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title: デジタルサービス化による変革（改訂）
tags:  #digital servitization #デジタルサービス化 #モジュール性 #ds化 #dsキューブ #複雑性 #複雑性の制御  
author: [高橋浩](https://www.docswell.com/user/5451263343)
site: [Docswell](https://www.docswell.com/)
thumbnail: https://bcdn.docswell.com/page/L73NX1LD75.jpg?width=480
description: 多くの製造企業はデジタルサービス化を目指しているが、デジタル化とサービス化は、実際にはそれぞれの性格を持ち、容易には統合されない性質も持っている。そして、両者の適切な関係性を構築することはDX化のX(トランスフォーメーション)にも深く関わっており、検討の優先度は高い。 その一方、両者の統合によるデジタルサービス化の実現は選択の幅が急激に拡大するため、複雑性の発散も生じかねない。そこで、特に複雑性の制御に焦点を当て、代表的な先行企業の取組みと、それらの分析から抽出した、これからのデジタルサービス化へ向けた取組みの指針を提供する。
published: March 03, 23
canonical: https://www.docswell.com/s/5451263343/5G94JZ-transformational-shifts-through-digital-servitizationrevisionpdf
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# Page. 1

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デジタルサービス化 Ⅳ
B-frontier研究所
高橋 浩
デジタルサービス化による
変革（改訂）


# Page. 2

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自己紹介 - B-frontier研究所代表 高橋浩
• 略歴：
• 元富士通
• 元宮城大学教授
• 元北陸先端科学技術大学院大学
非常勤講師
• 資格：博士(学術)(経営工学)
• 趣味/関心：
• 温泉巡り
• 英語論文の翻訳
• それらに考察を加えて情報公開
• 主旨：“ビジネス(B)の未開拓地を研究する”
著書：
「デジタル融合市場」
ダイヤモンド社(2000),等
•
SNS：
hiroshi.takahashi.9693（facebook)
＠httakaha（Twitter）


# Page. 3

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本編の目的
デジタル化とサービス化の関係は充分には理解されていない。
背景：
両者の適切な関係構築はDX化のX(トランスフォーメーション)に特に
関わり、検討の優先度が高い。
デジタルサービス化（Digital Servitization：DS）の概念を導入する。
検討：
特に複雑性の制御に焦点を当てる。
先行事例の分析の枠組みを示す。
結果：
今後の取組みの指針を示す。
3


# Page. 4

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内容
1.
DS化の概念
2.
DS化のモデル
3.
DS化のプロセス
4.
DS化による複雑性
5.
DS化とプラットフォーム
6.
今後に向けて
4


# Page. 5

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1.DS化の概念
デジタル化とサービス化の統合を大きな視野で把握する。
• DS化とは「製品中心のBM(ビジネスモデル)
①
からサービス中心のBMへの変革プロセスのた
めにデジタル技術を利用する」ことと捉える。
＋
• サービス化を実現するためのソフトウェアを含む
②
システム化としても把握する。
＋
• 多様なパートナーと連携したサービスエコシス
③
テムとしても把握する。
5


# Page. 6

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/4EQXWV297P.jpg)

DS化の概念図
• DS化は統合された製品サービスソフトウェアシス
テムに決定的に依存
デジタルサービスビジネスモデルのイノベーション
サービス
製品
ソフトウェア
サービス化
デジタルサービス化（DS化）
製品サービスソフトウェアシステム
製品およびアドオンサービス から
統合された製品サービスソフトウェアシステム への移行


# Page. 7

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/KJ46KMPR71.jpg)

DS化を実現している先進企業
海事産業分野の中心企業
ABB Marine &amp; Ports
•
•
多国籍船舶所有者および運航者に海上ソリューションを提供する大手プロバイダー
ABB Marine &amp; Portsのシステムはﾓﾗｰ・ﾏｰｸｽはじめ世界の大手海運会社に提供
されている海上＆陸上オフィス向け総合海上ソリューションシステム
製造企業ABBが各種海事従業者向けに統合サービスを提供している
7


