「つくる」を共有するARコミュニティ運営

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January 17, 23

スライド概要

2022/12/16にXR Kaigi登壇で使用したスライド

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可視化技術や人間計測/空間計測技術を活用した問題解決に関する研究開発。 ARコンテンツ作成勉強会(AR_Fukuoka)を主催。

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各ページのテキスト
1.

「つくる」を共有するARコミュニティ運営

2.

⾃⼰紹介 ⽒名︓吉永崇 (Takashi Yoshinaga) 所属︓Steampunk Digital株式会社 / エンジニア 九州先端科学技術研究所 / 特別研究員 領域︓AR/VR応⽤に関するR&D。主に医療⽀援 ウェアラブル・モーションキャプチャ技術開発 Volumetric Video遠隔コミュニケーション [Video] [Video]

3.

⾃⼰紹介 ⽒名︓吉永崇 (Takashi Yoshinaga) 趣味︓ARシステムのプロトタイピングと情報共有 @Taka_Yoshinaga Takashi Yoshinaga コミュニティ︓ARコンテンツ作成勉強会を主催

4.

ARコンテンツ作成勉強会(略称:AR Fukuoka)の概要 [形式] AR/VRコンテンツの作り⽅や関連技術を主にハンズオン形式で体験。 [規模] 参加⼈数は5~10名/回程度(※コロナ前)。参加者の状況を把握しやすい少⼈数。 [参加条件] AR/VRの開発に興味があれば初⼼者⼤歓迎。専⾨知識は不要。

5.

活動の詳細 どんなハンズオンをやってるの︖

6.

ハンズオンの内容:ノンプログラミング p ZapWorksやWorldCASTなどのサービスを使⽤してWebブラウザだけで作成&体験 p UnityとARライブラリ(Vuforia, ZapWorks, etc)でPCやスマホで動作するAR

7.

ハンズオンの内容:コーディングあり p UnityとARCore/ARKitを使って空間とのインタラクション (⾔語︓C#) p A-FrameやBabylon.jsを使ったWebAR/VR (⾔語︓HTML, javascript) [Video]

8.

ハンズオンの内容:センサデバイスの活⽤ p KinectやLeap Motionなど各種センサデバイスを活⽤したAR p オブジェクトの表⽰だけでなくインタラクティブなARや表現をセンサデバイスで実現 [Video]

9.

ハンズオンの内容:画像処理 p 画像処理ライブラリのOpenCVを⽤いたARコンテンツの開発 p 各画像処理テクニックを組み合わせた活⽤⽅法を遊びながら知る [Video] [Video] [Link]

10.

ハンズオンの内容:AIツールの活⽤ p GoogleのTensorFlowやMediaPipeが提供する画像認識技術を使⽤ p ⼿や頭部のトラッキング、⽂字認識を⽤いたコンテンツを作りつつAIに触れてみる [Link] [Link]

11.

ハンズオンの内容:HMD対応コンテンツ p HoloLensやNreal, Meta QuestなどのHMDに対応したAR/VR p 実機を持っていない⼈向けに機材の貸し出しや、開発環境上での確認⽅法の紹介も [Link] [Link]

12.

ハンズオンの内容:3Dモデリング p 表⽰するオブジェクトも⾃分で作ってみようということでBlenderを使ったモデリング p UnityやAR.jsなどを⽤いて⾃作のモデルをARで表⽰

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その他のイベント p 最新のAR/VRデバイスやセンサデバイスの体験会の実施や展⽰会への出展 p 飲み会を兼ねたLT会 (1-2回/年 程度)

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AR Fukuokaの参加者 開発者だけでなくデザイナー、アーティスト、 教師、学⽣、親⼦連れなど様々。 その⼤多数がXRの初⼼者︕

15.

ちなみに 今でこそ勉強会主催者という⽴場ですが 元々はイベントを開催する性格ではなかった

16.

勉強会のきっかけ そもそも何故AR Fukuokaを始めたの︖

17.

勉強会のきっかけ p 2013年に開催された福岡のIT系トークイベントに聴衆として参加 p デザイナーの友⼈との雑談中にARを簡単に実現できる仕組みを紹介 僕、仕事でARやってるんだよね AR知ってる︕興味あるけど 難しそうだよねー。 ノンプログラミングでもできるよ︕ ⾯⽩そう。やってみたい︕

18.

第0回 勉強会 p 友⼈とその知⼈で集まって内輪のAR勉強会を開催 (参加者は⾮エンジニア4名) p 当時metaio社が提供していたmetaio Creatorと、ARブラウザのjunaioを使⽤ 本当に初⼼者でも作れた︕ 簡単だったでしょ︖ ⾯⽩かったので参加者を 募って勉強会開催したい OK! (だいじょうぶかなあ。。)

19.

第1回 勉強会 p 2013年7⽉に第0回と同様の内容を参加者を募って開催。 → ⾮常に好評だった p 参加者からの要望を受けて2014年からとりあえず1年間、隔⽉での開催を企画

20.

勉強会で⼤切にしていること:主催者の興味 ⼤前提︕ ⾃⾝が試して楽しかったことをテーマにする

21.

勉強会で⼤切にしていること:作ってる感と達成感 p 実際にXR開発を体験し、初⼼者でもある程度の事ができることを知ってもらう p チェックポイントを多く設けて実際の開発と同様に、動作確認を頻繁に⾏う 例︓ ARライトセイバー

22.

勉強会で⼤切にしていること:操作の意味の理解 p ⼿順を説明するのではなく、各操作やコードの意味を必ず解説する p 正解だけを伝えるのではなく、理解を促すためわざと間違った出⼒も体験してもらう

23.

