>100 Views
March 13, 26
スライド概要
2026/3/12(木) に開催された、Database Engineering Meetup #9 で、
「サイボウズの自社 k8s 環境における TiDB 運用の現在地」と題して発表した渡邉洋平の資料です。
Database Engineering Meetup #9
https://scalar.connpass.com/event/384219/
サイボウズ株式会社の主に開発本部の資料を公開するアカウントです。
サイボウズの自社 k8s 環境における TiDB 運用の現在地 サイボウズ株式会社
自己紹介 / Our Product ▌サイボウズ株式会社 クラウド基盤本部 Datastore部 DBREチーム 渡邉 洋平 ▌製品紹介 ⚫ 主力製品:kintone(キントーン) ⚫ ユーザーが自由に業務アプリ(データベース)を作成できるプラットフォーム ⚫ 【特徴】 お客様の利用と共に 「膨大なデータが日々蓄積」 されていく 2
Kintone 3
サイボウズのDB基盤 ▌K8s オンプレプライベートクラウド(NECO)での運用実績 ⚫ 自社製 Operator (MOCO) を利用し、 1,000以上の MySQLクラスタ を安定運用中 Cybozu Inside Out | サイボウズエンジニアのブログ https://blog.cybozu.io/archive/category/2025クラウド基盤連載 4
Why TiDB? (NewSQLへの期待) ▌適材適所でのNewSQL利用 ⚫ 特定の要件に対して、よりスケーラブルなDBを選択肢に ⚫ 既存のMySQLでは実現が難しい機能(大量データ検索時の高速化) ▌TiDB選定理由 ⚫ MySQLへの高い互換性 ⚫ 水平スケールによる巨大データの管理 ⚫ TiFlashによるクエリ高速化 5
自社基盤(k8s)への適用とチューニング (Operator) ▌TiDB Operator (v1.6系) を採用 ⚫ staging環境でv1.6系を約1年安定運用 => 現在 production 環境での利用を見据えて検証中 ⚫ v2 が昨年12月にGA (悩ましいタイミング) ▌Automatic failover ⚫ Podの状態を監視し、停止時には新規Podを作成 ⚫ Nodeの更新時には長時間の停止を伴うことも ⚫ FailoverPeriod と replica数を調整 6
自社基盤(k8s)への適用とチューニング (ストレージ) ▌TopoLVM (CSI) の活用 ⚫ ローカルNVMeの高性能を活かす構成 ▌TiDB temp-dir (emptyDir) への利用 ⚫ 巨大なIndexを作った際、 TiDB の temp-dir (emptyDir) が溢れ、TiDB Podが再起動を繰りす ⚫ TopoLVM を ephemeral ボリュームとして利用することで回避 ▌pvc-autoresizer の利用..は断念 ⚫ TiDB Operator が 各モジュールのDiskサイズが揃っていることを期待 7
まとめと今後の展望 ▌TiDB Operator v1は安定運用できています ⚫ production環境への導入に向けて引き続き検証中 ⚫ v2は大幅な変更が入っているので移行プランを含めた検証を行う予定 ▌TiDB + TiFlash on k8s (TopoLVM) ⚫ 巨大表データ検索の有力な選択肢になるか!? ⚫ 引き続き検証を進めています 8