# Page. 8

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/LE1VX89V7G.jpg)

ABB Marine &amp; Portsの概要
歴史
• DS化に向けた取り組み
は 10 年以上
• 以前は製品サプライヤー
だったが、2006~2009 年
頃にシステムインテグ
レーターに転身
• 統計学者やビジネスアナ
リストなど、新システムに
向けて新たな従業員を採
用
中身
船舶に搭載する新たな機器を特別開発
• 既存機器を改良し監視・リモート診断やトラブルシューティン
グができるように変更
• その機器を３rdパーティのハードウェア向けにも拡張
• 船舶のエネルギー使用を最適化するためエネルギー消費を
監視し、航行条件 (天候など) 下での意思決定もサポート
• 機器と連動したバックオフィスプロセスの変更も実施
建設中の船舶に機器を事前に搭載する戦略も実
施
初期には無料提供。最終的には保証期間終了後
も有償サービスを利用し続ける顧客が大幅増加
8


# Page. 9

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/GEWLNZQ372.jpg)

仮説の設定
DS化は極めて自由度が大きく高レベルの複雑性を生じさせる。
そこで、以降の検討を進めるため次の仮説を設定する。
仮説１: モジュール化は複雑性を軽減する標準的方法だが、この延長でルールを規
定しオープン化すると価値獲得を毀損する場合がある。
仮説２: プラットフォームも複雑性を制御する能力を持つが、提供価値の共有性を
意図しレベルを下げ過ぎるとパートナーが集まらず、逆に特定機能に由来
した高レベル価値を提供するとパートナーを限定せざるを得ない場合があ
る。
9


# Page. 10

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/47ZM31WGE3.jpg)

２. DS化のモデル
本節では複雑性を軽減するモ
ジュール性に着目することから
モジュール性関連の４つの切り口
検討を開始する（仮説１）。
① ビジネスモデルのモジュール性
② 製品のモジュール性
③ サービスのモジュール性
④ ソフトウェアのモジュール性
10


# Page. 11

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/YJ6NXLGQJV.jpg)

① ビジネスモデルのモジュール性
企業は、ビジネスモデル構造の完全な再設計から特定モジュール
の変更まで可能である。 ⇒ビジネスモデル革新の試行
企業は、様々な統合プロセスを分離し、必要に応じて特定プロセ
スを組織外に移転することが可能になる。
⇒技術大手や新興企業と協力してシステム開発
企業は、ソリューションのカスタマイズや多様なニーズの増加に
直面した際、戦略的柔軟性や効率の高い運用、業績改善などが可
能になる。
11


# Page. 12

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/GJ55X1V2J4.jpg)

② 製品のモジュール性
• 製品システムはモジュラーからインテグラ
ルまで次のような特性によって描写される。
特性項目
コンポーネントの標準化
コンポーネントの共有
製品の多様性
カスタマイズの程度
モジュラー
インテグラル
高 ←→ 低
高 ←→ 低
高 ←→ 低
高 ←→ 低
モジュラーの例
LEGOのおもちゃ
自転車
エレベーター
携帯電話
インテグラルの例
フェラーリのSF１０００
スペースXのファルコン
シーメンスのMRI装置
12


# Page. 13

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/9E2NX1317R.jpg)

③ サービスのモジュール性
• サービスシステムは次のような特性によって基本サー
ビスから高度サービスまでの連続体で描写される。
特性項目
コンポーネントの標準化
複製可能性
付加価値要素
差別化の程度
基本サービス
高度サービス
高 ←→ 低
高 ←→ 低
低 ←→ 高
低 ←→ 高
基本サービスの例
簡単な修理とﾒﾝﾃﾅﾝｽ
コールセンター
スペアパーツの手当て
高度サービスの例
専門サービス
再現性の低い個別対応
顧客ニーズに応じた専門対応


