モブプロを長く続けて上手になろう

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February 22, 23

スライド概要

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独立アジャイルコーチ。合同会社やっとむ屋代表。

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関連スライド

各ページのテキスト
1.

モブプログラミングを 長く続けよう 上手になろう やっとむ

2.

やったー! モブプロを やってみたよ!

3.

導入ははじまり • これから長く付き合いたい • だんだん上手に使えるようになっていきたい • 周囲に認められ他の人にも使ってもらいたい 末永いお付き合いの中で 役に立つ(かもしれない)言葉を紹介します

4.

長続きするために肩の力を抜く • すべてモブでやるべき • 全員参加すべき • みんな発言すべき • 効果を出すべき • 成長するべき いまここにいる人々にできることをする できてないことは検証する やりたいことはひとつずつ改善する

5.

上手になるためのふりかえり • モブ作業を終えるとき • 全員で一緒に • やりかたはいろいろ • モブの延長として、みんな声を出すスタイルがおすすめ マインドマップでふりかえり して共有(リモート) ファンダンラーン https://www.ogis-ri.co.jp/otc/hiroba/others/ActivityPocket/FunDoneLearn.html 参考書籍

6.

ふりかえりを積み重ねて上手になっていく 6

7.

思うようにならない • 思うようにならない = 現実を知れた • 自分の期待や予想と違う = 違いを発見した わかってよかったね! 上手になるのは、自分・自分たちを 理解する旅路

8.

周囲に広げていく • モブに参加して体験してもらう ←鉄板 • 「やってみないとわかりませんって」 • 登山、楽器、読書のように、頭と身体を使って浸って初めてわかる • よい体験をしてもらう • 計画・準備したほうがよい • アクションプラン! • 経験者、理解者を増やしていく • プロセスとして押しつけると摩擦が起きがち

9.

やってくれない人 モブを通じて長期的に得られるものを説明しよう • われわれがほしいもの = 価値 • どんな価値があるの? • タレントを知る • 仕事への理解度 • 文化

10.

タレントを知る (特にスキル以外) • 参加者全員が、得意なことで貢献できる • 誰が何が得意か発見できる! • この人がいると勢いが出るんだよね グリット、レジリエンス • この人がいると、まずいとき立ち止まれるよね 冷静さ • 裏でそっと調べて出してくれるのありがたいわー 先読み力 • 「わかんない」がきっかけで見落としに気づけて助かる! 村の愚者 • 育成上手 説明力 細かい 目的思考 図解力 元気づけ etc. …

11.

仕事への理解度向上 • 仕事はむずかしい • 仕様、ビジネス、セキュリティ、アーキテクチャ、開発・ビルド環境… • チーム外の人の仕事はさらにむずかしい • 予算、営業、サポート、採用 薄く広く知れるチャンスが増える 相互理解によりコミュニケーションが効率化する わかる・できる人が増えてタスクの柔軟性が増す ※注意: 難しいのですぐできるようにはならない

12.

望ましい文化へ向かう たとえばこんな文化 • 全員が目的のほうを向く • チーム全体で最善のやり方をする • 個々人を尊重し、生かす 「(なんかヤだな)」と思う人も巻き込んで いまいる人々にとってちょうど良いところを探る 文化は人々のふるまいで形作られる → モブでのふるまいが文化になる

14.

学習モードの変化 • 仕事は仕事100% • 学習は学習100% • 勉強会、自習 • OJTは…? モブプロで仕事と学習の割合を調整できる 仕事と学習の重なり合いを増やせる 両立: チームのブースト & 仕事のドライブ

15.

こうかな? 高 パ フ ォ ー マ 仕事面 ン ス 合計 チーム面 低 仕事ドライブ重視 チームブースト重視 アプローチ

16.

こうじゃない? 高 パ フ ォ ー マ ン 仕事面 ス 合計 チーム面 低 仕事ドライブ重視 チームブースト重視 アプローチ

17.

むしろこうしたい 高 パ フ ォ ー マ ン 仕事面 ス 合計 チーム面 低 仕事ドライブ重視 チームブースト重視 アプローチ

18.

モブの目的: 仕事もチームも 研修 教育重視 OJT できなかったら 教える 教育軽視 さしみタンポポ 使い捨て人材 仕事軽視 簡単な仕事 その場で理解する ベストの仕事をする 議論と実験 品質の高い成果を 常時レビュー 完成する 全員の知識を使う 優秀な人がレビューする 優秀な人がタスクアサイン できる人に任せる タスク丸投げ 仕事重視 難しい仕事

19.

高 パ フ ォ ー マ ン 仕事面 ス チームが成長し 学びが高度化していく 合計 チームが学び成長する モブプロが上手になる チーム面 低 仕事ドライブ重視 チームブースト重視 アプローチ

20.

高 パ フ ォ ー マ ン 仕事面 ス 低 合計 品 質仕 が事 良が く進 なむ る チームが学び成長する モブプロが上手になる チーム面 仕事ドライブ重視 チームブースト重視 アプローチ

21.

学びつつ 仕事の組み立てを変える チームが モブプロを 学ぶ仕事 今ある仕事 モブプロが 生きる仕事 チームが モブプロを 学ぶ仕事 チームが モブプロが モブプロを 生きる仕事 学ぶ仕事 モブプロが 生きる仕事 モブ以外が 生きる仕事

22.

信用・信頼

23.

信用・信頼とは • 信じて用いる・信じて頼れること…かな? • 信じられる人とは • 仕事できない人は? • 約束を守らない人は? • 自分が知らない人は? 人を知るのは信用・信頼の始まり モブプログラミングは人を知る始まり

24.

任せられる人 人を 知らない 信頼 人を 知ってる 信用 不信 この仕事は 任せられる 一緒にやれば できる なんでも 任せられる モブプログラミング 失敗しても いいので 任せる

25.

まとめ • 上手になりながら長く使い続ける • ふりかえりで自分とチームの現実を知る • 実験と改善をしながらやりたいことをできるようになる • 人には体験してもらう • ほしいもの=価値をモブプロで手に入れる • 信用や信頼に向けて人を知り合うモブプロ