他人の成長を見守りながら我が道を楽しむ生き方

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July 16, 22

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合同勉強会 in 大都会岡山 -2022 10th Anniversary Online- 2022/7/16

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Qiita や Zenn でいろいろ書いてます。 https://qiita.com/hmatsu47 https://zenn.dev/hmatsu47 MySQL 8.0 の薄い本 : https://github.com/hmatsu47/mysql80_no_usui_hon Aurora MySQL v1 → v3 移行計画 : https://zenn.dev/hmatsu47/books/aurora-mysql3-plan-book

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各ページのテキスト
1.

他人の成長を見守りながら 我が道を楽しむ生き方 合同勉強会 in 大都会岡山 -2022 10th Anniversary Online- 2022/7/16 まつひさ(hmatsu47)

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自己紹介 松久裕保(@hmatsu47) ● https://qiita.com/hmatsu47 ● https://zenn.dev/hmatsu47 ● 何してる人? ○ 名古屋で Web インフラのお守り係をしています ○ AWS とか DB とかそんな感じのコミュニティに出入りしてます ■ 中国地方 DB 勉強会も ○ コミュニティ運営にはほぼノータッチです(運営側は一度だけ) 2

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おことわり ● タイトルを付け間違えた感があります ○ 「生き方」などという大層なワードを入れたのを後悔 3

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要は ● 一歩引くことで気楽に仕事を楽しめるようになった ○ ✖とにかく自分の存在価値を高めよう ○ ✖偉い人の期待に応えて高い評価を得よう ■ 元からそんなに思ってなかったけれど ○ ✖若い人にはとにかく「できる人」になってもらおう ■ ✖雑な仕事は許さない 4

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実は ● 「成長」という言葉はあまり好きではない ● ある種の強迫観念 ○ そもそも日々そんなに「成長を実感」する? ■ 腹回りと体重なら🙋(物理) ○ 「常に成長しないと生きていけない社会」は辛い 5

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合同勉強会 in 大都会岡山・初参加の思い出 ● どうやら前日には東京に行っていたらしい ○ ホテルに着いた頃には日付が変わっていた(=岡山行き当日) 6

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合同勉強会 in 大都会岡山・初参加の思い出 ● 早朝に新横浜を出て新幹線で岡山へ ○ 岡山でレンタカーを借りて総社市内を観光 7

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合同勉強会 in 大都会岡山・初参加の思い出 ● 早朝に新横浜を出て新幹線で岡山へ ○ 岡山でレンタカーを借りて総社市内を観光 8

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合同勉強会 in 大都会岡山・初参加の思い出 ● 早朝に新横浜を出て新幹線で岡山へ ○ 岡山でレンタカーを借りて総社市内を観光 9

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合同勉強会 in 大都会岡山・初参加の思い出 ● 2018/9/1 @ 岡山県立大学(入口がわからず外を一周した) 10

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合同勉強会 in 大都会岡山・初参加の思い出 ● その日のうちに倉敷市へ移動 ○ 翌日は倉敷観光へ 11

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合同勉強会 in 大都会岡山・初参加の思い出 ● その日のうちに倉敷市へ移動 ○ 翌日は倉敷観光へ 12

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合同勉強会 in 大都会岡山・初参加の思い出 ● その日のうちに倉敷市へ移動 ○ 翌日は倉敷観光へ(+α) 13

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ところで ● オープンセミナー 2022 @ 岡山 ○ !!! https://oso.connpass.com/event/252366/ 14

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ようやく本題 ● 5 年前の私 ○ 17 年モノの Web サービスのお守り係+α(AWS 引っ越し前夜) ■ オンプレ機器が壊れまくって週末を潰すこと何度か ○ インフラチームの非公式リーダー ○ AWS 移行プロジェクト管理を任せた後輩がギブアップ ■ プレッシャーをかけ過ぎた(反省) ■ 管理を引き継ぐ余裕もなかったので、ほぼ一人で準備を進める状況に 15

16.

結果 ● AWS への移行は(なんとか)成功したが燃え尽きた ○ それから数年間は惰性で過ごす 16

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月日は流れ ● 現在の私 ○ SRE チームのメンバー(非リーダー・非管理職) ■ 自分以外のチームメンバーは全員 20 代(チームリーダー含む) ○ 技術検証を中心に ■ Aurora MySQL v1 → v3 バージョンアップ ■ フロントエンド改善(React 導入) 17

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この 5 年間で変えたこと ● 自分が前面に出るのをやめた ○ それ以前から後進に道を譲ろうとしていた ■ しかし上司や偉い人たちがそれを許してくれなかった ○ 断固として丸投げを受けないことにした ● 後輩の粗探しをやめた ● 若手の優秀さを上司にアピールするようにした ○ 上司や偉い人たちが若手の能力を認め始めた 18

19.

