832イテレーション・ジャーニー

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September 30, 23

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XP祭り2023基調講演

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関連スライド

各ページのテキスト
1.

832イテレーション・ジャーニー 市⾕聡啓 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

2.

2007年9⽉1⽇ Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

3.

fkino diary Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

4.

fkino diary Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

5.

Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

6.

“海岸沿いのSIer” に居た 何者でもない者 が デブサミ (2006) で出会った熱量を 社内に持ち込んで(社内版デブサミ) ⾃分の居る場所をどうにかする話 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

7.

氷河期みたいな組織でも、 ⽕は灯せる Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

8.

Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

9.

だから、何か⾏動を起こして ⾃分も含めて、誰か⼀⼈、たった⼀⼈でも 変化を得ることができたら それは、他の誰かの変化に繋がりうる それは、きっと世界にも届く カイゼン・ジャーニー 第8話 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

10.

私のジャーニーの始まり Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

11.

16 year ☓ 52 week = 832 iteration Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

12.

第1部 600イテレーション・ジャーニー Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

13.

(割愛) Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

14.

400イテレーションくらいで たどり着いた地点 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

15.

正しいものを 正しくつくる

16.

仮説検証型アジャイル開発 選択の幅最⼤ (セットベース) 検証 計画 仮説⽴案 価値探索 スプリント プランニング 検証 MVP特定 リリース プランニング (正しいものを探す) 評価 仮説検証 選択肢を⼗分に 広げた後に絞る 選択の振れ幅最⼩ (ポイントベース) スプリント 開発 アジャイル開発 (正しくつくる) スプリント レトロスペク ティブ MVP検証 スプリント レビュー アジャイル 構想を早く形にして フィードバックを得る 次の価値探索へ

17.

「仮説検証︖そこにコスト払って何か良いことあるの︖」 黎明期のアジャイル同様、理解を得るのが難しかった 期待される “何か良いこと” を約束することはできない ⾃分で結果を背負うしかない、そのためには︖

18.

⾃分の会社を⽴ち上げる Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

19.

スタートアップ ベンチャー 野⼼的な⼈物 挑戦的な⼤企業 アトツギ NPO法⼈ & 尖った⾏政 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

20.

達成感。 この本には、これまで不確実性への適応に挑み、 そこから私が学び取ってきたことをまとめている。 スタートアップやベンチャーの新しいサービスづくり ⼤⼿企業での新規事業づくり (略) こうした ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ 実践の中での学びの着地点のひとつとして、 本書を提⽰したい。 正しいものを正しくつくる はじめに Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

21.

スタートアップ ベンチャー 野⼼的な⼈物 挑戦的な⼤企業 アトツギ NPO法⼈ & 尖った⾏政 JTC / JTG Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

22.

スタートアップ ベンチャー 野⼼的な⼈物 “重⼒の強い組織” の存在 挑戦的な⼤企業 (圧倒的な ”これまでこうしてきた” モメンタム) アトツギ NPO法⼈ & 尖った⾏政 JTC / JTG Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

23.

仮説検証型 アジャイル開発の実践 不確実性に 向き合いたい⼈たち との活動から 越境 スクラムの実践 アジャイル前夜で ⽴ち往⽣ ︖︖︖ Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

24.

仮説検証型 アジャイル開発の実践 不確実性から 極⼒距離を置いてきた側 への転進 逆越境 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. スクラムの実践 アジャイル前夜で ⽴ち往⽣ ︖︖︖

25.

⾃分がやり残してきた世界がある Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

26.

仮説検証型 アジャイル開発 会社⽴ち上げ これまで避けてきた領域 不確実性から スクラム 極⼒距離を置いてきた側 …に越境するWHYを アジャイルとは︖ での活動へ 誰かとともにできるか︖ ︖︖︖ Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

27.

⾃分で作った会社を出る Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

28.

⼀⼈だけ居た︕ カイゼンさん Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

29.

要は、”カイゼンジャーニー” をやるんだ Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

30.

