ありふれた地域コミュニティに 何者でもない自分で関わる。 「ただ生きる」ことの尊さを見出す。 スクラム祭り2026 2026.10.24 15:00@沖縄トラック Long Session(45min) やまずん
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やまずんとは ⚫ System Fixer/バキバキQA/Dirty Tester ⚫ フリーランスのSystem Fixer ⚫ 大阪のテスター ⚫ 個人・組織・集団・群れに対するコーチングとか してます ⚫ スクラム祭り実行委員 ⚫ 鹿児島トラックから話しています ⚫ 本当は沖縄行きたかったけど、妻が鹿児島行きたいと 言ったので 5
この発表の注意 ⚫ やまずんは自分のことしか代表しません ⚫ 所属する団体や世の中の専門家の見解を代表するものではありませ ん ⚫ この発表は地域コミュニティそのものも、人間の尊さも、代表 するものではありません。 ⚫ この発表で話すのは、やまずんがたまたま出会った、小さな断片的 な記録でしかない。 ⚫ (資料を後で見る人向け)スライドに記載された内容が全てで はなく、口頭で補足した内容もあります 6
この発表のゴール 自分の身近な地域コミュニティに参加し、何気ない関わりから、それ ぞれの人生の尊さを感じることができるようになる Prerequisites for Attendees ⚫ 「エモい話」というラベル付けで消化しない決意と覚悟 ⚫ (add)“コミュニティは尊い“というステレオタイプな意識から少 し離れている心の準備 ⚫ この発表の無条件の承認は適切ではない 7
やまずんの人間性の話 8
やまずんが育った“地域“ ⚫ そこそこ田舎 ⚫ 「地元の人」と「移住してきた人」 が交差する町 ⚫ 私は新興住宅地(土地代めっちゃ安い) ⚫ JRまでは近江鉄道の電車バスがある ⚫ 大阪までは延べ2時間くらいかな 9
“地元“や”地域”への違和感 ⚫ 地域行事(祭り)や家柄という感覚がよくわからない ⚫ なぜ、草刈りやドブ掃除といった奉仕活動があるのか ⚫ 参加したことがない地域の祭り・勝手にやっている人々 ⚫ 日々感じる同調圧力 “地域”という一括りで“らしさ”が規定されることへの違和感 “都会”への憧れ 10
“いじめ県“滋賀 ⚫ やまずんが大学生くらいに滋賀を揶揄されて言われた言葉 ⚫ 参考:大津いじめ自殺事件 ⚫ 思えば、クラスに1人はいじめられる役割の人が必ずいた ⚫ それが普通だと思っていた ”地元”への嫌悪が加速する 11
※そもそも「家族」という繋がりが好きになれない自分 ⚫ ※この場では詳しくは話しませんが、前提として ⚫ そこそこいい親だった ⚫ でも、なんとなく違和感を持っていた ⚫ 「家族」という最も原始的な「群れ」に対して 違和感を持っている 12
スクラム祭りとの出会い 内心「ほんまかいな?」 まあ、aki.mさんがやるならちょっとだけでも手伝おうかな 自分でも、「おもろいかわからんけどやってみよう」の気持ち 13
スクラム祭り2025のズームイン 14
スクラム祭りでの質感の変化 ⚫ 「地域」はこんなに多様で生き生きできるんだ ⚫ 素晴らしいものなんだろうな ⚫ 私はそれを知らなかった 15
地域に足を運んでみよう
行く場所 ⚫ コミュニティカフェ ⚫ 子ども食堂 ⚫ 不登校の集まり 17
コミュニティカフェに行ってみる 18
コミュニティカフェ みのおコミュニティカフェマップ 令和7年3月(箕面市社会福祉協議会 地域福祉推進課) 19
「地域が同じ」だけで発生するゆるやかな繋がり ⚫ ”住む場所が同じ”だけでつながることができる ⚫ 「あのフランス料理屋行ってみた?」 ⚫ 「長いこと住んではんの?」 ⚫ 「昔はぎょーさんホタルおったんや」 20
コミュニティカフェの実態 ⚫ 祭りのような喧騒 ⚫ 明るい声、笑い声、笑顔 ⚫ 社協の人々 21
定年を過ぎた父と同じ年齢の男性 ⚫ 「還暦すぎてもこん中では若かったのに」 ⚫ 「昔は製造業で品質管理してたんや」 ⚫ 「息子がやまずんさんと同じくらいの歳でな」 22
米寿を過ぎた祖母より年上のお婆ちゃん ⚫ 「歳いっても、こうやって外に出んとな」 ⚫ 「金継ぎってなに?わあ素敵」 ⚫ 「プログラマーってパソコンでなんか打って仕事になるん か?」 23
