楽しく成長するために発信活動を始めよう

スライド概要

DevRel Meetup in Tokyo #74 での発表スライドです。
ここで話しきれなかった内容は、Microsoft Build の私のセッションで話す予定です。
詳細は以下を参照ください。
https://mybuild.microsoft.com/ja-JP/sessions/d0b8ccfb-ee13-4130-a93e-ac67e0fb8054?source=%2Fspeakers%2F4a4a513b-ff4e-4ad4-8e1e-f0f7c9d56559&fbclid=IwAR0iAJprjj2PQ_l0-02buLhRvoa-SyND6fiMuA4_aVLPxmmJt42ny4hStoQ

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小島 優介

@kojimadev

作者について:

30代後半から発信活動を始めて人生が楽しくなりました。 主にC#/設計技法/マネジメント/チームビルディングの情報を発信します。 デブサミ2020関西ベストスピーカー賞1位。 ITエンジニア向けの月刊誌「Software Design」4月号より連載記事を執筆中。 デンソークリエイト所属。発言は個人の見解。

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公開日

2022-05-11 18:47:00

各ページのテキスト

1. 楽しく成長するために発信活動を始めよう 2022/5/11 DevRel Meetup in Tokyo #74 小島優介

2. はじめに スキルアップするためにはアウトプットが良いと言われています (技術記事を書いたり、社外発表したり) 分かっていても、なかなかそういう時間が確保できませんでした プライベートでも、そんなに勉強したくありませんでした そんな私が、楽しく成長できた方法を紹介します

3. 自己紹介(3年前) 名前:小島 優介 年齢:38歳 活動: 社外での発表経験なし 社外での勉強会の参加経験なし 技術記事の投稿経験なし

4. Agenda  成長することの必要性  成長するためのファーストステップ  仕事のチームをアウトプット信者にする  コミュニティに参加する  社外発表にチャレンジする  自分の自己実現をよく考える  まとめ

5. プライベートで勉強するのは嫌だった 疲れていた • 残業で • 仕事で必要にせまられて、プライベートで しぶしぶ勉強していた • ちなみに社外での勉強会やイベントについては 社外イベントの存在を知らなかった

6. 仕事は真面目に頑張っていた 数年前、プレイングマネージャーとして あるプロダクトの管理と技術の両方を頑張っていた そこそこ残業していたが 開発しているプロダクトが好きで ユーザーの要望をもとに企画する所から アーキ設計やテスト戦略など 自分が決められる裁量が広く 仕事にやりがいを持っていた

7. 何のために働くのかを考える出来事 人生の中で仕事が最も忙しい時期があった その時、娘が1歳の頃で育児が大変な時期だった 正直、娘とあまり遊べていなかった ある日、娘が雑に折られた折り紙で 一人で遊んでいるのを見かけた それは数ヶ月前に、私が雑に折った ペンギンの折り紙だった そんなものを娘がずっと大事にしているのを見て 自分は何をしているんだと思って泣いた

8. 自分にとって大切な事 働く理由を考え直した プロジェクトの成功や、社会的な地位や、収入の維持より、大切な事 家族との時間を大切にして 家族と幸せになる事の方が何万倍も大切 だから、上司に相談してプロジェクトの計画を変更してもらい 自分の業務量も減らしてもらい 家族との時間が確保できるようにしてもらった (ホワイトな会社で良かった)

9. 成長することの必要性 家族との幸せを維持するために、 今のままの自分では今のチームでしか役に立たない人材 であり、会社に依存し過ぎ この変革の時代において、定年まで1つの会社で働ける保証はどこにもない 安定して働くためには、成長して自分の市場価値を高める事が必要

10. Agenda  成長することの必要性  成長するためのファーストステップ  仕事のチームをアウトプット信者にする  コミュニティに参加する  社外発表にチャレンジする  自分の自己実現をよく考える  まとめ

11. 技術記事に興味 家族との時間が確保できるようになって余裕が出来たので プライベートで個人開発アプリを作ってみた 作りたいと思ったものを作るのは楽しかった 世の中のエンジニアの人たちが書いてくれた技術記事のおかげで 個人開発アプリが作れた → 技術記事を書く事に興味を持った スキルアップするためにはアウトプットが良いと言われているため 技術記事を書けば成長して市場価値も高められそう!

