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April 16, 26
スライド概要
小豆本の補足資料
はじめまして、yukikoと申します。 DX推進のお力になれれば嬉しいです! 気軽にLinkedinなどでお声がけくださいね! ★スキル LPICレベル2取得者 AI、Python、Splunk、BIが得意領域です。
LPIC 101 第2章 Linuxのインストールと パッケージ管理 文系・未経験でもわかる! 2.5時間で理解する0から入門資料 小豆本の補足資料 新人ITエンジニア研修資料 ─ 作成日: 2026/04/15 YukikoIshiguro
今日学ぶこと(2.5時間の流れ) 0:00 Linuxってなに? ─ ディストリビューション 0:25 Linuxのインストール手順(Debian) 0:50 パーティションの考え方 1:20 ブートローダー(GRUB) 1:50 パッケージ管理(apt / dpkg) 2:20 まとめ&確認問題
Linuxってなに? ディストリビューションを理解しよう
ディストリビューションって何? 弁当で例えると… 「Linuxカーネル(ご飯)+ソフトウェア(おかず)」を詰め合わせたパッケージがディストリビューション! 同じご飯でも、おかずの組み合わせで全然違う弁当になる = Ubuntu・Debian・CentOSなど 代表的なディストリビューション Ubuntu 初心者向け・デスクトップに人気 Debian 安定重視・Ubuntuの元祖 CentOS / RHEL 企業向け・サーバー用途 Arch Linux 上級者向け・高カスタマイズ 確認コマンド: cat /etc/issue → ディストリビューション名が表示される
Linuxのインストール VirtualBox + Debian の手順をステップで理解
Debianインストール ─ 全体の流れ ① インストール方法を選ぶ Graphical Install を選択(初心者はGUIが楽!) ② 言語・場所・キーボード 日本語 / 日本 を選択 → 時刻が自動で JST (UTC+9) に ③ ホスト名・ドメイン名 サーバーの名前。後から変更OK(例: debian / test.com) ④ rootパスワード設定 管理者パスワード ─ 全権限あり!絶対忘れずに ⑤ ディスクの設定 今回は「ガイド ─ ディスク全体を使う」でOK ⑥ ソフトウェア選択 ⑦ GRUBインストール Debianデスクトップ GNOME 標準システムユーティリティ /dev/sda を選択 → これがないとLinux起動しない!
パーティションの考え方 なぜ区切るの?どう設計するの?
パーティション = 部屋割り! マンションで例えると… ハードディスク=建物全体 システムとデータを分離 /home を分けると、OS再インスト ールしてもデータが消えない! パーティション=各部屋 部屋ごとに用途が違う! セキュリティ向上 /tmp を分けると悪意ある攻撃の影 響を局所化できる 最低限必要なパーティション: ①ルートパーティション(/) パフォーマンス向上 / と /var を別ディスクにすると処 理が並行してできる ②スワップ領域
パーティションのレイアウト設計 ディレクトリ 種別 目安容量 役割 / 必須 20GB+ システムファイル全体。必ず必要! /boot 推奨 数百MB カーネル・ブートローダのファイル /home 推奨 用途次第 ユーザデータ。分けるとOS再インストール時に安全 /var 任意 数GB+ ログ・メール・DB。肥大化しやすい /tmp 任意 用途次第 一時ファイル。セキュリティ対策で分けることも swap 必須 RAM×2 仮想メモリ。メモリ不足時のバッファ
ブートローダー(GRUB) Linuxが起動するまでの仕組みを知ろう
Linuxが起動するまでの流れ ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ 電源ON BIOS/UEFI ブートローダー カーネル起動 初期プロセス ログイン画面 PCに電力が供給される ハードウェアを初期化 ・チェック GRUBが起動。MBR領 域に格納! Linuxの核(カーネル )が読み込まれる 最初のプロセスが起動 起動完了! ③ブートローダー(GRUB)のポイント GRUB = Grand Unified Bootloader ・MBR(Master Boot Record)領域に保存 → ハードディスクの先頭セクタ ・GRUB Legacy (0.9x系) と GRUB 2 (1.9以降) がある ・CentOS6 → GRUB Legacy CentOS7以降 → GRUB2
GRUBの設定コマンド GRUB Legacy(旧バージョン) 設定ファイル: /etc/grub/config または /boot/grub/menu.lst 設定ファイル: /etc/default/grub (ここを編集) ↓編集後にコマンド実行 grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg または grub2-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg 主な設定値: ・default → 起動するOS番号 ・timeout → 待機秒数 ・title → OS名 ・kernel → カーネルファイル 直接 grub.cfg を編集してはダメ! インストールコマンド grub-install /dev/sda grub-install -v GRUB 2(現在の主流) # GRUBをインストール # バージョン確認
パッケージ管理 apt と dpkg を使いこなそう
パッケージって何?なぜ必要? コンビニで例えると… パッケージ = お弁当。中にご飯・おかず・箸(プログラム・設定・依存ライブラリ)が全部入ってる! わざわざ個別に買わなくても、1個買えば全部揃う = apt install の便利さ パッケージの中身: ✓ 実行プログラム ✓ 設定ファイル ✓ バージョン情報 ✓ 操作マニュアル ✓ 依存ライブラリ ディストリビューション別パッケージ管理: Debian / Ubuntu CentOS / RHEL Arch Linux apt / dpkg yum / rpm pacman
aptコマンド チートシート(Debian/Ubuntu系) 更新情報取得 apt-get update インストール前に必ず実行! /etc/apt/sources.list から情報を取得 インストール apt-get install apache2 依存関係も自動で解決してインストール アップグレード apt-get upgrade 全パッケージを最新化(削除を伴うものは対象外 ) 削除 apt-get remove apache2 パッケージを削除(設定ファイルは残る) 検索 apt-cache search apache パッケージ名・説明で検索 詳細表示 apt-cache show apache2 バージョン・依存関係などの詳細を表示
dpkgコマンド ─ .debファイルを直接扱う apt-get インターネット経由で自動取得・インストール 依存関係も自動で解決してくれる dpkg ⟷ .debファイルを事前に準備してインストール ネットなしでも使える(オフライン環境など) dpkg の主なコマンド: dpkg -i [パッケージ.deb] パッケージをインストール dpkg -r [パッケージ名] 削除(設定ファイルは残す) dpkg -P [パッケージ名] 設定ファイルごと完全削除 dpkg -l インストール済み一覧を表示 dpkg -L [パッケージ名] パッケージ内ファイル一覧 dpkg -S [ファイル名] ファイルがどのパッケージか調べる
今日のまとめ ディストリビューション Linuxカーネル+ソフトのセット。Ubuntu, Debian, CentOSなど種類がある インストール手順 言語→ホスト名→パスワード→ディスク→ソフト選択→GRUB の順 パーティション 最低限「/(ルート)」と「swap」が必須。/homeや/varを分けると安全 ブートローダー GRUBがMBR領域に保存。GRUB2の設定はgrub-mkconfigで反映 パッケージ管理 apt(ネット経由)/ dpkg(.debファイル)。Debian系は apt-get が基本 お疲れ様でした! 次は、小豆本の第2章の確認問題に挑戦しよう!
確認問題(5問) 1 Q1. Linuxのディストリビューションを確認するコマンドは? 2 Q2. Linuxインストールに最低限必要な2つのパーティションは? 3 Q3. GRUBはどこにインストールされる? 4 Q4. GRUB2の設定ファイルを反映するコマンドは? 5 Q5. apt-get と dpkg の違いを一言で言うと? 答えはスライドの内容を見直してみよう!