続インディARGのすすめ

0.9K Views

August 27, 25

スライド概要

ゲーム開発に関わっている方やゲーム開発を目指している方に向けた、レベルアップを目指した勉強会や交流会を目的とした福岡のイベント「ゲームクリエイターズネスト」2025/8/30で使ったスライドです。

profile-image

ゲームデザイナー

シェア

またはPlayer版

埋め込む »CMSなどでJSが使えない場合

(ダウンロード不可)

関連スライド

各ページのテキスト
1.

ゲームクリエイターズネスト2025/8/30 続・インディARGのすすめ 有限会社エレメンツ ゲームデザイナー 石川淳一

2.

石川淳一の略歴 • 福岡在住のビデオゲーム/体験型 ゲーム ゲームデザイナー • PC-98/88版『大戦略』の時代 から40年近く現役でやってます • IGDA日本 SIG-体験型エンター テインメント正世話人 • 『体験型エンタメ情報局』編集人 2

3.

石川淳一の略歴 開発に参加した主なタイトル 3

4.

最近は体験型エンタメの仕事が多いです 4 【最新作】 「深宇宙展」&NHK宇宙・未来プロジェクトのプロモーションARG LINEを中心に 物語が進んでいます。 よければLINEを登録して 遊んでみてください

5.

ARG(代替現実ゲーム/日常侵蝕ゲーム)とは? リアルメディアやアイテムを使うことであたかも現実世界 で起こったような物語にプレイヤーが介入できるゲーム スピルバーグ映画『A.I.』 (2001年)の世界観を伝える プロモーションが最初 現実の世界にフィクションが浸蝕してくる新たな物語体験 5

6.

ARGの例(かがみの特殊少年更生施設) ■少女のX(Twitter)投稿 施設に入った友人 の絶縁状から施設 の異常さに気づい た少女は、施設の 開催するイベント に潜入、映像を撮 影 ■施設を調査していた者の レポート動画(YouTube) ■施設のwebサイトを発見 ■隠されたページや 改ざんされたマンガなど 様々な違和感を発見 6

7.

9/6にTVでも紹介されます 9/6(土)23:30~ FBS「サクサクヒムヒム」は第四境界特集 7

8.

8 なぜいまARGか? 日本では長く普及しなかったが、第四境界の成功やARG的手法を 使った作品のヒットによってここ1~2年日本でも急速に浸透 第四境界作品 モキュメンタリー トランスメディアゲーム等 • Project:;COLD • かがみの特殊少年更正施設 • DETECTIVE X CASE FILE • 人の財布 • イシナガキクエを探しています • 事故物件鑑定士試験 • 近畿地方のある場所について • 人のカレンダー • つねにすでに • 503号室の郵便物 etc. • 行方不明展 etc.

9.

インディARGのすすめ • 第四境界などの成功でジャンルの認知が進んできた • 日本ではまだまだ制作者が少ない →今からでも第一人者になれる可能性 • ゲームの形式や規模の幅の選択肢が広い – リアルイベント型、web常設型、パッケージ型、ビデオゲーム融合型 etc. • 第四境界の試行錯誤でマネタイズの道が見えてきた • 日本ならではのARGが成立する可能性 →キャラクター性の強い物語感とIPの成立 • NEW ARG制作を支援する動きが出てきた 9

10.

10 支援①1週間ブートキャンプ Web常設型のインディARGを作ってきたSIM3氏が、そのノウハウを 伝えるブートキャンプを開催。第1回では25作品が制作された。 第1回の作品リスト

11.

支援②第四境界の支援案 11 日本のARGを牽引する第四境界がARG制作者の支援を検討 【検討中の内容】 • 公式Xにて、他のクリエイターやチームが制 作した作品の紹介 • 公式Discordにて、他のクリエイターやチー ムが制作した作品のチャンネル公開 • オンラインショップにて、他のクリエイター やチームが制作した作品の掲載や販売(無料 作品も対象) • 他のクリエイターやチームに対して、境界律 システム「BPS」の提供 記事と登録フォーム ※興味のある方は登録フォームで登録を

12.

ARGに興味が湧いた方は ARGなど体験型エンタメや同人誌「ARGガイド」 などの情報は石川淳一のnoteまで 12