12. 技術記事を書こうとしたがネタがない 最初は、なかなか技術記事が書けなかった 書きたいことと同じ内容の記事がすでに世の中にあるため 書くネタがない 色々しらべて分かった事は 「自分なりの視点で書いた記事なら どんな記事も価値がある」

13. 初心者という視点で書いた記事は価値がある 上記は「C#の初心者の視点」から見て「C#の型スイッチ」という機能が 「地味だけど便利」である事を説明した記事 同じ内容を扱った記事は、世の中にすでに存在する 記事内に書かれている「この機能は地味だけど便利」という 初心者視点が、同じ初心者にとって価値があるかもしれない

14. どんな技術記事でも価値がある 人により前提知識が異なるため、同じ記事でも 「分かりにくい」「得る知見は無かった」「刺さらない」と思う人と 「分かりやすい」「良い知見を得た」「刺さった」と思う人がいる 同じ技術を扱った記事でも、それが色んな視点で複数あった方が より多くの人に刺さる可能性が高まる つまり、自分なりの視点で書いた記事なら どんな記事も世の中に貢献している 私の場合、記事を書いていくうちに 少しずつ役に立つ記事が書けるように成長できた

15. (参考情報) アンケートをしてみた 世の中には、自分にとって価値の低い記事が増えることで 自分にとって価値の高い記事の検索性が下がることに ネガティブなことを言う人もいるのでアンケート 私のエンジニア仲間に聞いた結果、61人中58人(95%)が 1 を選択 だからまず発信を始めましょう 最初は記事の質が低いとしても、経験を積んで成長すれば、 きっと多くの人に貢献する記事が書けるようになる

16. 技術記事を書く無限ループ 今まで自分は技術記事を読んで、分かった気になっていた 人に説明しようと思って書いてみると 実は全然理解できていなかったということに気付く 記事を書きながら理解し直すことで「使える知識」になった 成長できて嬉しい & 記事にフィードバックもらえて嬉しい 再び記事を書いて 成長できて嬉しい & フィードバックで嬉しい 無限ループ

17. 技術記事を書く事で起きた心の変化 それまで、なんとなく情報を収集していたが、記事を書くために 「人に説明するために自分なりの解釈」をしようと 試みながら情報をインプット それまでは、記事を書いている人の事を想像した事はなかったが 自分が書く側の経験を積むと、たくさん読まれる記事を書く人に興味 技術記事を投稿する事で記事を読むことが楽しくなり 「多くの情報を楽しく理解」

18. Agenda  成長することの必要性  成長するためのファーストステップ  仕事のチームをアウトプット信者にする  コミュニティに参加する  社外発表にチャレンジする  自分の自己実現をよく考える  まとめ

19. 仕事のチームをアウトプット信者にする 今回は割愛

20. Agenda  成長することの必要性  成長するためのファーストステップ  仕事のチームをアウトプット信者にする  コミュニティに参加する  社外発表にチャレンジする  自分の自己実現をよく考える  まとめ

21. アウトプットの仲間を仕事の外にも作る チームを巻き込む事が困難 or もっと刺激し合う仲間を作りたい 既存の仲間の意識を変えるよりも 自分と同じものを目指すコミュニティに属す方が簡単 一緒に頑張ったり、刺激し合ったり、自分の背中を押してくれる仲間を 自分に近いコンテキストの人が集まるコミュニティで作る

22. コミュニティに所属すると楽しく成長 過去の私は「井の中の蛙」で成長が停滞 人は一緒にいる人の影響を受けやすいため、 自分が尊敬する人たちが集まるコミュニティに所属すると その人達の影響を受けて成長しやすい エンジニアライフは圧倒的に楽しくなり成長も加速 私は半年間で価値観がガラっと変わった

