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April 15, 24

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Generative Ai Study Group Master

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1.

追加資料 土屋明生

2.

このツールで変わってゆくこと 「プロジェクトマネージメントが大きく変わる」 Webサービスで提供SUる付加価値は変えず、原価となるシステム運用費用を低く抑えることで、 高い利益率を生み出すことができると考えています。 ・現在、オンプレからクラウドに移行する際、ノウハウが無い団体は、オンプレの資産をそのまま 移行するため、見かけ上の費用が跳ね上がります。 ⇨ この時、クラウド化は、間接費用の投資額が削減できるためメリットがあるということを 受け止めきれない団体も多く存在していると考えます。 ・その為には、上流段階での強力なSI提案力が必要となるのですが、これまでは、この部分をAIで 代替することが難しかったため、AIの代替は下流工程に留まっていました。 ・ユーザーメリットが出せる、上流工程のSIの改善なくして、DXは進まないと考えています。2

3.

プロジェクトマネージメントが大きく変わる 論理設計の重要性 現場で起きている事を分析する。 <理想的な状態が維持できている場合> ・システム構築の最初は、理想的な設計が行われ、強いプロマネがいればシステム 設計思想は終盤まで貫かれる。 (産みの苦しみを軽減) ・健全なシステム設計思想を貫けることで、システム全体が理解しやすくなり、 時代の変化に対応する修正や障害対応時のメンテ性や堅牢性を高める事ができる。 (育ての苦しみを軽減) 3

4.

プロジェクトマネージメントが大きく変わる 論理設計の重要性 実際の現場でよく起きている事を振り返る。 <一般的な現場では> ・QDCのバランスを考慮して、障害対応に関わることの出来る時間は限られる。 ・限られた時間内に障害対応を行う為、結果はプログラマのスキルに大きく依存する。 ・急場凌ぎの、場当たり的な修正が増え、コードからは設計思想が見えにくくなる。 ・ドキュメント更新者のスキル次第で、修正したコードが正しく仕様に反映されない。 ・その結果、コードとドキュメントの乖離が始まり、悪循環に陥る。 4

5.

プロジェクトマネージメントが大きく変わる 論理設計の重要性 AI 搭載の自動開発ツールによってシステム設計思想の継承が期待される <緊急修正が発生した場合を想定> ・人間が行う場合、調査と修正に時間がかかるため、場当たり的な修正となる。 ⇨ その結果、汎用性や堅牢性が犠牲となり、当初の設計思想から乖離し始める。 ・AIツールが行う場合、システム全体を俯瞰し、最適な修正方法を導出し実践する。 ⇨ 短期間で対応することで、利益率も良く、品質の高いシステムが継承される。 5

6.

システムの利益率を向上する システムを最も最適な手段で設計を行う SI担当者のスキルに依存したシステム設計からの開放 <最適なアーキテクト設計の選択肢が広がる> ・充足した論理設計が行われていれば、SI担当者が獲得していない技術的スキルでも、 AI搭載の自動開発ツールがアーキテクト設計をサポートしてくれる。 ⇨ 設計された内容の妥当性確認が行えるスキルは必要 ・コードレビューやリファクタリングなどでは、経験不足により気付けなかった点を サポートしてくでる可能性がある。 ⇨ 後追いでも、自己のスキルアップにフィードバックできる。 6

7.

要件定義の例 要件:Webシングルページアプリにて、ユーザが入力した情報をDBに格納する。 プレゼンテーション層 Request アプリケーション層 サービス処理要求 データ層 サービス処理要求 Internet Data入力 Webアプリ Response Webサーバ 処理結果 処理結果 アプリサーバ DBサーバ オンプレミスで構築の場合:約150万円(機器価格のみ:3万pv/月を想定) DNS Internet Fier Wall 状態監視 Webサーバ Load Barancer Webサーバ アプリサーバ DBサーバ(正) Load Barancer アプリサーバ DBサーバ(副) 5年で減価償却の場合:2.5万円/月が単純計算だが、電源/ハードウェア/ネットワーク/冷却等の保守費用も必須 7

8.

単純にクラウド化 要件:Webシングルページアプリにて、ユーザが入力した情報をDBに格納する。 単純にクラウドへ置き換えた場合:約15万円/月(サービス利用料のみ:3万pv/月を想定) Internet クラウドサービス活用の場合:約10万円/月(サービス利用料のみ:3万pv/月を想定) Internet ・単純にオンプレミスから 置換えは価格メリットは 見えにくい ・間接費用は軽減され 大きなメリットがある ・クラウドサービスの活用で 費用は多少下がる ・管理費用が大幅に 軽減される ・耐障害性が向上する 8

9.

クラウドに特化 要件:Webシングルページアプリにて、ユーザが入力した情報をDBに格納する。 コンテナサービスに置き換えた場合:約8万円/月(サービス利用料のみ:3万pv/月を想定) Internet FaaSに特化した場合:0.1万円以下/月(サービス利用料のみ:3万pv/月を想定) Internet ・コンテナ化することで、 サービス利用料と管理コストは 下がる ・コンテナのオーケストレーション(制御) 設計が難しくなる ・FaaSを全面採用することで サービス利用料が大幅軽減し 管理コストは殆ど無くなる ・提供するサービスによって 最適なシステム構成が異なる 9

10.

FaaSのCSP比較 要件:Webシングルページアプリにて、ユーザが入力した情報をDBに格納する。 AzureでFaaSに特化した場合 Internet GCPでFaaSに特化した場合 Internet ・FaaSは、同じ要件でも CSPによって実現に利用 するサービスが全く異なる ・CSP間で異なるFaaS選択 の自由度が増大すれば、 CSPを限定せず利益率の 高いSaaSの具現化が加速 10