新たなジャーニーの “再開” RED=REDesign Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

31.

制約と誓約 “8年タイムボックス” の設置 「この期間は全うする」という覚悟 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

32.

第2部 232イテレーション・ジャーニー Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

33.

スタートアップ ベンチャー 野⼼的な⼈物 挑戦的な⼤企業 アトツギ NPO法⼈ & 尖った⾏政 JTC / JTG Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

34.

2020年 新型コロナ Photo credit: byronv2 on VisualHunt.com

35.

ー夜にして、新しい形態への 適応が突きつけられる (⼤混乱)

36.

業界を問わず、幾多の組織を巡る中で ⾒えてきた共通の特徴 (ざっくり100社) Photo credit: torbusfoto on VisualHunt.com

37.

効率への最適化 効率化するぞ ルールを 厳格に 組織の構造、役割、業務、技術、意思決定 に⾄るまで「効率性」に最適化する より効率化 するぞ よりルールを 厳格に 迷わない、⽌まらない、⼿戻らない、 ためにあらかじめ選択肢を絞っておく もっと効率化 するぞ︕

38.

度を過ぎた最適化 = 思考停⽌ “効率への最適化” のつもりが “⾮効率での安定化” (間違っていることを正しくやる) Photo credit: vd1966 on Visualhunt.com

39.

… ということが分かったのも、しばらくしてからのこと ⽇々壁に突き当りながら、何が起きているのか 学び取り、解釈し続ける⽇々

40.

昼間は前線に、夜間は研究者 朝から夜まで、事業開発・組織変⾰の仕事で敷き詰めて 夜な夜なふりかえり→概念化を繰り返す 前線での実務 ⼩さな実験 ふりかえり 概念化

41.

伝統組織における変⾰とは 探検 である 開発、あるいは業務・組織の運営で アジャイルに向き合ったとして どんな「謎」に直⾯するか分からない 業務上の決まり事の謎、現状システムの謎 誰が意思決定するのか、またその基準の謎… ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ もちろん組織の中にいる⼈達でも分からない

42.

地上 地下1階

43.

洗礼

44.

あなたは 何をする⼈ なのですか

45.

「カイゼン・ジャーニーを読みまして…」 ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ではない世界 ⾃分は何者なのか、アジャイルとは何か、 から語らなければならない よしんば多少知ってもらえていたとしても、 ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ 当然問われるのは「この状況で何をしてくれるのか」

46.

「知らない」とは、「存在しない」こと

48.

よく分からなくなったら、海を⾒に⾏く 波の引いては寄せてを眺めているうちに悩みが ⼩さなことに思えてきて、また前線に戻れる

49.

“ちゃんと相⼿と出会う” こうして欲しい、これが⽬指すものだと こちらの要求を押し通しにいくのではない まず相⼿の⽂脈に接続しにいくこと 相⼿から出てくる⾔葉や態度ではなく 相⼿の向こう側にある背景に⽬を向ける Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

50.

あなたが私を知らないように ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ 私もあなたを知らない コミュニケーション Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

51.

やれよ、ではなく、⼀緒にやろう やるべきだ︕(指摘)でも やっといて〜(丸投)でも やってみては︖(提案)でも なんでやらないの︖︕(糾弾)でもなく 「この課題、⼀緒にやってみましょうか」 (勧誘) Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

52.

「そう、アジャイルのジャーニーに ⼀緒に踏み出しましょう︕」 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. Photo via Austin Ban via VisualHunt.com

53.

出たくても、出れない

54.

余分な時間も体制も 無い

55.

動きの悪い他部門 への不満 組織内の不協和 ⼀⼈の「正⾯」が多すぎる問題 (業務、システム) 業務遂行が困難に 1人の負荷も増大 体制は増えず、 むしろ減少していく 仕事が属人的過ぎ て後から人が 入れない 日々トラブル対応 に追われる 深まる 仕事の属人化 知識を残すことに 手が回らない やっていることが 魅力的に見えない 個々人のやりがい が高まらない 仕事内容が共有 されず縦割り化 技術が古いままで 固定化される 最低限のことをやる 時間しかない Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

56.