23. コミュニティで価値観が変わる 仕事の時間以外で社外の勉強会に参加するのは嫌 → 興味あるテーマでの勉強会は楽しい OSSやサービスを作って公開するのは限られた天才のみ → 作って公開するのは簡単で楽しい 情報は自分で調べるしかない → 皆が助けてくれるし、知見をシェアしてくれる 凄いエンジニアの人達とは一生かかわる事がない → 気軽に会話やフィードバックしてくれる

24. 自分を育成してくれたコミュニティ 運営者ギルド https://qiita.com/organizations/admin-guild Webサービスの運営者が知見を共有するためのコミュニティ 皆が新しいチャレンジを楽しみながらどんどん行い、そこで得た知見が皆に共有される Engineering Manager Meetup https://engineering-manager-meetup.connpass.com/ エンジニアリングマネージャーの知見を共有するためのコミュニティ マネジメントについて困っていることを相談すると皆から助言してもらえる エンジニアと人生コミュニティ https://community.camp-fire.jp/projects/view/280040 発信に対する知見や刺激が多く、発信することの背中を押してくれるコミュニティ メンバーの発信や発信による成功を見ることで、発信のモチベーションが上がる

25. コミュニティを探す方法 オススメは以下で興味のある勉強会やイベントに参加してみる事 connpass、Doorkeeper、TECH PLAY 私の場合は読んだ記事を書いている人が入っているコミュニティに興味を持った 記事内で以下のようにコミュニティが紹介されていれば興味が湧く

26. コミュニティへの参加する時の気の持ち方 コミュニティによっては、Slackのワークスペースへの参加を促すものがある イベントがない時でも繋がりができるのでオススメ この時、「このコミュニティに参加し続けるか分からない」 という気持ちだと、なかなかSlackに参加する勇気が出ない でも大丈夫! どの管理者も「試しに一度参加してみて」と思っているので 合わなかったら抜けても大丈夫なので、試しに参加するのが大事

27. Agenda  成長することの必要性  成長するためのファーストステップ  仕事のチームをアウトプット信者にする  コミュニティに参加する  社外発表にチャレンジする  自分の自己実現をよく考える  まとめ

28. 社外発表にチャレンジする 始めての社外発表は、5分程度のLT(ライトニングトーク)がオススメ コミュニティで「LT発表をやった話」を聞いて興味持つ コミュニティの皆が、迷っている時に背中を押してくれたり 初めての発表資料を事前にレビューしてくれた 1回目が1番敷居が高いので 勇気を出して1回目をやって本当に良かった

29. 発表で得られる事 • 話すテーマについて、より深く理解できる • 社外イベントに参加するエンジニアは優しい人ばかりで 意地悪な事を言われず、ポジティブフィードバックがたくさん得られる • リアルタイムで顔の見える人からフィードバックをもらう事で新たな刺激 • 社内に閉じこもっていた自分は、自分と他の人の発表を比較して 自分がどれだけ「井の中の蛙」か思い知った(良い意味で) • 運営や参加者と仲良くなりやすい 社外イベントは参加するだけより 発表した方が100倍楽しい (1回目の発表後、1年間で7回発表)

30. 始めての社外発表の探し方 オススメは以下で「LT」というキーワードでイベントを探して申し込む connpass、Doorkeeper、TECH PLAY LT大会を開催している管理者は 「初めて発表する人が上手にできないかも」 という事は織り込み済みなので大丈夫 発表する事は迷惑ではなく業界への貢献 • 1回目のハードルさえ超えれば、2回目以降もチャレンジできる • 発表者の増加はコミュニティの活性化に繋がり、業界への貢献になる

31. それでもハードルを感じる人へ いきなり大きなコミュニティで発表するのはハードルが高く なかなか発表機会が得られない方々も多い そんな人のために、参加人数が少なく、LT初心者が集まるオンラインのLT大会を 毎月開催するコミュニティを立ち上げ(2020年7月) 発表経験0回の人が30人以上、ここで発表を経験 初心者向け発表資料テンプレートと発表準備方法も公開(こちらの記事参照) コミュニティの詳細は以下のURL参照 (どなたでも ご参加 大歓迎) https://serverlesslt.connpass.com/

