はじめまして、QAです! ~横断QAチーム立ち上げに向けた第一歩~

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各ページのテキスト
1.

はじめまして、QAです! 〜横断QAチーム立ち上げに向けた第一歩〜 2023/5/30 株式会社カカクコム システム本部 QAエンジニア 伊藤由貴(@yoshikiito) 1

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概要 n QAチーム立ち上げにむけた取り組みのうち、 特にQAについて知ってもらうことについて共有 l ベストプラクティスの共有ではなく、 考えていること&やっていること l 本資料中ではQAエンジニアをQAと記載 2

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目次 1. 自己紹介・背景 2. 立ち上げのための取り組み 3. QAを知ってもらう 4. 経過と今後 3

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自己紹介:伊藤由貴(いとうよしき) n 仕事の経歴 l 2012 ~ 2022 ベリサーブ 主にシステムテスト自動化 l 2023 ~ カカクコムでQAチーム立ち上げ中 n 社外の活動 l JSTQB AL テスト自動化エンジニアシラバス翻訳 l テストツールまるわかりガイド改訂 l TechTeamJournalライター l Sqripts スクリプター n Twitter:@yoshikiito 4

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背景 n システム本部(7開発部15サービス)にはこれまでQA不在 n 本部内横断のQAチームの立ち上げを目指し、 ひとりめのQAとして2023/1に入社 l サービスの一部 5

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目次 1. はじめに・背景 2. 立ち上げのための取り組み 3. QAを知ってもらう 4. 経過と今後 6

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やることが・・やることが多い・・! エージェント さんやりとり スクリプト メンテ 自動化 探索的 テスト テスト実行 テストベース 集約 SCM確認 チケット管理 ツール確認 テスト設計 BTS確認 実務 現状 把握 スカウト 送信 採用 計画 募集要項 作成 マイルス トーン設定 ヒアリング Wiki確認 組織 ミッション カジュアル 面談 面接・選考 育成 スキーム 組織構造 ・体制 7

8.

立ち上げまでの大まかな流れ 組織化 成果を 出す 認知 される QAという存在について、各開発チームに認知される、 知ってもらうことが最初の一歩と考えた 8

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目次 1. はじめに・背景 2. 立ち上げのための取り組み 3. QAを知ってもらう 4. 経過と今後 9

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何を知ってもらうのか 1 QAの活用方法 2 やりたいこと 3 やらないこと 10

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①QAの活用方法 を知ってもらう n 今まで組織に居なかったQAという存在は、 「何をしてくれるのかわからない」状態 n 特にマネジメント層に対してQAをどう活用すればよいか周知 l テストケースのレビューしますよ l システムテストの自動化もやりますよ l 探索的テストだけでもOKですよ など 11

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②やりたいこと を知ってもらう n 開発チームに対してどんな関わり方がしたいのか、 今後どんな状態を目指していきたいのか、など l 意図やねらいがわかると、相手も安心して協力できる l やりたいことの前に、①で「どう役に立てるか」を 伝えておくことが大切 12

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③やらないこと を知ってもらう n 実際に部門内に共有したスライドより 13

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取り組み例:ナレッジベースを書きまくる n 経歴やスキル、「QA観」、ソフトウェアテストや 品質保証についての情報などをひたすら書いた 14

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取り組み例:テスト・品質勉強会を定期開催 n 部門内の開発者向けに、勉強会を定期開催 l 開発者向けテスト書籍の説明 l ChatGPTをテストに活用する方法 l 品質保証やソフトウェアテストの概説 など 15

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目次 1. はじめに・背景 2. 立ち上げのための取り組み 3. QAを知ってもらう 4. 経過と今後 16

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5ヶ月間の結果・・・ n 7部門中4部門に対してテストや品質向上の協力中。 l システムテストの自動化や、ツール導入関連の相談 l 探索的テストの実施 l テスト分析〜実行 など n 上記活動を通じて、QAが居る状態での開発を 実感してもらっている段階 17

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次のステップ n いると良さそう から いてよかった!へ l 開発業務の進めやすさや各種改善の実感などの定性成果と、 障害件数・リリースサイクルなどに関する定量成果との両面 👆 組織化 成果を 出す 認知 される 18

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以上、ありがとうございました! ご質問・ご意見等はTwitter等でお気軽に! 19