10
目次 ○導入 Snapdragon Spacesについて ○動向が気になる ○ ○確認と検証 MRTK3 + Snapdragon Spaces でプレーンな環境を作る ○そしてあれもやれことが分かった ○動作検証や仕組みを見ていた結果。。。 ○ ○得た知見 ○まとめ 2023/05/27 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 11
Snapdragon Spacesについて 名前から想像される通りのクアルコムが手掛けるサービス マートフォン接続のARグラスのデバイス設計、ARグラス向け3Dアプリケーション 開発・商用化を支援するプラットフォーム 基本機能 ○ Positional Tracking 操作系 ○ Gaze Controller 環境(空間)認識 ○ Plane Detection ○ Local Spatial Anchors ○ Snapdragon Spaces Controller ○ Image Tracking ○ Hit Testing ○ Hand Tracking ○ 6DOFによる自己位置推定 ○ 現実空間との位置合わせ ○ 現実空間とのオクルージョン等 ○ 頭の向きでフォーカスや決定 ○ スマホを3DOFコントローラ化 ○ 平面検知 ○ 画像マーカー ○ ハンドトラッキング OpenXR準拠のランタイムと様々なOpenXR拡張機能として提供されている 2023/05/27 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 12
Snapdragon Spacesの操作系 今提供されているもの Snapdragon Spaces Controller or ハンドトラッキング 【 Snapdragon Spaces Controller】 ○ スマホのアプリとして起動する ○ スマホの傾き(3DOF)でカーソルを制御 ○ スマホの画面をタップすることで決定 ○ アプリ内でのメニュー表示用のボタンもある ○ なお、オレオレコントローラも開発可能 【Hand Tracking】 ○ センサーで手の動きをトラッキング ○ いくつかのジェスチャーでオブジェクトを操作 ○ Ray(手から光線)による遠隔操作も可能 Pinch Point Grab Open-Hand こういう系に慣れていないならスマホコントローラはいいかも 2023/05/27 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 13
Snapdragon Spaces 動向が気になる Mixed Reality Toolkitも使えるので見る機会が多い Snapdragon Spacesについてはいろいろな企業が気にしているように見える ○ Qualcommと現実世界のARをソフトウェア・ハードウェア両面からさらに加速(Nianticのニュース) https://nianticlabs.com/news/snapdragon-spaces?hl=ja 記事の中では以下のように記載されている • Niantic のLightshipビジュアルポジショニングシステム(VPS)が、2023年に開始される Qualcommの「Snapdragon Spaces」と連携 • 両社は屋外用ARヘッドセットのリファレンスデザインについての共通ビジョンを提示 - https://nianticlabs.com/news/snapdragon-spaces?hl=ja ○ Qualcomm and 7 Leading Global Operators Announce Plans to Leverage Snapdragon Spaces to Expand the Next Generation of Computing(Qualcomのニュース) https://www.qualcomm.com/news/releases/2023/02/qualcomm-and-7-leading-global-operators-announce-plans-to-levera 日本ではKDDIやNTTコノキューがSnapdragon Spaces関連で連携。デバイスの提供も視野に あるらしい。 2023/05/27 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 14
実際の映像 2023/05/27 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 15
Hand Trackingのサンプル 【カクツキはMiraCast用アプリが悪い!】 ○ 物体をつかむ動作が「OK」ジェスチャーなのが独特 ○ 人差し指だけ伸ばして親指と人差し指でつまむジェスチャーが多い。 学習モデルなどがまだ未熟かな。。。 ○ ハンドトラッキングの精度は良いが遅延が激しくある ○ 他の指を立てた状態でないとつまむ動作を推定できない? 2023/05/27 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 16
目次 ○導入 Snapdragon Spacesについて ○動向が気になる ○ ○確認と検証 MRTK3 + Snapdragon Spaces でプレーンな環境を作る ○そしてあれもやれることが分かった ○動作検証や仕組みを見ていた結果。。。 ○ ○得た知見 ○まとめ 2023/05/27 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 17
目次 ○導入 Snapdragon Spacesについて ○動向が気になる ○ ○確認と検証 MRTK3 + Snapdragon Spaces でプレーンな環境を作る ○そしてあれもやれることが分かった ○動作検証や仕組みを見ていた結果。。。 ○ ○得た知見 ○まとめ 2023/05/27 1. 2. 3. 4. 5. Mixed Reality Toolkitとは MRTK3と組み合わせたときのポイント (いけそうならここにMRTK3のセットアップ) Snapdragon Spaces コントローラを使う場合 ハンドトラッキングを使う場合 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 18
