ASCIIコードの正体(コンピュータの基礎)

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April 05, 24

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[第4回大阪sas勉強会]熊田 達哉

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各ページのテキスト
1.

ASCIIコードの正体 (コンピュータの基礎) H30.12.21 アルケミックス 熊田 達哉

2.

コンピュータは文字を理解しない     コンピュータは全て配線で繋がっている 各pinに電圧がかかっている状態(ON)と 電圧がかかっていない状態(OFF) 状態が2つあるだけ -> 2進数 電圧 (ON, OFF)

3.

閑話休題 CPU, RAM, ROMとは  CPU(Central Processing Unit) 命令を受け付け、処理 するもの  RAM(Random Access Memory) 読み書き可能な記憶 装置  ROM(Read Only Memory) 読み込みのみの記憶装置  スマホではSoC(System-on-a-chip)として、CPU周辺の 機能もまとめたchip (IC)となっている

4.

2進数では桁が大きくなり過ぎる  2進数しか扱えないコンピュータだが、それでは桁が大 きくなり過ぎる(1024で10桁)ので、4桁を1桁にするべく16 進数でまとめることにした  最初のコンピュータはこの4bitコンピュータで以後8bit, 16bit , 32bit, 64bitと倍々ゲームで進化している  Bit: このOn, Offを表す際の単位

5.

アルファベットは1桁で表せない  アルファベット26文字は16進数1桁で表せないので2桁で表 すことにした。  いわゆるASCIIコード (厳密には7bit(16進数 0~7F) 80~FFは各国で設定。日本だと「カタカナ」等がJISで設定) (例外) &H5C: ¥(日本) \ (欧米)  単位もこれを1まとまりと考え”Byte”とした  すなわち 1Byte = 8bit(16進数2桁)

6.

ASCIIコード表 読み方 上位3ビット 下位4ビット の2桁で 例 「*」は 上位3ビット: 2 下位4ビット: A なので「2A」

7.

ASCIIコード表 (制御符号)

8.

いわゆる改行コードについて  改行コードは環境によって異なる (1) Windows CR(&H0D=13) + LF(&H0A=10) (2) UNIX LF(&H0A=10) (3) Mac CR(&H0D=13) (4) Excelのセル内改行 LF(&H0A=10)