# Page. 14

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/D7YP8Z147M.jpg)

④ ソフトウェアのモジュール性
• ソフトウェアシステムは固有の価値創造とデー
タ由来の予期しない価値創造を生み出す能力が
あり、次のような制御が必要である。
特性項目
オープンサービス クローズサービス
データの標準化(オープン性)
標準化されたデータの使用
ﾊﾟｰｿﾅﾙ/ﾗｲﾊﾞﾙへのﾃﾞｰﾀｱｸｾｽ許可
高 ←→ 低
高 ←→ 低
高 ←→ 低
オープンサービスの例
VISAのVISA NEXT
NASDAQのDate-on-Demand
クローズサービスの例
ABBのABB Ability
SiemensのMindSpher
GEのPredix


# Page. 15

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/VEN5Q326J8.jpg)

モジュール性を起点としたDS化のモデル
ﾚﾍﾞﾙ1:
ﾋﾞｼﾞﾈｽﾓﾃﾞﾙｲﾉﾍﾞｰｼｮﾝ
ﾚﾍﾞﾙ2:
ｼｽﾃﾑ
ﾚﾍﾞﾙ3:
ｱｰｷﾃｸﾁｬ
デジタルサービスビジネスモデルのイノベーション
製品
ﾓｼﾞｭﾗｰ
サービス
サービス化
ｲﾝﾃｸﾞﾗﾙ
基本
高度
DS化
ソフトウェア
ｵｰﾌﾟﾝ
ｸﾛｰｽﾞ
ﾚﾍﾞﾙ4:
ﾓｼﾞｭｰﾙ
製品ｱｰｷﾃｸﾁｬ
ｻｰﾋﾞｽｱｰｷﾃｸﾁｬ
ｿﾌﾄｳｪｱｱｰｷﾃｸﾁｬ


# Page. 16

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/Y79YD91RE3.jpg)

３．DS化のプロセス
• 本節では前節のモジュール性に基づいてDS化のプロ
セスを検討する。
• 基本的枠組み：
• 製品システム：
• モジュラー vs インテグラル
• サービスシステム：
• 基本サービス vs 高度サービス
• ソフトウェアシステム：
• オープンサービス vs クローズサービス
16


# Page. 17

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/G786394GJD.jpg)

サービスカテゴリーマトリックス
• 製品システム（2種）、サービスシステム（2種）の組
合せによリ、４つのサービスをカテゴリー化する。
17


# Page. 18

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/L7L9VW6XER.jpg)

サービス１～サービス４の解説
Ⅰ•
サービス１：モジュラー製品システムと基本サービスシ
ステムの組合せ
• 組込みコンポーネントを多くのサプライヤーに外注
できる疎結合製品
Ⅱ• サービス２：モジュラー製品システムと高度サービスシ
ステムの組合せ
• 特定製品システムに合わせて調整された継続的アッ
プデートが行なわれる疎結合製品
Ⅲ• サービス３：高度サービスシステムと統合された製品シ
ステムの組合せ
• コンポーネントを共有せず、カスタマイズ程度が限
定された少数バリエーションで構成される製品
Ⅳ• サービス４：統合された製品システムが基本サービスシ
ステムと結合した製品
• 複雑な製品システムであっても顧客が基本サービス
のみを求めるような場合
18


# Page. 19

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/4EMZG9537W.jpg)

DS化へのプロセスモデル
サービスカテゴリーマトリックスに
ソフトウェアシステムを追加する
高度サービス
サ
ー
ビ
ス
シ
ス
テ
ム
基本サービス ﾓｼﾞｭﾗｰ
ｲﾝﾃｸﾞﾗﾙ
製品システム
サービスカテゴリーマトリックス
DS化の立体図（DSキューブ）
19


# Page. 20

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/PER6ZG3RJ9.jpg)

