Office Scriptsの活用について

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気ままに勉強会 #138 Office Scriptsの活用について 2026年3月7日(土) まさやん

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自己紹介 ⚫ 名前:まさやん ⚫ 仕事:営業支援を行う部門で業務改善 ⚫ ITサービス活用歴 2021年:VBA、Power Queryで自分の仕事を自動化 2022年:サイト管理者になったため、SharePoint Online学習 2023年:Power Apps、Power Automateを活用してアプリを展開 2024年:Power Automate for Desktop、Power Apps活用 2025年:BI活用(ETL:Python、レポート/アプリ:TypeScript(一部)) @Masayan_power ⚫取得資格 基本情報技術者試験 PL-900 (C)XXXXXX INC. All Rights Reserved.

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注意事項 個人的見解や認識違いが含まれている場合が ありますので、その場合はご指摘ください。 また、資料は26年3月時点の内容になります。 (C)XXXXXX INC. All Rights Reserved.

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目次 1. Office Scriptsとは • 概要 • 使い方 • Office Scriptsのみで使用 • Power Automateと連携 • 制限 2. 活用方法 • 文法 • 活用例 (C)XXXXXX INC. All Rights Reserved. 4

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目次 1. Office Scriptsとは • 概要 • 使い方 • Office Scriptsのみで使用 • Power Automateと連携 • 制限 2. 活用方法 • 文法 • 活用例 (C)XXXXXX INC. All Rights Reserved. 5

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概要 Office ScriptsとはExcelのタスクを自動化するスクリプトです。 特徴 1. Excel On The Web上で動く 2. TypeScriptベース 3. Power Automateと連携可能 ライセンス Microsoft 365 for Business以上が必要 Office ScriptsにはExcel VBAの機能すべては無いです。 ※ユーザフォーム、イベント処理は無し (C)XXXXXX INC. All Rights Reserved. 6

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使い方(Office Scriptsのみで使用) Excel on the Webでスクリプトの作成および実行方法です。 1.自動化タブをクリック 2 .新しいスクリプト →コードエディターで作成 4.保存ボタン 5.実行ボタン スクリプトが実行される。 ※選択したセルに黄色を付ける処理 3.コードを書く 保存したスクリプトはOneDrive>> ドキュメント >> Office Scriptsに保存されます。 (C)XXXXXX INC. All Rights Reserved. 7

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使い方(Power Automateと連携) 作成済みのOffice ScriptsをSharePointライブラリに保存します。 1.自動化タブをクリック 5.ライブラリを選択 2 .スクリプトの表示 →最近使用したスクリプト 4.SharePointサイトを選択 3.「…」→コピーを作成するをクリック 6.保存をクリック 個人でなく複数人でOffice Scriptsを使用する場面の想定ため SharePointライブラリのスクリプト指定の例です。※OneDrive保存は割愛 (C)XXXXXX INC. All Rights Reserved. 8

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使い方(Power Automateと連携)※参考 雲のアイコンがついている方がSharePointライブラリに保存したスクリプトです。 ※雲のアイコンがない方は、OneDriveに保存したスクリプトです。 あり…SharePointライブラリ上のスクリプト なし…OneDrive上のスクリプト (C)XXXXXX INC. All Rights Reserved. 9

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使い方(Power Automateと連携) Power AutomateでのOffice Scriptsの指定方法です。 1.Excel Online(Business)選択 2.SharePointライブラリから スクリプトを実行するを選択 3. 実行対象ブックとスクリプトファイル 保存場所を指定 5.ライブラリを選択 実行対象ブック スクリプト 6.保存 ※引数付のスクリプトの場合は引数も指定可能 個人でなく複数人でOffice Scriptsを使用する場面の想定ため SharePointライブラリのスクリプト指定の例です。※OneDrive保存は割愛 (C)XXXXXX INC. All Rights Reserved. 10

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制限(Excel on the web) Office ScriptsがExcel on the webのシートに読み書きできる データ容量とセルの数が決まっています。 Microsoft Learn OfficeScriptデータ上限 内容 要求と応答は 5 MB に制限されています。 範囲は500万セルに制限されます。 (C)XXXXXX INC. All Rights Reserved. 解釈 読み書きできるデータ容量は5MB迄 読み書きできるセルの数が500万セル迄 参考 関数 読み 単一セル 複数セル … … getValue関数 getValues関数 書き 単一セル 複数セル … … setValue関数 setValues関数 11

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制限(Power Automate側) スクリプトを実行するアクションの 実行時間と渡せる引数のデータサイズは決まっています。 Microsoft Learn OfficeScriptデータ上限 内容 解釈 同期 Power Automate 操作には120秒のタイムアウトがあります。 スクリプトを実行するアクションの実行時間が120秒を超えると タイムアウトが発生する。 スクリプトの実行アクションに渡されるパラメーターの最大サイズは 30,000,000 バイト (28.6 MB) です。 Power AutomateからOffice Scriptsのアクションに渡せる引数は 28.6MBまで (C)XXXXXX INC. All Rights Reserved. 12

