コンサマトリー大全

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January 17, 24

スライド概要

コンサマトリーという概念から色々考えてみたものをまとめてみました.

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koya kimura / creative coder / p5js / おもしろいものがすきです.

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関連スライド

各ページのテキスト
1.

コンサマトリー大全 きむらこうや

2.

0-はじめに

3.

注: ➔ 定義が厳しくはありません. ➔ 一部論理が崩れめな箇所があります. ➔ わかりやすく伝えることよりも伝え切ることに重きをおいています.

4.

1-コンサマトリーとは

5.

コンサマトリーとは...??

6.

What is Consummatory ? 未来における目標実現のために 邁進するのではなく、 今現在に関心を焦点化し それが満ち足りることを 重視する価値志向を表す言葉 今日の日本の若者のコンサマトリー意識 より 社会学者 : タルコットパーソンズ

7.

Consummatory VS Instrumental

8.

What is Instrumental ? その行為は別の目的のための 手段であり、それだけでは 欲求が満たされないようなことを 重視する価値志向を表す言葉 ものづくりドットコム より

9.

Consummatory Instrumental ▷ サッカーをすることが目的 ▷ 全国大会に行くことが目的

10.

Consummatory ▷ 撮ることが目的 Instrumental ▷ SNSでの反応が目的

11.

Consummatory ▷ コードを書くことが目的 Instrumental ▷ 活躍する・技術が高くなることが目的

12.

コンサマトリーとは...??

13.

- 今したいという欲望に従って行動したい - 反対にインストゥルメンタルは未来に目的を持つ

14.

2-個人的な歴史

15.

2021.7 ~ 作品にどうやって自信を持つかの問題

16.

Like Like Like Like Like Like Like Like Like Like Like Like Like Like Like Like Like Like 承認欲求 Like Like Like Like Like Like Like Like Like Like Like Like Like Like Like Like Like Like

17.

承認欲求 が 人から良いと思われるか 怪しいものに対して 発信を抑制していた

18.

技術レベルが低くても 万人から良いと思われるという確証がなくとも 自分が好きだと思えるならOKとする

19.

→ コーディングの行為そのものが好きになる.

20.

→ コーディングの行為そのものが好きになる. 仮説: 承認欲求で競争的な強迫観念などもあったのが 取り払われて、行為そのものに豊かさを感じられた.

21.

consummatory creative coding

22.

!!! ここからが中心的なことなのですが、 内容が多すぎて一部省いているので スピードが上がります

23.

3-社会的な動き

24.

“コンサマトリー” は、 いかにビジネス的価値を産めるか 「未来」ではなく「今」を志向し、「目的」ではなく「楽しさ」に没頭する コンサマトリー。この概念は、これまで否定的にも見られてきた「現在を楽 しむ」ことを肯定的に捉える。そんなコンサマトリーな状態を「個人」のみ ならず「集団」に広げることができれば、ビジネス領域への応用も可能では ないだろうか。 注目され始めたばかりの『コンサマトリー』という言葉を、登壇者の得意分 野や経験から解釈したこのセッション。高い集中力や学習能力を発揮できる コンサマトリー状態を、個人だけでなくチームで生み出せればその可能性は 「今」と「未来」は二項対立ではない。“コンサマトリー” は、いかにビジネス的価値を産めるか 大きく広がる。

25.

「〜をしたい」というものを 見つけることが大事なんじゃないかな そういえば先日京都の祇園祭に行ってきたんですよ。あれはまさに、効率化 とは真反対の取り組みですよね。1000年以上の歴史があるお祭りなのです が、それを現代でも続けている理由は、少なくとも何かを効率化をするため ではないですよね。それでも至高の価値があると。 私たち人間の直近300年ほど以前は、本当に動物的に毎日をなんとか生き延 びていた気がするんですよね。近代以降はたまたま自我について考えるよう になったわけであって、そのままの自我感でいくと、もしかしたら未来のテ クノロジー感とはミスマッチになってしまうかもしれませんね。 AI全盛時代における「人間のアイデンティティ」について暦本教授に話を聞いた

26.

➔ コンサマトリーが注目されている ➔ AIの発展によって加速する効率化に反抗する形

27.

4-私の考え

28.

01. 注釈 : 2つの概念はグラデーションである 02. コンサマトリーを重視したい流れ 03. インストゥルメンタルな視点は前提になる 04. みんなで協力することが大切

29.

01. 注釈 : 2つの概念はグラデーションである 02. コンサマトリーを重視したい流れ 03. インストゥルメンタルな視点は前提になる 04. みんなで協力することが大切

30.

01. 注釈 : 2つの概念はグラデーションである 02. コンサマトリーを重視したい流れ 03. インストゥルメンタルな視点は前提になる 04. みんなで協力することが大切

31.

注釈 : 2つの概念はグラデーションである

32.

➔ 具体例を考えてみる カラオケオールするか迷う夜から10年後の社会人まで 0 1h 1d 1m 10y

33.