そして、SRE チームの現状 ● 若手 3 人+おじさん 1 人の 4 人チーム ○ 元はインフラチームだがそこに限定せず活動 ○ サービスの信頼性コントロールに関すること全般が対象 ● 「休日は休む」「余暇はゲーム」のメンバーが多い ○ とっても健全 19

20.

チームメンバー ● 最初はみんな新卒未経験 ○ 新人研修で本格的にコーディングを経験するようなレベルの人ば かり ● SRE : 新人研修では扱わないテーマが守備範囲に ○ 現チームリーダーを含め、チームに入ってから身につけた能力で 結果を出している 20

21.

メンバー育成プラン(チームリーダーと相談しながら) ● 個人ハンズオン(AWS)の期間を長めに取る ● 学習や調べ物は本人のペースを尊重 ○ 時間を掛けて調べたければ時間を掛けても OK ○ 聞きたいと思ったことはすぐに聞いても OK ● チャットで気楽に ○ 相談(できるだけ反応は速く) ○ 分報 21

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メンバー育成プラン(チームリーダーと相談しながら) ● 個人ハンズオン(AWS)の期間を長めに取る ● 学習や調べ物は本人のペースを尊重 ○ 時間を掛けて調べたければ時間を掛けても OK ○ 聞きたいと思ったことはすぐに聞いても OK ● チャットで気楽に ○ 相談(できるだけ反応は速く) ○ 分報 https://gihyo.jp/book/2019/978-4-297-10889-2 https://gihyo.jp/book/2019/978-4-297-10661-4 22

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メンバー育成プラン(チームリーダーと相談しながら) ● 個人ハンズオン(AWS)の期間を長めに取る ● 学習や調べ物は本人のペースを尊重 ○ 時間を掛けて調べたければ時間を掛けても OK ○ 聞きたいと思ったことはすぐに聞いても OK ● チャットで気楽に ○ 相談(できるだけ反応は速く) ○ 分報 23

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SRE チーム 2 年間の成果(主なもの) ● AWS アカウントの分離による安全な運用 ○ サービス別プロダクト環境アカウント・ステージング分離 ● マネージドサービス・クラウドを生かした構成へ ○ サーバレス・非 RDBMS データストア導入(スケール対応) ● コンテナ& CI/CD 導入 ○ 開発サイクルの加速支援 ■ 人の手による温かみのある作業からの脱却を目指して 24

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チーム内での私の役割と行動スタイル ● 社内にない技術の導入 ○ 解決したい課題に合わせてどこかから持ってくる ● チームメンバーのスキルアップ支援 ● プロジェクトを主導する立場から(徐々に)撤退 ● 残業↓・有給休暇↑ ○ 社外活動の幅を広げる時間確保のため 25

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社外活動 ● Qiita / Zenn 記事・GitHub リポジトリ ○ 公開できる情報はオープンに ■ MySQL 8.0 の薄い本 https://github.com/hmatsu47/mysql80_no_usui_hon ■ Aurora Ver.UP https://zenn.dev/hmatsu47/books/aurora-mysql3-plan-book ● 無理のないコミュニティ活動 ○ 気楽にできる登壇は積極的に ○ シビックテックも https://github.com/code-for-hamamatsu/vaccinecert-faq 26

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それを見て、かどうかは知らないけれど ● 一部のメンバーが Qiita に記事を書きはじめた ● 勉強会にも参加しはじめた ○ 平日夜 ● そろそろ LT 登壇を始めそう ○ 無理強いせず見守る 27

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社内の変化 ● SRE 以外のメンバーへの影響 ○ 新しい技術の導入↑ 28

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自分の変化 ● 会社依存↓ ○ コロナによるリモートワークの広がり→お誘い↑ ○ 若手のスキルアップ→いつ自分が離れても問題なし ● 業務と無関係の技術に挑戦 ○ モバイルや React 以外のフロントエンド ● あまり無理せずのんびり進めている(←ここ大事) ○ 社外活動↑≠中年の危機的な何か 29

30.

現在の心境 ● 自分が先頭に立って動くより楽しい ● そろそろ SRE チームに自分の力が必要なくなりそう ● いざとなったらどこかへ ○ 社外活動効果で自由度 UP 30