因果関係図で現場課題を捉えようワークショップ

1.9K Views

January 17, 14

スライド概要

シェア

埋め込む »CMSなどでJSが使えない場合

関連スライド

各ページのテキスト
1.

因果関係図で現場課題 を捉えよう ワークショップ 2014年1月17日金曜日

2.

2014年1月17日金曜日

3.

いちたに としひろ 市谷 聡啓 ・東京でSI、受託開発(永和システムマネジメント所属) ・開発現場のためのコミュニティDevLOVE主催 ・「リーン開発の現場」翻訳しました twitter : @papanda 2014年1月17日金曜日

4.

開発現場のためのコミュニティ ・1700名 ・2008年から5年半運営、全150回 ・東京/神奈川/名古屋/仙台/大阪/四国/鎌倉 http://www.devlove.org 2014年1月17日金曜日

5.

監訳 角谷信太郎 共訳 市谷聡啓 藤原大 ・2013年10月26日発売 ・電子版もあります ・現実的な作戦 ・大規模プロジェクト ・カンバンの活用 ・平鍋健児の解説 2014年1月17日金曜日

6.

因果関係図で現場課題 を捉えよう ワークショップ 2014年1月17日金曜日

7.

チェックイン 2014年1月17日金曜日

8.

チェックイン ・2人1組になってください。 ・自己紹介をお願いします。 - 本日のお名前 - 普段のお仕事 - ワークショップへの期待 2014年1月17日金曜日

9.

因果関係図とは? 2014年1月17日金曜日

10.

因果関係図とは? 問題の根本原因分析を行うためのツール。 - 解こうとしている問題自体を理解する - 「症状」ではなく「真の問題」を解く 2014年1月17日金曜日

11.

因果関係図とは? 問題の根本原因分析を行うためのツール。 - 解こうとしている問題自体を理解する - 「症状」ではなく「真の問題」を解く <問題> ある日夜遅くに帰宅すると奥さんが 激怒していた。 2014年1月17日金曜日

12.

因果関係図とは? 問題の根本原因分析を行うためのツール。 - 解こうとしている問題自体を理解する - 「症状」ではなく「真の問題」を解く <問題> ある日夜遅くに帰宅すると奥さんが 激怒していた。 <いまいちな解決策> いつも遅くてごめんねと言って プレゼントを買う約束をする。 2014年1月17日金曜日

13.

因果関係図とは? 問題の根本原因分析を行うためのツール。 - 解こうとしている問題自体を理解する - 「症状」ではなく「真の問題」を解く <問題> ある日夜遅くに帰宅すると奥さんが 激怒していた。 <真の解決策> 奥さんが怒っていたのは今日が結婚 記念日だったことを忘れていたこ と。これからはgoogle カレンダー に記念日を書いておこう。 2014年1月17日金曜日

14.

因果関係図とは? 問題の根本原因分析を行うためのツール。 - 解こうとしている問題自体を理解する - 「症状」ではなく「真の問題」を解く http://estore.ohmsha.co.jp/titles/978427406932P 2014年1月17日金曜日

15.

因果関係図の使い方 1. チームを悩ましている問題を 選んで書き出す。 http://estore.ohmsha.co.jp/titles/978427406932P 2014年1月17日金曜日

16.

因果関係図の使い方 2. 問題がもたらす損害(悪い結果)を 上方向に書きだしていく。 http://estore.ohmsha.co.jp/titles/978427406932P 2014年1月17日金曜日

17.

因果関係図の使い方 3. 問題の根本原因を下方向に 書きだしていく。 http://estore.ohmsha.co.jp/titles/978427406932P 2014年1月17日金曜日

18.

因果関係図の使い方 4. 図中に悪循環(円の経路)が現れるか チェックする。 http://estore.ohmsha.co.jp/titles/978427406932P 2014年1月17日金曜日

19.

因果関係図の使い方 5. どの根本原因をどうやって解決するか 「実行する対策」を決める。 <根本原因> 優先度の低い機能が削除されない <解決策> 顧客と機能追加ルールを交渉して、 現在のリリースに新機能を追加でき るのは同程度のサイズで優先度の低 い機能を減らした場合に限るように する。 2014年1月17日金曜日

20.

因果関係図を書いてみよう 1. 問題を出したい人を決め、チームを 悩ます問題を1つ選んで書き出す。 <90秒> 2014年1月17日金曜日

21.

因果関係図を書いてみよう 2. 問題がもたらす結果を上方向に、 問題の根本原因を下方向に書き出す。 - 問題提示者ではない方が聞きながら書く - 問題提示者は質問に答える 2014年1月17日金曜日 <15分>

22.

因果関係図を書いてみよう 2. 問題がもたらす結果を上方向に、 問題の根本原因を下方向に書き出す。 - 問題提示者ではない方が聞きながら書く - 問題提示者は質問に答える <15分> <結果を探る質問> 「その結果、どうなると考えられますか?」 <原因を探る質問> 「なぜ、◯◯は起きるのでしょうか」 「何が、◯◯を引き起こすのでしょうか」 2014年1月17日金曜日

23.

因果関係図を書いてみよう 2. 問題がもたらす結果を上方向に、 問題の根本原因を下方向に書き出す。 - 問題提示者ではない方が聞きながら書く - 問題提示者は質問に答える <15分> <結果を探る質問> 「その結果、どうなると考えられますか?」 <原因を探る質問> 「なぜ、◯◯は起きるのでしょうか」 「何が、◯◯を引き起こすのでしょうか」 <結果→原因深堀への切り替えタイミング> 話が暗くなりすぎてきたら原因へ!! 2014年1月17日金曜日

24.

....聞かれるのって どうですか? 2014年1月17日金曜日

25.

質問された方が 考えやすく ありませんか 2014年1月17日金曜日

26.

思いもよらない質問は 自分と異なる価値観や 経験から生まれる 2014年1月17日金曜日

27.

他人の目を借りて 考える 2014年1月17日金曜日

28.

問いかけ力重要 良質な問いかけが プロジェクトの行く末を 左右する 質問会議(アクションラーニング) 問いかけだけで問題発見・問題解決 を進める手法。意味のある質問をす るための訓練になる。 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. 2014年1月17日金曜日

29.

因果関係図を書いてみよう 3. どの根本原因を解くか、それを どうやった解決するかグループで 話して決める。 - 2ペア4人で1グループを作ります - 解決策を3つ挙げる <7分> 2014年1月17日金曜日

30.

因果関係図を書いてみよう 全員で共有しよう! ・どんな問題の、どんな根本原因を どうやって解くのか(話し手から)。 ・やっていての気づき(聴き手から)。 <5分> 2014年1月17日金曜日

31.

なぜ因果関係図を使うのか? 2014年1月17日金曜日

32.

なぜ因果関係図を使うのか? ・問題に対する共通理解をチームで 形成する。 ・問題がどのようにビジネスに影響を 与えるか明確にする。 ・根本原因を見つける。 ・悪循環を断ち切る。 2014年1月17日金曜日

33.

監訳 角谷信太郎 共訳 市谷聡啓 藤原大 ・2013年10月26日発売 ・電子版もあります ・現実的な作戦 ・大規模プロジェクト ・カンバンの活用 ・平鍋健児の解説 2014年1月17日金曜日