➔ 具体例を考えてみる カラオケオールするか迷う夜から10年後の社会人まで 今はカラオケをするか迷う今だと認めたとしても、 今より先の未来は複数ある 今現在を100%のコンサマトリー、死ぬ時を100%のインストゥルメンタルとして、 時間軸的にその度合いはグラデーションがある

34.

そもそも、1つの事柄において純度100%とは限らない 直感的には, そこそこタメになって今したいことを認める感じ.

35.

01. 注釈 : 2つの概念はグラデーションである 02. コンサマトリーを重視したい流れ 03. インストゥルメンタルな視点は前提になる 04. みんなで協力することが大切

36.

コンサマトリーを重視したい流れ

37.

「〜をしたい」というものを 見つけることが大事なんじゃないかな そういえば先日京都の祇園祭に行ってきたんですよ。あれはまさに、効率化 とは真反対の取り組みですよね。1000年以上の歴史があるお祭りなのです が、それを現代でも続けている理由は、少なくとも何かを効率化をするため ではないですよね。それでも至高の価値があると。 私たち人間の直近300年ほど以前は、本当に動物的に毎日をなんとか生き延 びていた気がするんですよね。近代以降はたまたま自我について考えるよう になったわけであって、そのままの自我感でいくと、もしかしたら未来のテ クノロジー感とはミスマッチになってしまうかもしれませんね。 AI全盛時代における「人間のアイデンティティ」について暦本教授に話を聞いた

38.

Q AIの時代において、効率化しまくれば豊かに暮らせるのか? = 比較的インストゥルメンタルな方向性に見える

39.

A そもそもAIに限らず 効率化は豊かさをイマイチうまない これは正しいかというより、むしろ皆の直感的にも

40.

➔ 直感的だと思うので割愛しますが... 競争と豊かさについて 効率化 競争.(承認欲求).... あくまで現代の社会を 生きていくための 手段であるということに 留意すべき

41.

豊かに生きようと思うと、今やりたいこと、 ちょっと飛躍するなら、非合理なことに注力したい # 効率化や競争に縛られない生活

42.

01. 注釈 : 2つの概念はグラデーションである 02. コンサマトリーを重視したい流れ 03. インストゥルメンタルな視点は前提になる 04. みんなで協力することが大切

43.

インストゥルメンタルな視点は前提になる

44.

#vlog系 youtuber

45.

➔ vlog系のyoutuberになることはあっても憧れるな 社会的な見え方とのバランスを取る vlogを撮って、編集して、かつ豊かそうな生活をしている

46.

➔ vlog系のyoutuberになることはあっても憧れるな 社会的な見え方とのバランスを取る vlogを撮って、編集して、かつ豊かそうな生活をしている かなりハードワーク

47.

➔ vlog系のyoutuberになることはあっても憧れるな 社会的な見え方とのバランスを取る 豊かな生活だけを真似ていると、社会的な競争に負ける これは怠惰系のコンテンツでも同様

48.

うまく社会的な競争を乗り切って、効率良く切り抜けないと、 そもそもコンサマトリーに到達できない # 効率化や競争から逃れることはできない生活

49.

01. 注釈 : 2つの概念はグラデーションである 02. コンサマトリーを重視したい流れ 03. インストゥルメンタルな視点は前提になる 04. みんなで協力することが大切

50.

みんなで協力することが大切

51.

Q どう効率化するか?

52.

A1 みんなで協力して効率化のスピードをブーストする 三人よれば最強

53.

A2 コンサマトリーな営みをコンテンツ化して価値をうむ ちょっと危なめ.

54.

➔ みんなで協力して効率化のスピードをブーストする 大事なのは 0 から 1 の部分. ここは自らだけでは長い期間を要する.

55.

➔ みんなで協力して効率化のスピードをブーストする 大事なのは 0 から 1 の部分. ここは自らだけでは長い期間を要する. さすがに長くなってくるので省きますが... 知らないことを高められない、に尽きる

56.

➔ コンサマトリーな営みをコンテンツ化して価値をうむ これは周りにありがちなので思いつきやすい. しかし、これは元の意味(コンサマトリー)を忘れてしまいがち.

57.

➔ コンサマトリーな営みをコンテンツ化して価値をうむ これは周りにありがちなので思いつきやすい. しかし、これは元の意味(コンサマトリー)を忘れてしまいがち. 発信自体は脳死で行うべきと個人的に思いますが... 慎重には扱うべき.

58.

こんな感じで...

59.

死ぬ時に豊かな人生だと思えれば良いですね.

60.

死ぬ時に豊かな人生だと思えれば良いですね.

61.

インストゥルメンタル...??

62.

本当に大事なのはインストゥルメンタルか コンサマトリーかという問題では無い 考えるきっかけをくれるフレームワークでしかない.

63.

今の社会の状況で自らが豊かに生きる術を考えぬくこと

64.

結局、みんなで協力し合って、楽しくいこうという話.