勉強会で⼤切にしていること:情報発信 p 興味を持ちそうな⼈に情報が届くようにTogetterで勉強会の様⼦をまとめる p 勉強会で使⽤したスライドやソースコードも可能な範囲で公開 Togetter 県外からの参加や開催リクエストが来る様になった

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各地で開催 福岡 北九州 熊本 天草 ⿅児島 [Special Thanks] 各地での運営サポートメンバー 札幌 ⼤分 ⻑崎 宮崎 広島 ⼭⼝

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開催回数 1回/⽉以上のペースで合計で220回のイベントを開催 (2022年11⽉現在) 40 人数 [人][回] 開催数 35 30 25 福岡市内 コロナ以降 市外 シリーズ化した年。 隔⽉の予定が毎⽉開催 20 15 10 5 0 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 開催年

26.

COVID-19以降の活動

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COVID-19の影響 p 感染拡⼤を防⽌するため皆で集まるイベント開催が不可︕ オンラインで可能なことから 実験的に始めてみよう p 2020年の2-3⽉に予定していたハンズオンは全て中⽌︕

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オンラインもくもく会 p OpenCV, Thee.js, AR.js, Spark AR, シェーダーなど技術を絞ってもくもく会 p 毎回テーマを設けてアドリブで解説。主催者は黙らないことで無⾳な時間を減らす p 参加者は勉強できる & 主催者はオンラインで話す練習ができる

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オンラインのハンズオン (1/2) p 環境構築やツールの操作で参加者がつまづく可能性の低い内容からスタート A-FrameでWebAR/VR: サーバーとWeb上のエディタを提供するGlitchを使⽤ Unity x MRTK: XR機器を持っていなくてもUnityエディタ上で動作確認可能

30.

オンラインのハンズオン (2/2) p オンライン開催に慣れたのちに環境構築やプログラミングが必要な内容を開始 WebXR x ハンドトラッキング: 指の動きに連動する挙動をコーディング Nrealアプリ開発: ハンドトラッキングやコントローラを使ったアプリを実装 & 実機動作 [Link] [Link]

31.

オンラインでのハンズオンの⼯夫 (当⽇編) p 動作確認ポイントを多く⽤意し、つまづきや不具合に早く気づくように誘導 p コーディングが苦⼿な⼈向けにポイント毎にコピペ⽤のファイルや完成品を⽤意 p ひたすら話しかけて状況確認し、問題の有無に関わらずチャット欄等での反応を促す

32.

オンラインでのハンズオンの⼯夫 (事前準備編) p 動作確認⽤のアプリケーションを参加者に提供 p 事前準備のための簡易ハンズオン(1-2時間程度)を数⽇前に開催

33.

さらに新しい取り組みも開始

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ハイブリッド形式のハンズオン p コロナが落ち着いたタイミングではオンライン/オフラインのハイブリッド形式で開催 p 北海道のコミュニティDoMCNと連携し北海道のサテライト会場も設置することも 各地でサポート可能︕ 札幌会場 福岡会場 オンライン視聴枠

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新企画:xTechゆるっとLT p 「知識の寄り道を」をテーマに福岡を中⼼に活動する各種技術コミュニティと交流会 xAI Meetup, ⼥⼦だらけの電⼦⼯作, VUI Fukuoka, ROS Kyushu UG, Fukuoka.php, エンジニアカフェ(Makerʼsスペース) p 裏テーマ︓コロナで⾃粛を余儀なくされている状況での活動のきっかけ作り

36.

新企画:Lunch Time XR p 気になる技術やツールをお昼休み中に実演付きでアドリブ紹介をするオンラインイベント p ハンズオンのような事前準備が不要なため、いち早く新技術について話ができる

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コロナ⾃粛をきっかけに⾊々と試⾏錯誤 どうしても解決できないことが1つある

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懇親会:オンライン vs オフライン オフライン オンライン いくつかのグループで話ができる メインの話者の話を聞かなくてはいけない 交流しやすいオンライン懇親会運営については解が⾒つからず。現在アイディア募集中︕

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よくされる質問 主催⼤変じゃない︖

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回答 嬉しい事の数 > ⼤変な事の数

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嬉しい事:参加者の変化 p ARを使った仕事を受けるきっかけになった、相談が来たときに答えられるようになった p 他の作品を⾒たときに制作⽅法を想像する様になった (視点が変わった) p ⾃分で何か作ってみた、デバイスやPC買っちゃった etc.. 数日後

42.

嬉しい事:主催者のメリット p 参加者のテンションが上がる瞬間を⾒るのが単純に楽しい (勉強会主催の原点) p コードも頭も整理される。資料を作り込むことで⾃⾝の仕事にも後々役⽴つ p 活動を知る研究者との共同研究につながり、⾃⾝の研究テーマ以外にも関われた ⼟⽊:埋設物の可視化 医療:放射線被曝量の可視化

43.

嬉しい事:活動の広がり p エンジニアカフェのサポーターに就任し、福岡のITやコミュニティの活性化のお⼿伝い p 他コミュニティのイベントの中でXRについて触れてもらう機会の増加 (TENGINEER福岡、Panasonic Lab.福岡、サイエンスカフェ、ももち浜Techカフェ etc...) イベントレポート(Panasonic)

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結果 開催すればするほど楽しいことが集まった

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コミュニティ活動をしてみての感想 l ARやVR技術に興味がある国内外の⼈との出会いがある l ハンズオン資料をまとめることで頭が整理がされ、忘れた頃に役に⽴つ l 参加者にも仕事や趣味の⾯で良い影響があることがある l コロナ⾃粛で⼤変なこともあるけど制約の中でも⼗分楽しめる 参加や主催のモチベーションは楽しいからで⼗分なのでまずやってみよう

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最新情報は #AR_Fukuoka