情報・プログラミング教育について考えてみました

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September 30, 23

スライド概要

情報・プログラミング教育についての現場での考えです。

個人的な経験として、コーディングをすることで楽しむことができると感じた経験から、情報教育が必要だと考えるようになったことや、現状の情報教育において問題点があることに気づいたのがきっかけです。
具体的な教育方法は、シビックテックの考え方を生かしたプログラミング教室が良いのではと考えております。

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栃木県出身。岩手県在住。プログラミング×教育に興味関心があります!

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情報・プログラミング教育について 考えてみました

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自己紹介 栃木県出身 1997年生まれ ~2016年3月 商業高校 情報系学科 ~2020年3月 情報系大学 ~2023年2月 都内IT企業 現在 岩手県内 地域おこし協力隊 2023/9/30 2

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自己紹介 今の職業 (コーディネーター業) 高校生発信 この職業の人から 話を聞きたい! 選定・依頼 市内高校生 紹介 コーディネーター 受け入れ 地域の人たち 探究活動支援 キャリア構築支援 2023/9/30 3

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自己紹介 今の職業 (コーディネーター業) 地域の人発信 高校生の生の声が聞きたい! イベントの告知をしてほしい! 紹介 市内高校生 参加表明 コーディネーター 連絡 地域の人たち 探究活動支援 キャリア構築支援 2023/9/30 4

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スライドで記載していること • 自己紹介 • 自分と情報の関わり • 情報教育について考えたきっかけ • 私の理想とする情報教育 • 理想に対する問題点・疑問点 • まとめ 2023/9/30 5

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自分と情報の関わり コーディングして 動くの楽しい! 世の中の課題を プログラムを使って解決するのが楽しい 情報教育が 必要だ!! 今 情報高校時代 プログラミングの 楽しさを知る 2023/9/30 大学時代(情報学部) ITエンジニア時代 開発の楽しさを知る コーディネーター 情報教育の 不足を知る 6

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情報教育について考えたきっかけ コーディングして 動くの楽しい! 情報高校 プログラミングの 楽しさを知る 2023/9/30 世の中の課題を プログラムを使って解決するのが楽しい 情報学部 ITエンジニア 開発の楽しさを知る 情報教育が 必要だ!! コーディネーター 情報教育の 不足を知る 7

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情報教育について考えたきっかけ • 情報教育が必要だと思ったエピソード 先生・生徒の リテラシー不足 情報社会を生きてい く上で必要な知識が 意外についていない 2023/9/30 情報教育ができる 先生の不足 共通テスト 情報I の必須化 机上・暗記の勉強になってしまい 本来の情報教育が展開されない 8

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情報教育について考えたきっかけ • 既存のプログラミング教室でいいのでは? 2023/9/30 ロボット教室にすぎない 開発フローの一部しか カバーできていない ロボットを動かしてみよう! などの体験授業が多め 初めてプログラミングに触れ る小学生などは良いと思うが 高校生にとっては物足りない 印象 開発においてコーディングよ り要件分析や要件定義などが 大切なのでは? とりあえず動かしだけなので 教室で学んだことを生かしに くい 9

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私の理想とする情報教育 まちの課題を考える 探究的なプログラミング教室 2023/9/30 10

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私の理想とする情報教育 まちの課題を考える探究的なプログラミング教室 まちの困りごと ○○で困っているが どうすればいいか? 高校生目線のアイディア こうすれば いいのでは ないでしょうか! 2023/9/30 11

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私の理想とする情報教育 システムの開発フローに当てはめると コーディング・実行 することを目的と している 課題立案 ヒアリング 要件 定義 設計 今までの プログラミング 教室 プログラ ミング テスト 運用 まちの課題を考える探究的なプログラミング教室 本来プログラムをつくる上で重要となる 仕様検討・設計もカバーしている 2023/9/30 12

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私の理想とする情報教育 登場人物 私 開発 アドバイス 各種調整 ①地域課題を提示 市役所 (あるいは生徒が課題を提示) ②解決策を提案・開発 (理想は市民などにも使ってもらいたい) 学生 2023/9/30 ③フィードバック 地域の人たち 13

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私の理想とする情報教育 登場人物 私 開発・プログラミングがどう 各種調整 アドバイス 生かされているかのイメージ が付きやすくなる ①地域課題を提示 ・探究的な学びができる (あるいは生徒が課題を提示) ・地域を知る機会になる ・地域参加している実感を 持てる②解決策を提案・開発 市役所 (理想は市民などにも使ってもらいたい) 学生 2023/9/30 ③フィードバック 地域の人たち 14

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私の理想とする情報教育 登場人物 私 開発・生徒目線の生の声を聞く 各種調整 アドバイス ことができる ・IT知識について触れ、知る ①地域課題を提示 ことができる (あるいは生徒が課題を提示) ・学生に地域について知って もらう機会を作ることが できる②解決策を提案・開発 市役所 (理想は市民などにも使ってもらいたい) 学生 2023/9/30 ③フィードバック 地域の人たち 15

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理想に対する問題点・疑問点 金銭面の問題 教室をどのプロセスで開催 していいかわからない どこから運営の資金調達をす るかイメージがついていない 参加費を募るのも一つの手だ が、市などから資金を調達で きないのか? 私自身こういった教室を開い たことがないので、どのよう なプロセスを踏んで実現して 良いのかのイメージもついて いない 2023/9/30 生徒の負担 継続的な参加が重要となって くるので、部活動などの学校 生活との兼ね合いによる負担 が予想される。うまく学校の 「総合的な探究の時間」など に組み込めないか 16

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まとめ まちの課題を考える 探究的なプログラミング教室 従来のコーディングだけのプログラミング教室ではなく 要件定義から実運用までをカバーするプログラミング教室 ・プログラミングの イメージUP ・探究的な学び ・地域を知る機会 ・地域参加の実感 解決策を提案・開発 課題 市役所 学生 ・生徒目線の生の声を 聞ける ・IT知識に触れる機会 ・学生の地域参加機会 の提供 地域の人たち 2023/9/30 17