【TIER IV】会社紹介、実証実験について

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March 07, 24

スライド概要

ティアフォーは、自動運転移動サービスの事業化を支援しています。
運行ルート設計の企画、実証実験の実施、サービス運用に向けた企画など、一気通貫で支援。

詳しくはこちらをご覧下さい。
https://solutions.tier4.jp/l4ride

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TIER IV(ティアフォー)は、「自動運転の民主化」をビジョンとし、Autowareを活用したソフトウェアプラットフォームと統合開発環境を提供しています。 #Autoware #opensource #AutonomousDriving #deeptech

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各ページのテキスト
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TIER IV TIER IV Confidential & Proprietary 自動運転実証実験 セミナー 0

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アジェンダ ⮚ 会社紹介 ⮚ 会社概要 ⮚ サービス全体像 ⮚ 実証実験のイメージ共有 ⮚ 走行動画 ⮚ 車両概要、自動運転の仕組み ⮚ 実証実験の具体事例 ⮚ 実証実験をどう進めるか ⮚ 実証実験のステップ ⮚ 予算感、座組イメージ ⮚ 補助金について TIER IV Confidential & Proprietary 1

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会社紹介 会社概要 TIER IV Confidential & Proprietary 2

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凡例 会社紹介 サービス全体像 TIER Ⅳサービス 開発用のツール提供、車両販売、実証実験支援など、自動運転を実現する各工程でサービスを提供 開発~実証実験に至るまで サービス範囲、内容 AUTOWARE WEB.AUTO オープンソース ソフトウェア クラウド開発運用基盤 運営団体 車両開発 OEMメーカーなどと連 携した車両開発 PILOT.AUTO 拡張可能なSW Platform(車両) EDGE.AUTO 当資料説明範囲 コンサルティング ・技術、ノウハウ提供 ・開発支援 実証実験 企画~補助金申請、車両 の走行調整などを実施 実証実験サポート ・ルート検討 ・リスク評価 ・車両チューニング 自動運転車両販売、貸出 クラウド開発用キット サービス 内容補足 OEMメーカー、テック企業など、車両開発に関わる企業向けに Autowareをベースとした開発用のツールやノウハウを販売。 必要に応じてコンサルティングサービスも提供 TIER IV Confidential & Proprietary 車両開発は行わないが、自動運転を利用したい自治体 や工場を持つメーカーなどに自動運転機能のある車両 の販売(貸出)、実証実験のサポートを実施 3

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実証実験のイメージ 自動運転EVバス:Minibus 車両提供 ティアフォー ※BYD社製バス車両を自動運転化 車両サイズ(ベース車両) 車長×車幅×車高 7,190×2,320×3,050mm TIER IV Confidential & Proprietary 車両定員 23名(自動運転時乗車:13名) センシングデバイス LiDAR、カメラ、Radar、GNSS、 IMU 自動運転ソフトウェア Autoware 車両速度 70km/h(自動運転時:35km/h) 充電時間 約3時間 4

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実証実験のイメージ 自動走行の仕組み 事前に作成した3D地図 2つを比べる事で自己位置推定を行いながら 指定されたルートを走行する + 車両の各種センサーによる検知 TIER IV Confidential & Proprietary 5

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実証実験のイメージ 具体事例① 長野県塩尻市 2022年度事業走行結果 TIER IV Confidential & Proprietary 走行ルート距離 3.2km 走行区間 塩尻駅~塩尻志学館高校巡回(通 勤時間帯) 塩尻駅~塩尻市役所、市中心部巡 回(日中) 走行期間 3か月 交通事故件数 0件 6

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実証実験のイメージ 具体事例① 長野県塩尻市 ロードマップ 2025年度のサービス実装を目指して、2020年度から自動運転の実証実験を開始 現地での自動運転人材育成も実施(自動運転車両のドライバー、オペレーター、三次元地図作成など) TIER IV Confidential & Proprietary 7

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実証実験のイメージ 具体事例② TIER IV Confidential & Proprietary 石川県小松市 8

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実証実験のイメージ 具体事例③ 成田国際空港 23年度実施期間 2024年1月ー2月 実施場所 成田国際空港 制限区域内 走行ルート 第1ターミナル~第3ターミナル(往復約7km) 実施内容 ・ビル1階部分アンダーパスを含むルート での自動運転の継続 ・旅客需要増を見越したバスの中型化対応 (車載カメラ数/画質増) ・ローカル5G/キャリア通信 a) a)ビル1階部分エリア化直線形状) b) TIER IV Confidential & Proprietary b)ビル1階部分エリア化(交差点形状) 9

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実証実験のイメージ 具体事例③ TIER IV Confidential & Proprietary 成田国際空港 10