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目次 1. Office Scriptsとは • 概要 • 使い方 • Office Scriptsのみで使用 • Power Automateと連携 • 制限 2. 活用方法 • 文法 • 活用例 (C)XXXXXX INC. All Rights Reserved. 13

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文法(変数宣言) 変数宣言は、let、Constを使う。※varは使わない。 letは再代入可能。Constは再代入不可。 let productPrice=1000; productPrice=1200; const productPrice=1000; productPrice=1200; //エラーになる productPrice 再代入 productPrice 再代入 1200 可能 エラーになる 不可能 ただし配列やオブジェクトの値は 後から変更できる。 (C)XXXXXX INC. All Rights Reserved. 14

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文法(型の定義) 明示的に数値、文字列、ブールの型を指定して宣言できます。 // 数値型 let price: number = 1200; // 文字列型 let productName: string = "ノートPC"; // 文字列型(テンプレートリテラル)`で囲んで${} を使用することで文字列に変数組み込める let message: string = `商品名は ${productName}、価格は ${price}円です`; //商品名はノートPC、価格は1200円です // ブール型 let isAvailable: boolean = true; (C)XXXXXX INC. All Rights Reserved. 15

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文法(型の定義) 型の指定が無い場合は型推論される。Null、Undefinedという型、Union型もあります。 //型推論 let price =1200; // (型を数値と推論。 price = "1200"は文字列のためエラー // null型、undefined型 let value: null = null; let data: undefined = undefined; 型 値 Null 意味合い 空が設定されている状態 空 undefined 値がまだ未設定の状態 // Union型(数値または文字列) let stock: number | string = "在庫あり"; stock = 50; (C)XXXXXX INC. All Rights Reserved. 16

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文法(等価比較) 等価比較は===と==があるけれど、通常はデータ型まで含めて比較する===を使います。 値が空かどうか比較するときは==を使います。 console.log(10==="10") //false console.log(10=="10") //true console.log(null==undefined) //true console.log(null===undefined) //false 型 意味 === データ型まで含めて等しいかどうか判定 == データ型を含めず等しいかどうか判定 null==undefinedはtrueのため、値なしを確認するときは If(変数==null){…}のように==nullで判定します。 (C)XXXXXX INC. All Rights Reserved. 17

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[beta]
文法(配列)
配列は同じデータ型を持つデータの集まり。繰返し処理のみの場合はforEach(またはfor-of)
繰返し処理で新しく配列を作る時はmapを使います。
//forEach関数
Const product:string[] = ["laptop", "Smartphone" , "Desk Chair"]
forEach(product =>{
consol.log(product) // laptop Smartphone Desk Chair
}

procuct

0

1

2

Laptop

Smartphone

Desk Chair

0

1

2

100000

20000

50000

0

1

2

200000

40000

100000

price

//map関数
Const price:number[] = [100000, 20000 ,50000]
const price2 = price.map((item) => {
return item *= 2;
});

price2

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[beta]
文法(オブジェクト)
オブジェクトはキーと値を組み合わせたデータ
オブジェクト[プロパティ]で値を取出す。
const product = {
ProductName: "Laptop",
Price: 120000,
IsActive: true,
Category: "Electronics"
};

procuct
ProductName

Price

IsActive

Category

Laptop

120000

true

Electronics

//値を取り出すとき
console.log(product["ProductName"]); // "Laptop"
console.log(product["Price"]);
// 120000
console.log(product["IsActive"]); // true
console.log(product["Category"]); // "Electronics"
//キー一覧を取得
Object.keys(product)//["ProductName", "Price", "IsActive", "Category"]
//値一覧を取得
Object.values(product)//["Laptop", 120000, true, "Electronics"]
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活用例 Power Appsで購入ボタン→領収書のExcelに転記する例 ※Pow er A pps部分はようさんの 「業務ハックラボ」のYo uTube動画の #08 ~気ままに勉強会 で使ったアプリを作るよ~ を参考にさせてい ただきました(__) Microsoft Officeテンプレート領収書 (C)XXXXXX INC. All Rights Reserved. 20

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デモします。

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参考にさせていただいた動画・記事・書籍 • 業務ハックラボ #08~気ままに勉強会で使ったアプリを作るよ~ • Officeスクリプト入門講座(aliceさん著) • Office ScriptによるExcel on the web開発入門(掌田津耶乃さん著) • ほしコラムさんブログ • JavaScript/TypeScript実力教科書 (C)XXXXXX INC. All Rights Reserved. 22

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ご清聴ありがとうございました。