32. 次はカンファレンスにチャレンジ LTをする事で、自分の発表が人の役に立つという実感が得られると 参加者がより多く集まるイベントで発表したくなる カンファレンスの公募セッションに応募 最初に応募した時は落選(初めての発表から半年後) 公募セッションに当選する確率はほぼ0% でも 0% じゃないと思ったからチャレンジ 落選の経験を糧にして成長 繰り返し応募し続ければいつか当選できるはず その結果、Developers Summit 2020 KANSAI で運良く当選

33. チャンスに対しては全力を尽くす 運良く当選できたので、人生で最高のプレゼンをするために 2ヶ月間全てのプライベートの時間を費やして発表準備 その結果、ベストスピーカー賞1位を受賞 頑張れたのはコミュニティのおかげ 発表内容について意見や助言をしてくれたり、応援してくれた だから、準備は大変だけど、とても楽しい時間だった 家族にも相談して、この期間は発表準備に集中させてもらえるように 協力してもらった

34. コミュニティでのフィードバックの一例

35. カンファレンスを視聴した人からの感想(一例) • 今日一番為になりました!!! • めちゃめちゃ為になりました!ありがとうございました • 多様な取組を短期間で実践し、成果を挙げておられる点に刺激を受けました • 弊社でもぜひ取り入れてみたいことがたくさんありました • 色々と工夫を繰り返す姿勢を見習おうと思います。 • 動機付けの働きかけ、組織の風土を変えていく地道な努力が素晴らしいです • メチャメチャ参考になりました。これを見られただけでも参加価値がありました • 新人教育で悩んでいることがあり、深く共感できる内容でした • 仮説と検証を計画的かつ具体的にされていることに感銘を受けました • 風土や文化づくりや、未来を考えての様々な行動には心打たれました • すごい実践力、自分でもやってるつもりだったけど反省しました

36. だからカンファレンスにチャレンジ 感想をたくさんもらいやすいのがカンファレンス 凄く役に立ったという感想をもらったら、めちゃめちゃ幸せな気持ちになり さらに頑張ろうと思える だから、たとえ可能性が低くても 公募セッションに応募する価値がある

37. Agenda  成長することの必要性  成長するためのファーストステップ  仕事のチームをアウトプット信者にする  コミュニティに参加する  社外発表にチャレンジする  自分の自己実現をよく考える  まとめ

38. 自分自身の自己実現を考える 今回は割愛

39. Agenda  成長することの必要性  成長するためのファーストステップ  仕事のチームをアウトプット信者にする  コミュニティに参加する  社外発表にチャレンジする  自分の自己実現をよく考える  まとめ

40. DevRelっぽい話 私は仕事で自社製品を開発している 自分が投稿した記事に自社製品のリンクを付ける 記事がバズった時は自社製品の評価版の ダウンロード数が増加 カンファレンスで賞をもらった後 自社製品のユーザーに対して、カンファレンスとほぼ同じ内容で ウェビナーを開催しユーザーを集客

41. 自己紹介(現在) 名前:小島 優介 活動(3年前): 社外での発表経験なし 社外での勉強会の参加経験なし 技術記事の投稿経験なし 活動(現在): Developers Summit 2020 KANSAI ベストスピーカー賞1位 ITエンジニア向け月刊誌「Software Design」4月号から連載執筆中 Qiita/Zenn/NoteでのLGTM/スキの合計1万件

42. 楽しく成長するためのステップ 自分が学んだ知見を記事に書く • 自分なりの視点で、 • コミュニティを探して、勇気を出して参加してみる LT枠で申し込む • LTを開催しているイベントを探して、 • LTに慣れたら カンファレンスの公募セッションに申し込む

43. まとめ 発信活動を通して、様々なエンジニアと楽しく交流したり、 多くの人から感謝されたりなど、人生が楽しくなりました 楽しく成長するために発信活動を始めてもらえたら、とても嬉しいです 今日、話しきれなかった内容は Microsoft Build の私のセッションで話す予定です 5/26 13:30-14:15 (後で録画でも視聴可能) 詳細はこちら