目次 ○導入 Snapdragon Spacesについて ○動向が気になる ○ ○確認と検証 MRTK3 + Snapdragon Spaces でプレーンな環境を作る ○そしてあれもやれることが分かった ○動作検証や仕組みを見ていた結果。。。 2. MRTK3と組み合わせたときのポイント ○ 3. (いけそうならここにMRTK3のセットアップ) 1. Mixed Reality Toolkitとは ○ ○まとめ 得た知見 2023/05/27 4. Snapdragon Spaces コントローラを使う場合 5. ハンドトラッキングを使う場合 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 19
説明の前に - Mixed Reality Toolkit とは Unity向けのOSSライブラリ Holotoolkit HoloLens向け ○Unity向け ○クロスプラットフォーム ○最新バージョンはV2.8.3 ✓基本コンポーネント ✓共通のインタラクション ✓UIコントロール ※Unreal向けのMRTKもあります ※実はBabylon.js版もあります ※Magic Leap 2拡張版もあります 2023/05/27 Mixed Reality Toolkit Windows Mixed Reality Devices対応 Mixed Reality Toolkit V2 HoloLens 1/2,VR Devices,Mobile AR… Mixed Reality Toolkit 3 New!!! Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 20
確認と検証 MRTK3 + Snapdragon Spaces でプレーンな環境を作る MRTK3と組み合わせたときのポイント ○ MRTK3の使い方はおおむね他デバイスと一緒 ○ 違うところはXR Plugin Managementの設定回り →Snapdragon Spaces用の設定が必要 ○ 入力系が特殊(ちょっとおもしろい) ○ Snapdragon Spacesコントローラ ○ ハンドトラッキング 2023/05/27 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 21
確認と検証 MRTK3 + Snapdragon Spaces でプレーンな環境を作る MRTK3の使い方はおおむね他デバイスと一緒 XR Plug-in Management MRTK3を使う時はMicrosoft OpenXR Pluginの設定を併用する 2023/05/27 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 22
確認と検証 MRTK3 + Snapdragon Spaces でプレーンな環境を作る MRTK3の使い方はおおむね他デバイスと一緒 MRTK3 Profile ハンドトラッキング利用時 は設定が必要 2023/05/27 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 23
目次 ○導入 Snapdragon Spacesについて ○動向が気になる ○ ○確認と検証 MRTK3 + Snapdragon Spaces でプレーンな環境を作る ○そしてあれもやれることが分かった ○動作検証や仕組みを見ていた結果。。。 2. MRTK3と組み合わせたときのポイント ○ 3. (いけそうならここにMRTK3のセットアップ) 1. Mixed Reality Toolkitとは ○ ○まとめ 得た知見 2023/05/27 4. Snapdragon Spaces コントローラを使う場合 5. ハンドトラッキングを使う場合 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 24
確認と検証 MRTK3 + Snapdragon Spaces でプレーンな環境を作る 手順は記事にしてありますよん 公式サイトにも手順あります MRTK3 Setup Guide – Snapdragon Spaces https://docs.spaces.qualcomm.com/unity/samples/prev iew/MRTK3SampleWinOnly.html Snapdragon Spaces V0.13.0 + MRTK3-pre.15の 開発環境構築(2023年5月版) https://zenn.dev/miyaura/articles/7b82d2e99d1c0f 2023/05/27 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 25
確認と検証 MRTK3 + Snapdragon Spaces でプレーンな環境を作る ライブラリ ○ Snapdragon Spaces v0.13.0 (SnapdragonSpaces SDK本体) ○ com.qualcomm.qcht.unity.interactions 4.0.0-pre.11 (SnapdragonSpaces ハンドトラッキング) ○ Mixed Reality Toolkit 3 Pre.15 ○ Mixed Reality OpenXR Plugin 1.7.2 ツール ○ Mixed Reality Feature Tool v1.0.2209.0 Preview (MicrosftのMixed Reality の色々セットアップツール) ○ Visual Studio 2022 ○ Unity Hub 3.4.2 ○ Unity 2021.3.16f1 ○ ○ 2023/05/27 Android Build Support一式 Packages ○ 関連パッケージ色々(自動で保管されるので。。。) Copyright © 2023 Takahiro Miyaura Microsoft Mixed Reality OpenXR Pluginは1.7.2以 下でないといかんのですよ。。。(後述) 26
