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title: 【令和8年度診療報酬改定】抗HLA抗体検査の算定要件見直し｜移植待機患者の「感作歴」制限撤廃と実務対応
tags:  #診療報酬改定 #令和8年度診療報酬改定 #抗hla抗体検査 #移植医療 #医療事務  
author: [岡大徳](https://www.docswell.com/user/daitoku0110)
site: [Docswell](https://www.docswell.com/)
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description: 令和8年度診療報酬改定で見直される抗HLA抗体スクリーニング検査の算定要件を図解で解説。日本臓器移植ネットワークの移植希望登録者は、輸血歴・妊娠歴等の感作歴がなくても算定可能になります。新旧要件の比較、対象患者の判定フロー、原則年1回の算定回数や摘要欄への記載要件まで、医事課・移植コーディネーターが押さえるべき実務ポイントを11枚に整理しました。  ▼ メルマガ記事（テキスト版）はこちら 【令和8年度改定】抗HLA抗体検査、移植待機患者は感作歴なしでも算定可能に https://www.daitoku0110.news/p/anti-hla-antibody-test-revision-2026
published: August 06, 26
canonical: https://www.docswell.com/s/daitoku0110/59NL1M-hla-2026
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移植医療プラクティカル・ガイド / 医事・臨床連携資料
令和8年度診療報酬改定：
抗HLA抗体検査の算定
要件見直し
移植待機患者における「感作歴」
制限撤廃の臨床的意義と、直ちに
把握すべき実務上の留意点

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本改定の全体像：対象拡大と維持される実務ルールの要点
改定の核心
日本臓器移植ネットワーク
(JOT)の移植希望登録者は、
「感作歴の有無にかかわらず」
抗HLA抗体スクリーニング検
査が算定可能に。
臨床的背景
感作歴のない患者でも抗体陽
性率が高い(35.9%~77%)
という国内外のエビデンス。
事前の抗体把握により、臓器
生着率を飛躍的に向上させる
ため。
実務への影響
緩和されたのは「対象患者」
の条件のみ。「原則年1回」の
算定上限や、「追加算定時の
レセプト摘要欄記載」の厳格
なルールは従来通り維持。

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算定要件の変更点：移植希望登録者に対する
「感作歴」の制限撤廃
現行の対象患者(~令和6年度)
肺移植、心移植、肝移植、膵移植、
小腸移植若しくは腎移植後の患者
又は日本臓器移植ネットワークに
移植希望者として登録された患者
であって、輸血歴や妊娠歴等から医
学的に既存抗体陽性が疑われるもの
改定後の対象患者(令和8年度~)
肺移植、心移植、肝移植、膵移植、
小腸移植若しくは腎移植後の患者
又は日本臓器移植ネットワークに
移植希望者として登録された患者
「輸血歴・妊娠歴等」による縛りが消滅。JOT登録患者であれば、無条件で算定対象となります。

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検査対象拡大の臨床的真意：
すべての待機患者の臓器生着率向上へ
Step 1:
全待機患者へ
の検査
移植前の抗HLA抗
体検査(感作歴を
問わず実施)
Step 2:
陽性患者の
早期把握
既存抗体の有無を
正確にスクリーニ
ングし、最適など
ナー選択の判断材
料とする
Step 3:
術前対応の
最適化
抗体陽性の場合、
事前の脱感作療法
など、移植後の治
療方針を見据えた
介入を実施
Goal:
臓器生着率の向上
移植前の正確な抗体把握が、
移植後の拒絶反応リスクを
低減し、最終的な生着率を
大幅に向上させる
(中医協での議論の前提)

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旧ルールの限界：効率化を意図した「感作歴フィルター」の穴
全待機患者
見逃された
陽性患者
感作歴フィルター
(輸血歴・妊娠歴等)
令和6年度改定では、抗体陽性の可能性が
高い患者を効率的にスクリーニングするた
め、「感作歴(輸血歴や妊娠歴等)」を検査
の必須要件(フィルター)としました。
最新の知見により、この「感作歴フィ
ルター」だけでは、多くの「隠れ陽性
患者」を取りこぼしてしまう致命的な
限界が明らかになりました。

