リモートと感謝とキズナ

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May 29, 23

スライド概要

Management 3.0 Japan Conference 登壇資料です。
http://management30.jp/m30jpcon/

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エンジニア。スクラムマスター。 Zennでサーバーレス本書いてます。 http://zenn.dev/mistletoe/books/93f5810c20eb9a http://github.com/theMistletoe http://zenn.dev/mistletoe http://qiita.com/mistletoe http://note.com/themistletoe

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各ページのテキスト
1.

リモートと感謝とキズナ Vertex 〜Remote × Thanks × Bonds〜 1

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Who am I ? Vertex ❖ Name : 田中基淳(Motoaki Tanaka) ❖ Work : システムエンジニア ➢ アジャイル開発推進・支援 ❖ GitHub : theMistletoe ❖ Twitter:@mot0aki ❖ 人生初登壇です! 2

3.

チームビルディング うまくいってますか? 3

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チームビルディング Vertex ❖ 難しい…… ❖ なんとなくチームが疲弊…… ❖ 分断・ピリピリ…… キズナが希薄に 心理的安全性の高い、信頼しえる関係≒ 4

5.

チームの キズナを深めたい! 5

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How ? 🤔 6

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“ 感謝 ” って知ってますか? 7

8.

“感謝”とは Vertex アジャイル開発における"ふりかえり"の手法の一つ ❖ 助けてくれたり、貢献してくれたり、 問題を解決してくれたメンバーに感謝を表明する、だけ ❖ チームメンバーがお互いに感謝の思いを伝え合うことで、 活動をポジティブに締めくくる事ができる ❖ 節目のタイミングや、チームが暗い雰囲気の際におすすめ 8

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※『アジャイルレトロスペクティブズ』より引用 Vertex 私たちが一緒に働いたあるグループは、後日、レトロスペクティブの結 果としてただ1つのことを成し遂げたと言ってきた。 「何をしたの?」私たちは尋ねた。 「週次ミーティングで「感謝」を始めたんだ。それがみんなの関係を変 化させた。ケンカもしなくなった。意見が合わないこともあるけど、今 ではお互いに尊重し合っていることを知っている。それに、厳しい状況 も乗り切りやすくなった」 ※『アジャイルレトロスペクティブズ 強いチームを育てる「ふりかえり」の手引き』 (EstherDerby, DianaLarsen他 2007/9/25発行 p115) 9

10.

“ Kudo Cards ” って知ってますか? 10

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“Kudo Cards”とは Vertex “感謝”を形式化したManagement 3.0のプラクティス ❖ カードにポジティブメッセージ を書き、思いを伝えて渡し合う ❖ あるいは、チームメンバーの見 えるところに張り出す ❖ 公式サイトで購入、または 登録&PDFをダウンロード できます! 11

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※『Management 3.0 Kudo Box & Kudo Cards』より引用 Vertex The science of positive psychology confirms that positive minds are more productive and more successful than neutral and negative minds. And systems thinkers and complexity researchers know all about reinforcing feedback loops: you often get more of what you focus on. Therefore, focus on the positive, not the negative. In other words, it all makes sense. 〜(中略)〜 As Jurgen Appelo said, “Teamwork can only emerge as an outcome of people’s individual contributions to that team.” Kudos recognize the individual accomplishments that combine to make a successful team. ※Management 3.0『Kudo Box & Kudo Cards Nurture Intrinsic Motivation - Management 3.0 Practice』 12

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私の思う感謝・Kudoの好きなところ Vertex ❖ 感謝を伝える機会を、ある意味"強制的に"作り出せる ➢ ➢ ➢ ❖ 感謝を伝える機会は実はなかなかない Why?→ハードル・コストが高い "場"を作ることで、人は感謝の気持ちに向き合える ■ 心理的障壁の低下 どんな人でも感謝の気持ちを持っていることが目に見える ➢ ➢ ➢ 自分から誰かへの感謝 誰かから自分への感謝 彼から彼女への感謝 13

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“感謝” “Kudo Cards” イイネ! 👍 14

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But…… Covid-19 15

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Covid-19 → リモートの潮流 Vertex ❖ リモートだと…… ➢ ➢ ➢ ➢ ❖ つながりが希薄になる 一度も対面したことのない人と活動 相手の状況がわからない メンバーの関係・キズナが悪化することも…… 感謝のハードルはどんどん上がっていく ➢ 意図的な感謝の場がより重要になる 16

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“リモート”でも チームのキズナを 深めたい! 17

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How ? 🤔 18

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“感謝” “Kudo Cards”を リモートでもやろう! 19

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リモートでの感謝・Kudo Cards Vertex ❖ Miro/Muralとかでもできるけど、より気軽にやりたい! ❖ ふせんではなく、特別なカード/トークンとしてもらいたい! ❖ 感謝の見える化・共有化がしたい! ➢ Kudoには公式のツールがある。でも、1on1で利用する想定。 ➢ チームにポジティブなムードが伝播してほしい! 20

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🤔 21

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つくった! 😃 https://thanksmsg-7cb0a.web.app/ 22

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ツール説明 Vertex ❖ ワークスペース(URL)を共有して、チーム メンバーへの感謝の思いを張り出す ❖ Kudo Wall※というスタイルに近い ❖ 感謝(あるいは感謝される行動)の 見える化ができる ❖ チームメンバーで鑑賞したり、トピック 取り上げて雑談しましょう! ※Management 3.0『【やってみた】いい規模の会社で導入してみた結果・・・』 ↑作ってみたやつのURL 23

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使ってみた!😃 24

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実際にチームで使ってみた Vertex ❖ 私のチームの状況 ➢ ➢ ➢ ➢ ➢ 2020/1開始のプロジェクト アジャイル開発初めてチーム+コーチ役 複数拠点にチームが分散している→移動・集合しての活動 4月からCovid-19により、リモートでの活動へ なんとかリモートでもやってきたが、チームに疲労感・暗い雰囲気に…… チームの雰囲気を元気にしたい! 25

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メンバーの感想 Vertex ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ チームのふりかえりの標準ツールにしたい! 簡単なので毎週やっても良さそう! 他の現場でも使ってみたい! 普段なかなか聞けない感謝の言葉を聞けて、やる気が出た! チームの雰囲気を元気にする目標が達成できた! チームのキズナを深めあう取り組みになった! 27

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まとめ 28

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リモートと感謝とキズナ Vertex ❖ ❖ ❖ これからリモートでの働き方が増えてくる 放っておくとキズナをどんどん損なってしまう リモートだからこそポジティブなチーム・キズナのための 枠組みが重要になる リモートでもツールを駆使して、 感謝の気持ちでキズナを深め合おう! 29