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title: 具体と抽象を往復するエンジニアリング
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author: [miso_taku](https://www.docswell.com/user/miso_taku)
site: [Docswell](https://www.docswell.com/)
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description: 具体と抽象を往復するエンジニアリング by miso_taku
published: October 30, 26
canonical: https://www.docswell.com/s/miso_taku/Z7N847-2026-10-30-195525
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具体と抽象を往復するエンジニアリング
具体 ➡ 抽象 ➡ 具体

# Page. 2

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お前、誰よ？

# Page. 3

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給料を上げなければ殺すロボ
def who_are_you():
  self_introduction = {
    &#039;name&#039; : &#039;ミソノ(miso_taku)&#039;,
    &#039;twitter&#039; : &#039;@miso_taku0221&#039;,
    &#039;Qiita&#039; : &#039;@miso_taku&#039;,
    &#039;job&#039; : &#039;ブラック企業に務めるSE(便利屋orなんでも屋)&#039;,
    &#039;skill&#039; : [&#039;組み込み&#039;, &#039;データベース&#039;, &#039;ネットワーク&#039;],
    &#039;hobby&#039; : [&#039;呑み歩き&#039;, &#039;ライブ参戦&#039;, &#039;本屋巡り&#039;],
    &#039;interest&#039; : [&#039;アジャイル開発&#039;, &#039;Python&#039;, &#039;機械学習&#039;]
  }
  return self_introduction

# Page. 4

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作れるようになった、その先にある課題解決
ソフトが作れること
AIによって作るハードルは下がった。
アイデアをすぐ形にできる。
≠
課題が解決されること
その人が何に困っていて、何が変われば
その困りごとがなくなるのか
課題を解決するには、人と現場の理解が必要。

# Page. 5

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AI時代に注目されるFDE
FDE
Forward Deployed Engineer (現場駆動型エンジニア)
顧客と現場で直接関わって課題を理解し、その課題を解くための仕
組みを設計・実装・検証するエンジニア
STEP 1
課題を理解する
顧客の話を聞き、データを調べる
STEP 2
仕組みを作る
設計、実装し、関係者と調整する
STEP 3
役に立つか確認する
実際に使われ、成果に繋がったか
単に現場に近いエンジニアではなく、プロダクト開発と顧客価値創出の間にあった境界を取り
払ってその両方を同時に担う存在。AIによって技術が進化するほど「何をつくるべきか」を正し
く定義することが重要になる。

# Page. 6

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FDEへ繋がる2つの出発点
ビジネス側から
強み
業務理解、顧客との対話
何に価値があるのかの判断
広げていくポイント
技術でどう実現するか
品質や運用をどう成立させるか
開発側から
強み
設計や実装の理解
技術的な制約の理解
広げていくポイント
誰が何に困っているか
何が変われば成果が生まれるか
FDEが目指すのは、現場の困りごとと動く仕組みをつなぐこと

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ケーススタディ「チャットボットを作って」
顧客
問い合わせが多いので、チャットボットを作ってほしい
チャットボットは手段、問い合わせが多いという困りごとについて深掘り
をする。困りごとの解決つまり目的を固定し手段には余白を持つ。
問い合わせの記録を見たり、利用者や対応担当者に話を聞いたりすると…
1. FAQに答えがあるのに、そのページを見つけられない。
2. 説明を読んでも、専門用語が難しくて理解できない。
3. FAQには上位プランで使えると書かれているが、自分の契約がどのプランかわからない。
同じ問い合わせでも、困っている理由が違う。

# Page. 8

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AIとの壁打ちで課題の構造の仮説を得る
AI
以下の問い合わせ事例から、共通する目的や、利用者の
行動を妨げている構造を整理してください。
事実と推測を分け、複数の捉え方を提示してください。
各捉え方の根拠と、現場で追加確認すべきことも挙げて
ください。
...
(省略)
利用者の行動を妨げている構造
1. UI/UXおよびナビゲーションの不備
2. コンテンツ(言葉選び・説明文)のミスマッチ
3. ユーザーの心理的・認知的プロセスの分断
ワイ
※スライドでは1ターンのやり取りになっていますが、回答内容次第で話を広げたり深掘り
したり納得できる回答が得られるまで徹底的に話し合います。

# Page. 9

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AIとの壁打ちで解決策の仮説を得る
AI
この障害を取り除くために必要な変化を整理し、それを
実現する解決策を複数提案してください。
各案について、仮説に効く理由、成立する前提、解決で
きないこと、小さく検証する方法を示してください。未
確認の情報は推測として扱ってください。
....
(省略)
障害を解決する具体案
1. マイページ内の「ファーストビュー統合」と「常設
ヘッダー」の設置
2. 専門用語の日常語への書き換えと注釈の追加
3. コンテキストに応じたアクションボタンの追加
ワイ
※この例では1ターンの…(以下、省略)

# Page. 10

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この流れを「具体と抽象」で考える
具体
個別の出来事
誰が何をしようとして、
どこでつまずいたか
・ FAQを見つけられな
い
・ 専門用語がわからな
い
・ 自分の契約プランが
わからない
抽象
構造を取り出す
何が行動を妨げている
か
・ UI/UXおよび導線の
不備
・ コンテンツのミス
マッチ
・ 心理的・認知的プロ
セスの分断
具体
解決策の候補
チャットボット以外に
も選択肢が見えてくる
・ 情報の視認性とアク
セス経路の最適化
・ 専門用語の日常語へ
の言い換えと注釈
・ 文脈に応じたコンテ
ンツの表示
現場の具体を基に問題の構造を抽象化し、そこから解決策を具体化する。
具体だけならその場限りの対処になってしまい、抽象だけでは現実の合わない解決になっ
てしまう、だから具体と抽象の往復する。

# Page. 11

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AIと壁打ちで実現する施策を選ぶ
1. 候補を比較する
各解決策の効果の見込み・必要なデータ・運用負担をAIに比較させる
2. 前提を疑う
「この案が役に立たないとしたら、どんな前提が間違っているか」
3. 現場で確認
AIが出した効果や原因は推測なので担当者にも確認
比較にはAIを使い、選んだ理由は自分の言葉で説明する

# Page. 12

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作ったものを現場で確かめる
1. 体験してもらう
選んだ施策をAIでプロトタイプ作成し利用者や担当者に使ってもらう
2. 出てくる反応
「説明は理解できたけれど、自分の契約をどこで確認するかわからな
い」「担当者には届いたが、調査に必要な情報が足りない」
3. 次の策が見えてくる
契約情報の確認方法を示す、引き継ぎ時の入力項目を変える
プロトタイプを試すことで、課題の捉え方も更新される

# Page. 13

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まとめ
課題は人が達成したいことと、現実との間に生まれる。
課題の発生源はどの時代でも人なので、AI時代でもエン
ジニアは人と向き合うことが重要になる。
人と向き合って具体を知り、抽象化して解決策を広げ、
再び具体化して人のいる現場で確かめる。
この具体と抽象の往復が、課題解決につながるエンジニ
アリングです。

# Page. 14

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参考文献
・ システム開発と「具体と抽象」
(https://www.amazon.co.jp/dp/429715790X)
・ エンジニアのAI壁打ち実践術
(https://www.amazon.co.jp/dp/4297158191)
・ 要件定義の極意
(https://www.amazon.co.jp/dp/B0GMP2LLBG)

