AI x IoTデバイスとしての Google Vision Kitの可能性と使いこなし

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December 09, 18

スライド概要

2018/12/09「名古屋版IoT縛りの勉強会! IoTLT名古屋 vol.9 LT」にて発表

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闇のエンジニア/変なデジカメ開発中/ディープラーニング芸人/Raspberry Piとからあげ大好き/はてなブログ書いてます

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各ページのテキスト
1.

AI x IoTデバイスとしての Google Vision Kitの可能性 と使いこなし 名古屋版IoT縛りの勉強会! IoTLT名古屋 vol.9 LT

2.

自己紹介 名前:からあげ(本名は内緒) お仕事:組み込み系のエンジニア 家族:妻・娘(それぞれ1人) 趣味:カメラと電子工作 ブログ:karaage. https://karaage.hatenadiary.jp Twitter: @karaage0703

3.

主な著書・寄稿 ラズパイマガジン・はてなニュース・変デジ研究所 等の商業誌、Webメディアに記事寄稿しています

4.

IoT LTのきっかけ

5.

明日!!

6.

AI/IoTが使われつつある 今後 AI x IoTの組み合わせが 重要になりそうな予感

7.

Google Vision Kit ・Raspberry Pi Zero + カメラモ ジュール + 専用ボードと(Intel Movidius同等品)の組み合わせ ・LEDボタン、ブザー付き ・GPIO(PWM)も使える ・小型、安価(1万4千円程度) ・AI(ディープラーニング)を使った 画像認識がデバイス上で可能 ・ネットにつなげれば即IoTデバイス AI x IoTに使えそう?

8.

試しにAIを使った画像認識する デバイスを作ってみた

9.

「Deep Janken」at OMMF2018

10.

Google Vision Kitのコツ ・自前データの学習とVision Kit用のモデル変換に Linuxでの環境構築が必要 ・画像認識の精度を上げるためには地道な努力が必要

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自前データの学習 Googleのクラウドサービス「Google Colaboratory」を使えば環境構築 不要でディープラーニングの学習とVision Kit用のモデルへの変換が可能 詳しくは「ラズパイマガジン12月号」か「日経Linux1月号」にて(宣伝)

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画像認識精度の向上の工夫 撮影環境の固定 (使用するカメラ・ライ ト・背景) 全部100均で調達 AI(ディープラーニング)の場合、あとは データの質と量がほぼ全て!

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データの質と量の確保 学習 テスト ダメなパターンの 教師データ取得 ダメなパターンの例 ・手の角度の違い ・手の形の違い(人によって異なる) ・グー、チョキ、パー以外の手 ・自分以外の人の手(子供の手) ・服の袖 ・etc…

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まとめ ・Google Vision Kit AIxIoTデバイスの可能性を 秘めているのかも ・AI(ディープラーニング)は、実世界で使うには 単純な例でも様々な工夫が必要。データセットで 100%達成しても実際にその性能は出ない ・AI x IoTの組み合わせは、まず運用してみてデー タを集めながら改善していくのが重要そう