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実証実験をどう進めるか 実証実験のステップ 車両を動かすには 実証実験を大きく6ステップに分類。実際に車両を走行させるまでに様々な準備が必要となる 内容 1 企画 内容 走行ルート、利用車種の検討、スケジュールなど企画と してまとめる ⮚ 走行ルート検討 ⮚ 補助金申請 ⮚ スケジュール策定 2 リスク アセスメント 走行ルート上で自動運転を行 う場合のリスクと対策の検討 3 路上駐車の 多い道 シミュレー 作成した地図を元にシミュレーションを実施。 実車両を現地で走らせる前に地図の修正やパラメーター ション の設定、課題がありそうなエリアの洗い出しなどを行い、 現地での作業がスムーズに進めるよう準備 5 急カーブ 見晴らしの悪い 交差点 4 実証実験 実証実験は2段階に分けて実施 ⮚ チューニング 車両を走行させ、環境に合 わせパラメータ修正 ⮚ 実験本番 一般客への試乗会やイベン トなどを実施 6 3D地図 作成 走行ルートを計測機器を付 けた車両で走行し測量。 測量結果で得られたデータ を元に走行ルートや信号機 などの設定を行う TIER IV Confidential & Proprietary 運用 運行の運用ルール、トラブル対応の体制構築などを行い、 運用する 11

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実証実験をどう進めるか 実証実験のステップ 地域との連携、国への報告 前項のステップに加え、車両を運転する交通事業者への協力依頼、現地住民への説明など、国交省へのレポー ト提出など、行うタスクは多岐に渡る 車両を動かす 地域との連携、国への報告 ※ティアフォーが主体、もしくは支援 ※MaaSオペレーター(後述)が主体、もしくは支援 + TIER IV Confidential & Proprietary ⮚ ⮚ ⮚ ⮚ ⮚ ⮚ ⮚ 交通事業者への協力依頼 地域住民への説明・注意喚起 警察への相談(バス停の利用申請など) 地域のイベントとの連携 車庫、充電場所の用意 プレスリリース、メディア対応 国交省へ報告書提出 12

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実証実験をどう進めるか (参考)実証実験の座組イメージ 費用スポンサー PJT主体 自治体、企業 支援 国、自治体 依頼 PJT全般支援 MaaSオペレーター 補助金申請や運行管理、地域へ の説明など全面支援 依頼 車両、自動運転走行支援 3D地図作成、車両提供、 現地での車両のチューニング (パラメーター設定)などを支援 TIER IV Confidential & Proprietary 13

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実証実験をどう進めるか (参考)TODOと役割分担 役割 自治体 MO TIER IV スケジュールや利用車両、ルートの検討 〇 〇 △ 車両構築、輸送、 現地でのチューニング(パラメータ調整) - - 〇 保険契約、ナンバー変更、車両デザインのラッピング 〇 〇 - 現場環境準備 控室確保、車庫確保、充電設備準備 〇 〇 - 関係各所との 調整、周知 地域住民への周知、警察への相談(バス停の利用) 各種プレスリリースなど 〇 〇 - イベント関連 出発式や試乗会の招待や準備、メディア対応など 〇 〇 △ (国交省補助金の場合)リスクレポート、実験後のレポ ートなどの作成、提出 〇 〇 - 分類 企画 車両関連 レポート TIER IV Confidential & Proprietary TODO 14

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実証実験をどう進めるか 凡例 超概算 イニシャル費用 予算感イメージ 概算ランニング費用 ※車両・システム関連のみ (運行人件費などは対象外) 実証実験の全ステップを一気に実施せず、年度予算に応じて複数年度に分けて段階的に実施する事も可能 地図作成 企画 測定、地図作成 リスク アセスメント 3D地図 作成 ※走行環境変化で翌年度に手直 しが必要な可能性あり + 次年度に向けての 計画策定 シミュレー ション 地図作成+ シミュレーション 実証実験 (車両レンタル) 車両販売・運用 測定、地図作成 ※走行環境変化で翌年度に手直 しが必要な可能性あり + 次年度に向けて 課題出し、計画策定 レンタル車両での 実証実験 シミュレーションにより、地図 作成のみより多くの角度で評価 可能 予算を抑えて実車での 実験し、結果を次年度 以降の計画策定に活用 可能 実証実験 車両を購入しての 実証実験 ※アフターサポートは 月額制 TIER IVによるチューニ ングも現地でサービス の提供が可能 運用サポート TIER IV Confidential & Proprietary ※走行環境、利用車種により金額は大きく変動する可能性があります 15

