LLM Wikiでナレッジグラフのナレッジベースを作ってみた

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April 27, 26

スライド概要

第9回ナレッジグラフ勉強会(2026/04/26)
https://kg-wakate.connpass.com/event/390156/

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ナレッジグラフ若手の会は、ナレッジグラフ関連の研究者の交流・情報交換の場です。 論文読み会やLT会、講演会などのイベントやオンラインでの知見の共有を行い、様々なドメインの研究者による「ナレッジグラフコミュニティ」の活性化を図っています。 年齢、組織、職種、在学の有無に関係なく、ナレッジグラフ関連分野に興味を持ち、若手の心を持った方のご参加を歓迎いたします。

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各ページのテキスト
1.

2026/04/26 第9回ナレッジグラフ勉強会 LLM Wikiでナレッジグラフの ナレッジベースを作ってみた 長野 伸一(ナレッジグラフ若手の会) 1

2.

LLM Wikiとは 元OpenAIのKarpathy氏が提唱した、AIエージェントを利用してナレッジベースを 自律的に構築・維持する手法 特徴 ● ● ● AIエージェントが資料などを読み込んでWikiとして構造化する 質問のたびに検索・要約することなく、整理されたナレッジを参照できる 質問すればするほど、AIエージェントによってナレッジが追加・修正される → ナレッジグラフ若手の会で進めている「スターターキット」(コミュニティの ナレッジ)の構築・維持に使えそう 2

3.

LLM Wiki の構成 新しい資料から ナレッジを取り 込み 元資料 PDF等 Inject 有用な回答は新しい ナレッジとして保存 Wiki Markdown ファイル群 Query 古い情報、 孤立ページ、 矛盾をチェック Lint ファイル LLM 行動指針 ユーザ操作 claude.md等 AIエージェント claude code等 3

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LLM Wiki の実行環境 利用したソフトウェア ● ● ● Claude Code pdftotext (Poppler) Obsidian フォルダ構成 claude.md # LLM Wiki ## Purpose ナレッジベース構築の目的 ## Folder Structure フォルダ構成 ## Ingest workflow 論文取り込みの手順 ## Page format Wikiページのフォーマット ## Citation rules ./ raw/ wiki/ claude.md 出典の記述ルール ## Question Answering 質問回答の手順 ## Lint 矛盾、孤立ページなどのチェック ## Rules 禁止事項など 4

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RAG、GraphRAG との比較 RAG GraphRAG LLM Wiki 目的 関連箇所を検索し、回答を 生成 関係性を探索し、回答を生 成 知識をWikiに蓄積しつつ、 回答を生成 知識表現 チャンク+ベクトル埋め込 み エンティティ+関係(グラ フ) Markdwonテキスト 探索手段 ベクトル類似度検索 グラフ探索 エージェント型探索(検索 +本文+リンク) 透明性 低(ベクトルは人間可読で ない) 中(グラフは参照可能だが 抽象化される) 高い(Markdownでそのまま 読める) 知識の寿命 揮発(検索のたびに生成) 揮発(検索のたびに生成) 永続(蓄積・複利) 導入コスト 低(インデックス構築) 高(グラフDB構築) 中(エージェント設計) 5

6.

まとめ 試作を通じて得たこと ● ● ● 使うほどに自分の思考や関心に最適化され、「外部脳」として育っていく 数百ファイル規模なら、高精度なナレッジベースとして十分に機能する 自動更新にはハルシネーション混入のリスクがあり、人間によるレビュー・ 管理が必要 今後の展開 ● ● ● Markdownをリポジトリ管理し、履歴・ロールバックを運用に組み込む 論文検索APIへ接続して、論文の検索・推薦へ展開する Webアプリ化し、コミュニティ版ナレッジベースとして展開する 6