確認と検証 MRTK3 + Snapdragon Spaces でプレーンな環境を作る Snapdragon Spaces コントローラを使う時 0. 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 2023/05/27 空Unityプロジェクト作る MRTK3セットアップ Snapdragon Spaces & Sampleインポート XR Plug-in Managementの調整 MRTK3の設定変更 MRTK XR Rigの変更 Snapdragon Spaces ControllerのInput Action追加 Device Pointerの作成(※Sampleから追加) Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 27
確認と検証 MRTK3 + Snapdragon Spaces でプレーンな環境を作る 1. MRTK3セットアップ Mixed Reality Feature Toolで設定 2023/05/27 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 28
確認と検証 MRTK3 + Snapdragon Spaces でプレーンな環境を作る 2. Snapdragon Spaces & Sampleインポート モジュールはダウンロードサイトから(v 0.13.0) https://spaces.qualcomm.com/sdk/ tgz指定で追加 ハンドトラッキング 使う時はこちらも サンプルのインポート これをインポート 2023/05/27 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 29
確認と検証 MRTK3 + Snapdragon Spaces でプレーンな環境を作る 3. XR Plug-in Managementの調整 以下のProfileを追加 • • Oculus Touch Controller Profile Microsoft Mixed Reality Motion Controller Profile Snapdragon Spacesの基本機能 2023/05/27 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 30
確認と検証 MRTK3 + Snapdragon Spaces でプレーンな環境を作る 4. MRTK3の設定変更 Device Pointerを利用するための設定 1.MRTK3の設定を変更(以下のチェックを外す) ○MRTK Hands Aggregator Subsystem ○Subsystem for Hand Synthesis ○メニューから[Edit]-[Project Settings]を開く 2023/05/27 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 31
確認と検証 MRTK3 + Snapdragon Spaces でプレーンな環境を作る 5. MRTK XR Rigの変更 MRTK XR RigをSnapdragon Spaces用に変更 ○Controllerの無効化 Companion Controllerを利用するために必要 Controllerの無効化 2023/05/27 ○MRTK RightHand Controller ○MRTK LeftHand Controller ○MRTK Gaze Controller Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 32
確認と検証 MRTK3 + Snapdragon Spaces でプレーンな環境を作る 6. Companion ControllerのInput Action追加 XRI(XR Interaction Toolkit)のAction追加 1.MRTK XR Rig内の以下のコンポーネントに追加 ○Input Action Managerコンポーネント ○Action Assets Input Action 追加 2023/05/27 ○Assets/Samples/Snapdragon Spaces/0.13.0/Core Samples /Shared Assets/Input Actions/Input Actions Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 33
確認と検証 MRTK3 + Snapdragon Spaces でプレーンな環境を作る 7. Device Pointerの作成(※サンプルから追加) Device Pointerの追加 1.Hierarchy内に以下のPrefabを追加 ○Device Pointer ○Assets/Samples/Snapdragon Spaces/0.9.0/Core Samples /Shared Assets/Prefabs/Interaction/Device Pointer Device Pointer追加 2023/05/27 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 34
確認と検証 MRTK3 + Snapdragon Spaces でプレーンな環境を作る Snapdragon Spaces コントローラ使ったObject Manipulator 2023/05/27 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 35
