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May 02, 26
スライド概要
何卒よろしくお願い申し上げます。 一流のIT研修講師を目指し、日々研鑽を続けております。 本資料は外部公開用としてご提供するものです。
4対象別レッスンレビュワー チェックリスト 信号3段階で「一人でできる」を測る 受講生 まだ 作成: 友季子 新卒未経験 中途入社 もう少し IT研修講師 できる
こんな経験、ありませんか? IT研修の現場で繰り返される評価のズレ ズレ ブレ 曖昧 「教えたつもり」と「覚えたつも り」のズレで、後の演習が崩れる 講師によって受講生の判定が違い 、引き継ぎがブレる 「なんとなく心配」を「具体的に 何が課題か」に翻訳できない 解決のアプローチ 4対象 × 信号3段階のチェックリストで、評価の言葉を揃える 2 / 12
信号3段階の判定基準 シンプルだから判定が早く、ブレが少ない まだ もう少し できる 一人ではできない ヒントがあればできる 一人で完遂できる → 再レッスンを組む → 個別フォロー → 次へ進む ● 用語があやふや ● 手順を追えば操作可 ● 独力で操作・判断 ● 操作で止まる ● 声をかければ気付く ● 違うパターン対応 ● 比喩でも伝わらない ● 応用は不安 ● 他人に説明可 3 / 12
コアルール:迷ったら下に下げる 「ぎりぎり かな…」は で記録する できる なぜ下に下げるのか 信号の信頼性が担保される 迷ったら 下に下げる が「本当にできる」状態を表すようになる。チーム全員が信号を信 じられる。 もう少し 本人の将来を守る 背伸びを許して次に進むと、応用フェーズで本人が苦しむ。優しさと 正確さは両立する。 まだ 判定時間が早くなる 「迷ったら下」の単純ルールで、5段階評価のような判定迷いがなく なる。 4 / 12
4対象別の使い分け 同じ「一人でできる」でも、対象によってゴール設定が違う 1 受講生(汎用) 2 新卒未経験・新入社員 ゴール ゴール 学習トピックを独力で理解 基本操作とIT基礎の習得 主トピック 主トピック 3 用語 / 概念 / 操作 / 演習 / 質問対応 中途入社社員 4 PC基本 / Linux / コマンド / vi / 権限 / パイプ IT研修講師 ゴール ゴール 自社固有プロセスで自走できる 単独で公開コースを担当できる 主トピック 主トピック 社内ポータル / 承認 / Git / セキュリティ 教材 / 6階層 / タイムTBL / 受講生観察 5 / 12
8スライド構成(共通テンプレート) 1レッスン = 1コピー、印刷でも電子でも回せる 1 2 3 4 表紙 目的・使い方 信号判定基準 基本情報フォーム 対象バッジ + 3信号 3ステップ運用 カードで可視化 誰が・何を・いつ 5 6 7 8 前半チェックリスト 後半チェックリスト 個別フォロー 次レッスン引き継ぎ 5トピック × 6名 続きの5 × 6 / / 重点 + 申し送り 信号の言葉だけ対象に合わせて変えれば、構造は4枚とも揃う 6 / 12
運用Tips(1/2) 時短のためのコツ 1 2 レッスン直後5分で記入 時間が経つほど精度は落ちる。終礼後の5分が勝負時間 。 迷ったら下に下げる ぎりぎり 3 Tip 3 の例:事実 vs 解釈 かな…は 観察事実 解釈(仮説) 演習中3回手が止まった パスの理解が曖昧 ls -l の見方を聞き返した rwx の読み方が未定着 「実務でいつ使う?」と質問 Why が腑に落ちていない で記録。背伸びを許さない。 観察事実と解釈を分ける 事実ベースで書くと、次の講師が「なぜ 再現できる。 なのか」を 7 / 12
運用Tips(2/2) データから話すための仕掛け 4 信号集計を週次で取る 各受講生の 件数を週次で集計すると、補習が必要な人が「データで 」見える。「なんとなく心配」を「具体的に何が なのか」に翻訳で きる。 5 週次サマリー例 受講生A: 3/ 5/ 12 → フォロー対象 受講生B: 0/ 2/ 18 → 順調 講師間でブレ確認 同じレッスンを2人の講師が観察したら、判定をすり合わせる時間を取る。最初の3か月は意外とブレる。 8 / 12
やらかしパターン集 実際にやらかしたパターンも共有しておきます 過大評価 教科書例題が解けたら 同情判定 頑張ってたから で甘く 違うパターンに対応できるか必ず一つ確認する 判定は本人のために正確に。優しさと正確さは両立する 主観判定 1人で抱え込む なんとなくできてそう 判定根拠を一つは挙げる癖をつける を自分で全部解決しようとする メイン講師・運営に早めに共有する 9 / 12
チェックリストを「文化」にするために ツールがあるだけでは運用は回らない 1 の定義を全員で言葉にする 最初に必ずすり合わせ。主観の言葉を客観の言葉に翻訳するプロセス。 2 週1のKAIZEN MTGで使う 集めた信号データを読み合わせる。「なんとなく」を排除するのが目的。 3 引き継ぎは紙ベースでもOK 電子記録にこだわらない。書き込みハードルを下げることを優先。 信号3段階は、チームで合意した基準がないとブレ続ける 10 / 12
まとめ 5つのキーポイント ✓ 信号3段階は、判定が速くブレが少ないスイートスポット ✓ 4対象別に分けると、ゴール設定の違いを軸の違いに置き換えられる ✓ 8スライド構成で1レッスン=1コピー運用、印刷でも電子でも回せる ✓ 観察事実と解釈を分けると、再現性のある引き継ぎになる ✓ ツールより先に、チームで言葉を揃えることが分かれ目 「教えたつもり」と「覚えたつもり」のズレを、信号3段階で見える化していきましょう 11 / 12
参考リソース&続編候補 より深く学ぶための入り口 参考リソース 続編候補 信号集計のダッシュボード化 週次データを可視化する具体的な手順 ● LPI 公式(日本語) ● Linux JM Project(日本語man) ● Ping-T 無料問題集 ● Python 公式ドキュメント ● Splunk 公式ドキュメント 6階層説明フレームワーク実例 WHY→WHAT→HOWを6階層に展開する設計 文系新人向け 比喩・例え集 うさうさラーメン店式アナロジー集 ご清聴ありがとうございました 12 / 12