やめることから始めよう ⽬の前のことだけに体制 が絞られているならば ⽬の前の複雑さを減らす ことから始めよう シンプル Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

57.

地下1階 地下10階

58.

“アジャイルで 必ず良くなること を⽰さなければ ならない”

59.

なぜか組織の施策については “成功” が前提とされる 組織で⾏う施策には “成功前提” が求められる 実績に乏しい事案はまず取り組み対象にならない しかし、”組織変⾰” こそ、不確実性に向き合う 試みに他ならない(たいていが “組織初” の試み)

60.

組織変⾰にこそ、「仮説検証」で臨む Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

61.

組織施策の “仮説検証 → MVP試⾏” 新しい働き⽅ 新オペレーションモデル 新たな⼈材教育 etc 仮説検証 MVP試⾏ 展開拡⼤ (Minimum Viable Policy) Problem-Solution- t (組織課題と施策の適合) の コアとなる施策を 最⼩限の範囲 (選抜/特定部⾨) ⾃信を得るまでテスト で試⾏する、修正する fi Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. 施策を補強し 全組織に展開する

62.

例えば、”アジャイルな事業開発・運営” “事業開発にアジャイルさを 取り⼊れたい” 仮説検証 MVP試⾏ 展開拡⼤ (Minimum Viable Policy) ⼩さなプロジェクトで アジャイルな運営⽅法を 特に事業開発の変⾰が 必要な事業部⾨で先⾏的に 検証する 取り組む Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. 型および⽀援体制を整備し 適⽤先を広げられるようにする

63.

“外からの関わり” は必ず壁にぶつかる 外からの関わり = 「ある役割」が前提となる 問題解決や⼿法提供のコンサル︖ アジャイル実践を補完するコーチ︖ いずれにせよ、関与は役割に基づき「限定的」となる

64.

挑み⽅が仮説検証的であればあるほど ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ 向き合う問題は、次々と変わっていく 裏腹に ”外からの関わり” では、どうしても関与が遅れたり 意思決定に関与できず、適応の機会を⾒逃すことになる

65.

もっと深く関わりを得るには︖ ともに考え、ともにつくり、そして、ともに越える ためには︖

66.

「内側のイチ員」になる Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

67.

政府CIO補佐官 製造メーカーにおける アジャイル推進リーダー Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

68.

約10年ぶりに “組織のイチ員” に復帰 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

69.

“イチ員になる” = 現状の「不 (⾜|⼗分|満)」を相⼿側に回せない (ブーメランのように⾃分に返ってくるだけ) Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

70.

「組織のイチ員」になって得た確信 組織変⾰の前提は「From-To」 “どこから、どこへいくのか︖" To From Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

71.

「To (理想的な状態)」だけでは 現状からのGapが⾒えない 「差分」が捉えられていないのに、 なぜ、的を射る施策が打てるのか︖ だれが︖ どこから︖ From リーンスタート アップや︕ To GAP Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. アジャイルや︕

72.

ダメになろうなんて誰も思っちゃいない 誰もが本当はより良くなりたいと思っているし 今ここを頑なに守ればよいわけではないと気付いている 外から「To」を持ち込むことだけに 躍起になっていると⾒落としやすい やがて、「To」 vs 「From」 の構図を招き寄せる Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

73.

「そうせざるを得ないFrom」 を受け⽌めるところから 始めなければ、何を⾔った ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ところで⼀⾔も刺さらない リスペクト Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

74.

「変わる」に共通の正解ルートなんて無い たとえ同じような「To」を描いたところで 「From」は組織の数だけ存在する To アジャイル組織︖ どこから︖ From どこから︖ From どこから︖ From それぞれの組織が仮説を⽴てて臨むしかない Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

75.