目次 ○導入 Snapdragon Spacesについて ○動向が気になる ○ ○確認と検証 MRTK3 + Snapdragon Spaces でプレーンな環境を作る ○そしてあれもやれることが分かった ○動作検証や仕組みを見ていた結果。。。 2. MRTK3と組み合わせたときのポイント ○ 3. (いけそうならここにMRTK3のセットアップ) 1. Mixed Reality Toolkitとは ○ ○まとめ 得た知見 2023/05/27 4. Snapdragon Spaces コントローラを使う場合 5. ハンドトラッキングを使う場合 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 36
確認と検証 MRTK3 + Snapdragon Spaces でプレーンな環境を作る ちなみにハンドトラッキングを使う時 0. 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 2023/05/27 空Unityプロジェクト作る MRTK3セットアップ Snapdragon Spaces & Sampleインポート XR Plug-in Managementの調整 MRTK3の設定変更 MRTK XR Rigの変更 Snapdragon Spaces ControllerのInput Action追加 Device Pointerの作成(※Sampleから追加) Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 37
確認と検証 MRTK3 + Snapdragon Spaces でプレーンな環境を作る 2. XR Plug-in Managementの調整 空にする Snapdragon Spaces用のハンドトラッキング Microsoft OpenXR Plugin用のハンドトラッキング 両方を有効化 2023/05/27 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 38
確認と検証 MRTK3 + Snapdragon Spaces でプレーンな環境を作る 3. MRTK3の設定変更 ハンドトラッキングを有効化する設定 1.MRTK3の設定を変更(以下のチェック) ○MRTK Hands Aggregator Subsystem ○Subsystem for OpenXR API ○Subsystem for Synthesis ○メニューから[Edit]-[Project Settings]を開く 2023/05/27 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 39
確認と検証 MRTK3 + Snapdragon Spaces でプレーンな環境を作る ハンドトラッキング使ったObject Manipulator 2023/05/27 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 40
目次 ○導入 Snapdragon Spacesについて ○動向が気になる ○ ○確認と検証 MRTK3 + Snapdragon Spaces でプレーンな環境を作る ○そしてあれもやれることが分かった ○動作検証や仕組みを見ていた結果。。。 ○ ○得た知見 ○まとめ 2023/05/27 2つあるよ! Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 41
その1 takabrz1 2023/05/27 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura Takahiro Miyaura 42
確認と検証 そしてあれもやれることがわかった – その1 殆どが設定で済むので。。。 ちょちょいといじれば あれもやれるのでは。。。 2023/05/27 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 43
あれ = MRTK V2 takabrz1 2023/05/27 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura Takahiro Miyaura 44
確認と検証 そしてあれもやれることが分かった - その1 MRTKV2の HandInteractionExamples MRTK3の HandInteractionExamples Data Providerの実装は必要 大半はHoloLens 2のOpenXR用の部品で代用できる不思議 2023/05/27 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 45
その2 takabrz1 2023/05/27 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura Takahiro Miyaura 46
確認と検証 そしてあれもやれることが分かった - その2 入力系が特殊(ちょっとおもしろい) スマホ, ハンドトラッキングを入力にできるんですが。。。 OpenXR Controller Profileとのコンフリクトにより、Snapdragon Spaces Controllerと両手から同時にレイキャストすることは現時点ではできません。 そのため、2つのオプションが用意されています。 1.MRTK3の左手ハンドトラッキングを無効化 2.Snapdragon Spaces Controllerを無効化 2023/05/27 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 47
確認と検証 そしてあれもやれることが分かった - その2 入力系が特殊(ちょっとおもしろい) スマホ, ハンドトラッキングを入力にできるんですが。。。 OpenXR Controller Profileとのコンフリクトにより、Snapdragon Spaces Controllerと両手から同時にレイキャストすることは現時点ではできません。 そのため、2つのオプションが用意されています。 1.MRTK3の左手ハンドトラッキングを無効化 2.Snapdragon Spaces Controllerを無効化 2023/05/27 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 48