役割と会話する ⚫ 「なんらかの属性を代弁しているかのように振舞うこと」 ⚫ この発表ではね ⚫ やまずんの属性に子どもや孫、あるいはデジタルを見出して、それ と会話する 若い人って何 考えてるん? プログラマー の人って頭良 さそう 24
やまずんも役割と会話する 僕の親は猫と 多肉植物ばっ かりですわ おばあちゃん が両方ともい て、90超えて んねん 25
なんとなく、、地域の繋がりと和解 ⚫ 「ただその場にいて、ふわついた会話をする」 ⚫ はっきりとした現実でもない、でもエネルギーのある空間 ⚫ QAエンジニアとしての「やまずん」を知らない人々 少しだけ、”地域”に対する質感が変わってくる 同じ場所で、でも、全然違う背景を持っている人が 「生きている」ということを実感し始める 26
コミュニティカフェでの質感の変化 ⚫ “遠くにある尊い場所“ ⚫ でも、それはエンジニアコミュニティだけでなく、地元に もありそう ⚫ とても身近な場所にあった 27
子ども食堂に行ってみる 28
子ども食堂 ⚫ 「子ども食堂」と言っているが、 多くの食堂は「子どもだけが食 べられる」というよりも、地域 の繋がりとして機能している ⚫ 子どもは食べにくる ⚫ ただ、高齢者や大人、家族も食 べにくる 29 箕面市子ども食堂マップ 令和7年度版(箕面市社会福祉協議会 地域福祉推進課)
子ども食堂の構造 ⚫ 2階配膳する ⚫ 階段で運ぶ ⚫ 1階料理を作る 30
子ども食堂の構造 ⚫ やまずんの居場所 31
世界で2番目にやまずんを必要とする場 ⚫ 必要だったもの:30代の男の体力 ⚫ 1階で作った料理を2階に上げる ⚫ 終わった食器を流しに持って行く 「エンジニア」「コーチ」「System Fixer」 これらの専門性ではなく ただ1人の人間として汗を流すことが 必要な場 32
キッチンの大阪のおばちゃん ⚫ 戦場 ⚫ と言っても過言ではないくらい忙しい(数百食作るからな) ⚫ 子ども食堂のキッチンは厳しい世界、緊張が走る ⚫ 緊張と軽やかにダンスする 「大阪のおばちゃん」というコミュニケーションスキル 33
ホールの多様性 ⚫ 喧騒 ⚫ 子どもたち ⚫ とにかくカレーが好きな人々 ⚫ まじで野菜は食べない ⚫ 意外とデザートも食べない ⚫ 地域の高齢者 ⚫ 子どもたちを見守る ⚫ 意外とちゃんと食べる ⚫ たまにいる自治体の偉い人 34
子ども食堂の片隅に ⚫ 静寂 ⚫ どの枠にも入らず、特に大げさに笑わずに食べる人々 ⚫ 私も時にはそう ⚫ やまずん ⚫ 「外側にいる感じがした」 ⚫ 「同時に、それでいい感じがした」 ⚫ 「食べる」という行動が「繋がらない」ことも繋げる 35
繋がりと命 ⚫ 「食卓を囲う」という繋がりのプリミティブさ ⚫ 多分人間は食卓を囲むことで繋がりを作ってきた ⚫ 「ただ同じものを食べる」それだけで会話が生まれ、繋がりができる ⚫ 「うまい」も「まずい」も多様な価値観、そこに相互の承認ができる ⚫ 好き嫌いなんて誰でもするだろう 36
繋がらずとも生きている 「食べる」ことは「生きる」ということ 「繋がり」や「コミュニケーション」がマジョリティの場 他方、繋がらずにただ食べることも承認できる場 そこにある「多様な生」 ⚫ たまたまかもしれない ⚫ それはその時の側面や幅でしかないかもしれない ⚫ それも生きることであるという実感 37
子ども食堂での質感の変化 ⚫ “尊さ” ⚫ その多様さ ⚫ この多様さには命や生きるということが宿っている ⚫ 「身体性を持った何かが繋がり、意味を持つ」という体験 ⚫ かつては心底嫌悪していた感覚 38
不登校の集まりに行ってみる 39
「学校」とは別の居場所 ⚫ これは本当にいろいろある ⚫ 大規模なNPO法人もあれば、個人の集まりもある ⚫ 「学校に行っていない子ども」と「その親」 ⚫ 「(公立)学校」という地域の繋がりから外れてしまった (あるいは外されてしまった)人々の地域の繋がり 40
やまずんオリジン2 ⚫ 小4から小6まで学校行ってない 41