いい加減「事例信仰」をやめよう 「XXXすべし」を取り⼊れて解決するほど 組織が置かれているFromは容易ではない (今ここの最適化は実に半世紀分) ⾃分たち⾃⾝で⾃分たちの GAP =「個性」を捉えて ⼀歩でも歩み進めるための仮説検証を始めよう Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

76.

私達が向き合うのは「⼈」 Fromなんて気にしたら 新しいことなんてできない︖ でもね、私達が向き合うのはあくまで「⼈」で その「⼈」が受け⽌め、動き出さなければ どれだけの正論であっても何の意味もない Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

77.

だからこそ、このジャーニーは極めて難しい

78.

ただし、⼿がかりはある Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

79.

ソフトウェア開発 Photo on VisualHunt

80.

「不確実への向き合い⽅」が変⾰の切り札ならば これまでのアジャイル開発がいきるということ︕ フィードバック Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

81.

概念 探索と適応の あり⽅とやりよう “アジャイル開発” 実践経験から の抽象化 実践 “アジャイル開発” の実践 “アジャイル”の 組織・業務適⽤ “アジャイル” を⼿順として適⽤するのではない “アジャイル” から概念を取り出すのだ Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. 81

82.

“動きかた” を決める「軸」を⾒出す 価値 原則 あり⽅、やり⽅を決めるもの 判断の基準となるもの “動きかた” (プロセス) プロセスを「⼿順」として 決めると固定的になる プロセスを決める「軸」を 捉えることで動的にできる 信頼すべき活動の指針 価値とプラクティス(価値を 実現する⽅法)を繋ぐ プラクティス Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. 実践のための 知⾒、習慣、パターン 82

83.

両利きのアジャイル 右⼿に「正しいものを正しくつくる」 左⼿に「組織を芯からアジャイルにする」 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

84.

両利きのアジャイル 右⼿に「正しいものを正しくつくる」 左⼿に「組織を芯からアジャイルにする」 ﹅ ﹅ ﹅ 総動員しなければ勝てない (組織変⾰ is “総合格闘技”) Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

85.

… それでも、⽬指すところまでは果てしない

86.

地下10階 地下20階

87.

組織の “奥底” で⾒つけたこと

88.

組織に「芯」は無い

89.

組織の「芯」とは︖ 経営から現場まで、ともに共通として持てる 「意図」のこと (もちろん現実には実現する⽅針や実⾏まで通じる必要がある) WHY (意図) みんなの HOW (⽅針) WHAT (実⾏) ゴールデン サークル

90.

﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ 数百、数千、数万⼈の ⼈たちの「意図」をあわせるには︖ (「われわれはなぜここにいるのか」) ﹅ ﹅ しかも、同じ組織でも ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ それぞれの「From」が異なる (部⾨ごと、製品ごと、役割ごと、世代ごと…)

91.

組織レベルになると、⼀⼈の意図だけでは 動かせない(経営でもムリ) 経営の判断やコミットは必要条件にはなるが ⼗分条件までにはならない なぜなら、われわれは「組織図」で箱と線として 表現されれば、それだけで意思疎通が 出来るような存在ではないのだから Photo credit: Marcin Wichary on Visualhunt.com

92.

せいぜい合わせられるのは “浅いWHY” 最⼤公約数にならざるを得ない それでも合わせるのに相当な時間を要する 誰もが抵抗感なく 正しいと⾔えること WHY 理解と合意に 無限の対話を要する

93.

みんな、すでに、思い思いの「良かれ」を やっているし、他にやりようがない

94.

降りていくほどに⾒えてくるのは 「倒すべき相⼿などいない」ということ 特定の問題を解決すれば それで「終わり」にならない 現状について「怒りをぶつける相⼿すらいない」

95.

物語に “悪の魔王” がいなかったら どうやって私達はクライマックスを迎えるのか︖

96.

地下20階 地上への帰還

97.

⾃分は 何をする者 なのか

98.

⾃分は 何をしたい者 なのか

99.

氷河期みたいな組織でも、 ⽕は灯せる Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

100.