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エビデンス：感作歴のない患者集団に潜む、極めて高い抗体陽性率
63%
対象：一般健常男性(感作歴なし)
詳細：MFI 1000以上の抗HLA抗体(Class
I・II)を有する割合(海外報告)
77%
対象：腎移植待機患者(感作歴なし)
詳細：MFI 1000超の抗HLA抗体が陽性
となる割合(海外報告)
35.9%
対象：生体腎移植待機患者(国内報告)
詳細：感作歴のない78例中、28例が
抗体スクリーニング検査で陽性
「感作歴がない=抗体陰性」という前提は成り立たないことが、国内外のデータで実証されています。

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パラダイムシフト：見逃されていた「海面下の巨大なリスク」の可視
化
これまでの検査対象：感作歴あり・陽性患者
(表面化していたリスク)
これまで見逃されていた対象：感作歴なし・
陽性患者(隠れたリスク：35~77%)
令和8年度改定の真の意義は、これまで制度上アクセスできなかった「海面下の陽性リスク」に対するセーフティネ
ットを構築することです。事前の正確な把握が、すべての待機患者に最適な医療を提供する土台となります。

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実務対応：医事課・コーディネーターのための
新・対象患者判定ツリー
Q. 当該患者は「移植後」
の患者ですか?(肺、
心、肝、膵、小腸、腎)
YES
算定可能(※従来通り変更なし)
NO
Q. 日本臓器移植ネットワー
ク(JOT)の移植希望登
録者ですか?
YES
算定可能(★感作歴
の確認は一切不要!)
NO
算定不可(本要件での
保険請求は不可)
【実務上の推奨事項】通知上の必須要件ではありませんが、カルテやオーダリングシステム上で
「JOT登録状況」を即座に確認できる運用フローをあらかじめ整えることを強く推奨します。

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維持される要件：対象患者の拡大に伴い、留意すべき
「変わらないルール」
算定回数の上限
原則として「1年に1回」
対象患者が拡大されても、ベースとなる
算定頻度の上限は変更されません。
追加算定の厳格な条件
医学的必要性がある場合に限り
「1年に1回に限り更に算定可能」
(計・年2回まで)
「抗体関連拒絶反応を強く疑う場合等」の
明確な医学的根拠があるケースのみ、
例外的に追加算定が認められます。

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レセプト請求時の必須チェックリスト(追加算定時)
対象患者(移植後 または JOT登録者)であることを確認したか?
追加算定(年2回目)を行う場合、以下の2点を漏れなく記載しているか?
記載先1：診療録(カルテ)
記載先2：診療報酬明細書の「摘要欄」
記載内容に以下2つの要素が具体的に明記されているか?
1. 追加算定を行う「理由」
2. 実施の「医学的な必要性」(例：抗体関連拒絶反応を強く疑う所見など)
【厳重注意】今回の改定で緩和されたのは「対象患者」の入り口のみです。
「摘要欄への記載要件」を満たさない追加算定は、容赦なくレセプト査定(減
点)の対象となります。

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医療機関が今すぐ着手すべき3つのアクション
1 院内での情報共有
医師・移植コーディネーター・医事
課スタッフ間で「JOT登録患者に対
する感作歴の確認が不要になった
こと」を速やかに周知する。
2 運用システムの
アップデート
電子カルテやオーダリングシステ
ムにおいて、「JOT登録患者」を
フラグ付けし、医事請求時に即座
に判別できる仕組みを構築する。
3 レセプト点検
プロセスの強化
追加算定(年2回目)が発生した
際、摘要欄への「理由」および
「医学的な必要性」の記載が徹底
されるよう、院内のダブルチェッ
ク体制を維持・強化する。
感作歴の有無を問わない網羅的な検査で、移植前の抗体把握を確実に。
その確実な運用こそが、患者の臓器生着率向上への第一歩となります。