確認と検証 そしてあれもやれることが分かった - その2 入力系が特殊(ちょっとおもしろい) スマホ, ハンドトラッキングを入力にできるんですが。。。 1.MRTK3の左手ハンドトラッキングを無効化 2.Snapdragon Spaces Controllerを無効化 コンフリクトするから左手を無効… つまり、右手ハンドトラッキング 左手Snapdragon Space コントローラを使える 2023/05/27 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 49
コントローラとハンドトラッキングの併用 これはこれで便利かも MRTK3 簡単なハイブリッド操作の検証 手のひら返しでメニュー表示 & コントローラのタッチパッドで操作 2023/05/27 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 50
目次 ○導入 Snapdragon Spacesについて ○動向が気になる ○ ○確認と検証 MRTK3 + Snapdragon Spaces でプレーンな環境を作る ○そしてあれもやれることが分かった ○動作検証や仕組みを見ていた結果。。。 ○ ○得た知見 ○まとめ 2023/05/27 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 51
得た知見 Microsoft Mixed Reality OpenXR Plugin 2023/05/27 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 52
応がなくなる。 作をベースにMeta Quest 向けにAndroidサポートしてる 得た知見 Microsoft Mixed Reality OpenXR Plugin Microsoft OpenXR Pluginの構造みてみる Android用のRuntime! 元はMeta Quest用? Snapdragon SpacesのMRTK対応はこのRuntimeを 流用して実現していそう UWP用のRuntime この辺りはHoloLens用 Win用のRuntime デスクトップPC用? 2023/05/27 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 53
得た知見 Microsoft Mixed Reality OpenXR Plugin Snapdragon Spaces + MRTK連携時は Microsoft OpenXR Plugin経由で動いている Snapdragon Spaces のハンドトラッキング Hand Tracking Microsoft OpenXR Plugin Snapdragon Spaces コントローラ Windows Mixed Reality Motion Controller MRTKシリーズ MRTK側は・・・ HoloLens 2のハンドトラッキングや Windows Mixed Reality デバイスのコントローラとして認識 2023/05/27 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 54
だったんですけどね。。。 2023/05/27 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 55
Microsoft Mixed Reality OpenXR Pluginのgithub調べてるときに… 最新版でAndroidサポートがパージされてた Microsoft Mixed Reality OpenXR Plugin V1.8.0 ○ 最新版でAndroidサポートがなくなった。。。 Quest関連の機能もこのライブラリはサポートしていた ○今まではMeta ○Adnroid系はUnityとかMetaのライブラリを使ってねということに。。。 Snapdragon SpacesとMRTKシリーズの連携は Microsoft Mixed Reality OpenXR Plugin V1.7.2まで Snapdragon SpacesのDiscord見てるとこの事実はすでに認識済みで Mixed Reality OpenXR Plugin に変わる手段の取組みは進めているそうです 2023/05/27 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 56
目次 ○導入 Snapdragon Spacesについて ○動向が気になる ○ ○確認と検証 MRTK3 + Snapdragon Spaces でプレーンな環境を作る ○そしてあれもやれることが分かった ○動作検証や仕組みを見ていた結果。。。 ○ ○得た知見 ○まとめ 2023/05/27 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 57
まとめ ○ Snapdragon Spaceプラットフォームについて ✓ Nianticはじめ色々な企業が興味を示している? ✓ ARグラスの標準的なプラットフォームとかなったりして。。。 ○ SDKについてはまだまだこれからかな ✓ 最初の頃のHoloLensのイメージが再来してる自分 ✓ 例えば、動画撮るとコンテンツとカメラ映像ずれてるとかw ✓ Think Reality A3 ✓ 装着感やコンテンツの見え方はいいです(個人的には) ✓ 現時点ではエンタープライズ用なので個人ではわりと人柱風になるw 眼鏡形状で装着感などを考えると業務用途ではよさそう 2023/05/27 Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 58
大阪駆動開発 関西を中心に、IT系のおもしろそうなことを 楽しんでやるコミュニティ 2023/05/27Copyright © 2023 Takahiro Miyaura 59