だから、何か⾏動を起こして ⾃分も含めて、誰か⼀⼈、たった⼀⼈でも 変化を得ることができたら それは、他の誰かの変化に繋がりうる それは、きっと世界にも届く カイゼン・ジャーニー 第8話 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

101.

「組織を変える」の「組織」が ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ そもそも存在するようで存在しない

102.

﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ 「組織」は⼀⼈ひとりであり、 またその集まりでしかない だから、⽬を向けるのは「組織」なる概念 ではなく「⼀⼈ひとり」と数えられる「⼈」

103.

「組織」の芯(共通の意図)を描けないとしたら 誰のどこに焦点を置けば良いのか︖

104.

﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ⽬の前の⾃分たち⾃⾝に 置くよりほかない

105.

それは、⽬の前の「From-To」 その変化の⼀歩を踏み出すこと To From Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

106.

⼀歩踏み出せば、⼀歩 ”地点” が変わる 新たな地点から⾒える “⾵景” は変わる To From “アジャイル"という⾔葉を得られた ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ 次はその⾔葉を使って始められる Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

107.

どんなに⼩さな⼀歩でもそこには 確かな変化を噛みしめられる 喜び がある Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

108.

その過程(探検)で私達は学ぶ。その学びを楽しむ。 そして、学びを分かち合える、 仲間がいることに、また喜びを感じる Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

109.

時を超えて思い起こす

110.

16年前、この場所で 「世界を変えられるか︖」 という話をした

111.

その「世界」とは、”組織” のことか、 “社会” のことか

112.

113.

「世界」とは、どこにでも存在しうる ⼈と⼈との関わりの中で⽴ち上がるもの

114.

それは時に それは時に それは時に それは時に それは時に それは時に それは時に “チーム” であり “⼀つの部⾨” であり “社内勉強会” であり “情シスと事業部とのPJ” であり “ハンガーフライト” であり “XP祭り” からであり “たった2⼈” との間にもある

115.

その「世界」は、必ず繋がっている

116.

芯 (共通の意図) をもとに、 ⼈と⼈の関わりは重なり合うものだから 経営 事業部 コミュニティ 顧客 部⾨ パートナー 部⾨ チーム 私 2⼈ あなた

117.

現に

118.

現に、それぞれの座標が 時とともに変わる中で 今もこうして出会い アジャイルを芯にして 語り合うことができる

119.

「⾃分」の芯が、同時に より広い「世界」の芯にもなりうる Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

120.

その「世界」が閉じていると やがて⾏き詰まってしまう 他の「世界」との繋がりを失うから

121.

⾃分⾃⾝に「⼊り⼝」をつくる 「⼊り⼝」があるから⼈との関わりがある それは「世界」にとっての「次の可能性」 Photo credit: lioil on Visualhunt

122.

外との接点を増やすと 「外向けの⾔葉」が多くなる

123.

内側を置き去りにして 外に偏りすぎると、分からなくなっていく

124.

「死ぬまでいきる⽇記」 “⽕星へのレポート” https://www.amazon.co.jp/dp/4910790098/

125.

“⽕星へのレポート” = 「⾃分への発信」

126.

4ヶ⽉ 4万⽂字

127.

⾃分の ”声” に ⽿を傾ける (ことにも勇気はいる) 勇気

128.

⾃分は 何をしたい者 なのか

129.

その時間が「正しいのかどうか」ではない

130.

「ともに越える同朋」が居て、⽬の前の 僅かな「変化」を噛み締められること

131.

「世界を変える」のために、 「誰か」と越える のではなく 「ともに越えたいあなた」と、 そのための「世界」を選ぶ

132.

そう考えると、 とっくに到達していると⾔えるし この先も、もう少しだけ続けられる

133.

16年前の問い

134.

Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

135.

“答え” はすでにある

136.

「世界」を変えることはできる

137.

「⾃分」を変えることができるから︕

138.

他の⼈が「変わらない」なんて決めるな

139.

Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

140.

⾃分たちの世界を、好きな場所にしていこう。