やまずんに起こっていることと子どもに起こっていること ⚫ やまずんも不登校を経験した当事者 ⚫ 今となっては人生において大したハンデでもないけど ⚫ 「支援」とかではなく、ゲームしたり、しゃべったり、座ってるだけ ⚫ 実存を問われる子どもたち ⚫ 学校という枠組みから外れている ⚫ 当時のやまずんの気持ち「人生オワタ\(^o^)/ 」 42
自分自身で「どう生きるか」を選択しつづける ⚫ 時間割も先生もいない時間 ⚫ “普通の生き方”とは外れてしまう(外れざるを得ない) ⚫ 「学校が決めていない時間」 ⚫ これを自分で決めないといけないという実存 ⚫ その興味関心、一つ一つに剥き出しの生がある ⚫ 全ての時間を、自分自身が生きることに費やしている 43
いろんなあそびを学ぶ 44
友達としてそこにいる 45
親であることのしんどさ ⚫ "自分の子どもが学校に行っていない" ⚫ 親にとってもさまざまな思いが生まれる 46
親であることのしんどさ ⚫ "自分の子どもが学校に行っていない" どうして来ようと 昔不登校だったんですけ ⚫ 親にとってもさまざまな思いが生まれる 思ったんですか? ど、なんとなくふらっと その時の話聞きたいです 僕もしんどかったけど、 確かに親もしんどそうで したね 今は、そこそこ幸せに暮 らしてます 47
関係性の外から、小さな関係性を作る 学校 親 子ども やまずん ⚫ ゲームや会話、些細なことから繋がり、小さな関係性を作る ⚫ 「我々は生きている」ただそれだけを承認できればいいと思える 48
不登校の集まりでの質感の変化 ⚫ 自分自身がその場にいることの意味 ⚫ その人の生に影響を与えることができる ⚫ いいかわるいかわからんが ⚫ 彼らは当然生きてていい ⚫ だから、私も生きてていい 49
「ただ生きる」ことの尊さを見出す。 50
3つのコミュニティでの違った体験 ⚫ カフェ:役割と会話を通した受容 ⚫ 子ども食堂:食と場がもたらす身体性のある繋がり ⚫ 不登校:実存への承認 違った場所で、違った気づきがある 51
エンジニアコミュニティとは別の場所 ⚫ 「QAエンジニアである」「(インターネットの)やまず ん」とは違った質感のコミュニティ ⚫ 学び、人脈、楽しみ、何も期待せずにその場に居てみる ⚫ 経済的な合理性や、目的の合理性も置いて ただその場にいる人間を感じてみる 52
地域を通してつながる ⚫ 「地域」という枠組みでつながることに、理由は必要ない ⚫ そこで知ることができる多様な人生、多様な生きざま ⚫ ただ相互に存在し、相互に承認するだけの場 ⚫ 職業の専門性の文脈だと冷笑されうる場でもある ⚫ 「本当にここは学びになってんのか?」 ⚫ 「内輪で楽しんでるだけやん」 ⚫ 「でも、そこにも価値があるとしたら?」 53
別の場所に目を向ける ⚫ 「今、目を向けている場所」 ⚫ 以外にも生があることを感じてみる ⚫ 考え、背景、職業、家族は違うかもしれない ⚫ 「地域は同じ」「それ以外は違う」を前提に好奇心を向ける ⚫ ただ、そこには「生がある」ということ 54
この世界は生きるに値する場所だと知る ⚫ 職業や目的、経済でつながらなくても生きている人がいる ⚫ なにものでなくても、その人たちにとって意味がある ⚫ それがあることで、「この世界は生きるに値する」と感じ ることができる ⚫ そう思えるといいな 55
世界をOSTのように捉えることができるか? ⚫ ここにやってきた人は、誰でも適任者である ⚫ 何が起ころうと、それは起こるべき唯一のことである ⚫ いつ始まろうと、始まったときが適切なときである ⚫ いつ終わろうと、終わったときが終わりのときである ⚫ 二本足の原則 56
最後:やまずんの入り方 ⚫ 行政を手掛かりに入ってみる ⚫ 大抵は市役所などの場所にチラシが置いていると思う ⚫ 社会福祉協議会や市民生活課(役所によるかも)で軽く話して もいいかもね ⚫ いきなり凸するのもありだが、一度電話したり、Instagramや FacebookなどでDMするのがおすすめ ⚫ (一般人はXをやらない) 57
謝辞 ⚫ 箕面市のみんな ⚫ 社協のみんな ⚫ 家族 ⚫ 地元の人々 ⚫ スクラム祭りのみんな ⚫ この世界 58
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