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実証実験をどう進めるか 補助金について 申請できる補助金 実証実験にかかる費用は補助金を活用する事で捻出するケースが多く、候補となる内容を一覧化 名称 内容 金額(億円) 申請時期 1 国土交通省「地域公共交通確保 維持改善事業費補助金 (自動運転事業)」 自治体が地域づくりの一環として行うバス サービス等の自動運転に関わる事業への補 助 ~1.8 4月中旬~5月末 2 国土交通省「自動運転実証調査 事業と連携した路車協調システ ム実証実験」 道路のカメラ等によって検知した道路状況 を自動運転車等へ情報提供する路車協調 システムに関する実証実験への補助 ※①と連携前提 (23年度) ※100%補助 (23年度) (25年度見込み) 5月末~7月末 (24年度実績) 3 国土交通省「共創モデル実証プ ロジェクト」 地域公共交通の維持・活性化を目的として 複数の主体が連携して行う取組を補助 ~1.0 (23年度) ※2/3補助 毎年度 複数回実施 4 内閣府「デジタル田園都市国家 構想推進交付金」 TIER IV Confidential & Proprietary 自動運転などデジタル技術を活用し、地方 の活性化や行政・公的サービスの高度化・ 効率化を推進するための費用を補助 ~5.0 (23年度) ※補助割合は1/2~3/4 毎年度 複数回実施 16

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実証実験をどう進めるか 地域公共交通確保維持改善事業費補助金について 国土交通省が毎年補助金の公募をしており、多くの自治体がこの補助金を利用して実証実験を行っています 参考リンク: 令和5年度 公募要項 令和5年度 採択自治体一覧 全国で62地域の採択、 ティアフォーは23地域に参画 TIER IV Confidential & Proprietary 17

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実証実験をどう進めるか 地域公共交通確保維持改善事業費補助金 申請内容 TIER IV Confidential & Proprietary 18

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実証実験をどう進めるか 地域公共交通確保維持改善事業 スケジュールイメージ 必須ではないが、 実施を推奨 11月 12月 1月 2月 3月 公募 開始 4月 公募 締切 5月 TIER IV Confidential & Proprietary 申請書修正 7月 8月 9月 10月 測定、地図作成 金額に 応じて 計画 修正 MaaSオペレータ、交通事業 者など関係者巻き込み、相 談 申請書 作成 6月 国交省への 相談不可 国交省への事前相談 (2-3回) 企画 交付 決定 11~1月 実証実験 2月 国交省 報告 警察、地元住民などへ の説明・調整 申請書 提出 19

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L4サービス導入に向けて L4サービスインまでのロードマップ 車両 購入 無人サービス 開始 L4認可 取得 年次 1年目 2年目 3年目 4年目 年次ごと の概要 実験を通してL4ルートを 定めつつ申請準備 L4認可の申請 認可を得た上で徐々に無人 化へ近づけていく 無人運用を徐々に開始する 実証実験 実施 内容 L4認可 申請前準備 ルート (環境調査、 協議 資料作成) 認可申請 (走行WG、評価など) L4認可を得てもいきなり完全無人は安全上のリ スクも大きく技術的な課題もあり、徐々に無人 化に近づけるようなステップを踏むのが妥当な 見込み 添乗員ありへ ドライバー の運用(ドライ ありの運用 バーなし) TIER IV Confidential & Proprietary 無人運用 (遠隔監視) 20

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何故TIER IVが選ばれるか (参考)レベル4認可取得事例 GLP相模原 物流倉庫であるGLP ALFALINK相模原構内における自動運転実装 ■ 関係者 : ティアフォー(運行主体)、日本GLP株式会社(フィールドの提供)等 ■ 運行ルート : 神奈川県相模原市GLP ALFALINK相模原構内の全周約1.3km ※歩車混在 ■ 運行時間 : 9時~17時を想定 ■ 運行車両 : タジマGSM8 ■ 運行形態 : 車内に運転者(管理者)が存在、最高速度15km/h ※「管理者」は乗客への対応や自動運転終了後の手動運転を行う者を想定 GLP ALFALINK相模原 TIER IV Confidential & Proprietary GSM8 走行経路 21

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何故TIER IVが選ばれるか (参考)レベル4認可取得事例 GLP相模原 - 施設内従業員の移動の利便性向上のため、自動運転バスを定期運行 車両に搭載された自動運行装置は、あらかじめ決められたルート上を走行するもので、周囲の車両や歩行者が 存在する混在交通空間において自動運転を行うもの 主な走行環境条件 1. 道路状況及び地理的状況 (道路区間) - GLP ALFALINK相模原構内の循環経路約1.3km (道路環境) - 自動運行装置に記録された地図情報に対して、道路環境の変化がないこと 1. 環境条件 (気象状況) - 周辺の歩行者等を検知できない強い雨や降雪による悪天候、濃霧、夜間等 でないこと (交通状況) - 緊急自動車が走路に存在しないこと 1. 走行状況 (自車の速度) - 自車の自動運行装置による運行速度は、15km/h以下であること (自車の走行状況) - 路面が凍結するなど不安定な状態でないこと TIER IV Confidential & Proprietary 22

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何故TIER IVが選ばれるか 強力なパートナーシップ 複数社のMaaSオペレーターとパートナーシップを組んでサービスを提供しております TIER IV Confidential & Proprietary 23

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