DSキューブへのマッピング
1. DSキューブに移行するには、製品サービスソフト
ウェアシステム(PSSw)を再構成し必要なレベルの
統合・分解を行う必要がある。
2. 最適なPSSwを特定し、既存リソースを再構成し、
新しい機能を開発する必要がある。
3. PSSwをモジュールに分解することで、標準化とイ
ノベーションを考慮し、異種モジュールとの再結合
や代替を行う必要がある。
4. アーキテクチャレベルの革新を行うことでPSSwモ
ジュールを新しいビジネスモデルに再構成すること
もある。
20


# Page. 21

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/P7XM9X4YJX.jpg)

ABB Marine &amp; Portsの場合
DS化のモデル
早期にビジネスモデルを製品
中心からサービス指向に明確
にシフトしている。
新規開発機器を３rdパーティー
向けにも拡張し、パートナーと
の連携を拡大している。
当初、全顧客にサービスを無
償提供し、価値あるデータを収
集している。
DS化のプロセス
• 顧客ニーズに合わせ航行条件最適化
機能、バックオフィス機能などのカ
スタマイズを実施している。
• サービスカテゴリーはサービス３で
開始している。
• DS5→DS4→DS6でプロセス移行し
ていると推定
• 当初の高度・統合サービスレベルを
モジュール化/標準化等の実施で連
携ソフトと整合を確保した後、DS化
段階での再統合に移行している（仮
説１対応）。
21


# Page. 22

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/37KGPWZ4ED.jpg)

４．DS化による複雑性
複雑性について再考
• サービス化でビジネスの複雑性は増大し、次のように複
雑性は拡大する。
• DS化は多様性、相互依存性、変動性で複雑性が拡大
• デジタル技術の採用増加により複雑性が拡大
• スマート・コネクテッド製品の普及、クラウドコンピューティングの普及、
ビッグデータの分析によるフィードバックの普及、IoTの普及、デジタルプ
ラットフォームの普及、拡張現実他の先進技術の採用、など
• サービス提供と提供プロセスの不確実性により複雑性が拡大
• 収益増加の不確実性により複雑性が拡大
22


# Page. 23

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/LJ3NX1DDJ5.jpg)

複雑性の課題への基本的姿勢
• 課題対応の一般的方法は存在する。
•
•
•
•
サービスの標準化とモジュール化
エコシステムアクターのオーケストレーションおよび統合化
デジタルプラットフォーム活用によるサービスビジネスの組織化
など
• しかし、本質的には完全な解決は不可能な世界で
ある。
• 本節では、複雑性の軽減よりも、複雑性の管理に
焦点を当てる。
23


# Page. 24

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/8JDW2XP2EG.jpg)

複雑性の管理
• 複雑性を管理する２つの
方法がある。
• 環境の解釈を簡易化し組織
対応の多様性を低く抑えて
複雑性を軽減する（削除戦
略）。
• 環境の複数の解釈を敢えて
許容（あるいは意図的に実
施）することで複雑性を吸
収する（吸収戦略）。
• 複雑性の性質も２種類存
在する。
• 認知的複雑性：
• アクターが交換する情報
の多様性が関係する。
• 関係的複雑性：
• アクター間の相互作用の
構造（行為）が関係する。
24


# Page. 25

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/VEP91PNL78.jpg)

複雑性の概念的フレームワーク
Ⅱ
複
雑
性
管
理
の
ア
ク
シ
ョ
ン
•
吸収戦略
•
•
•
削除戦略
•
Ⅰ
Ⅲ
サービス プロセスにアジリ
ティを追加する
実行の自由度を追加する
発散を追加する
•
•
サービスネットワークを
形成し拡大する
ネットワーク内の接続
の多様性を高める
•
標準化されたルーチンと
プロセスを定義する
標準化された製品、マスカ •
スタマイゼーションを使用す
•
る
モジュラー提供構造を使
用する
モジュール編成を使用す
る
ソリューションを統合する
認知的複雑性
関係的複雑性
複雑性の性質が異なる構造（行為）
サービス
化におけ
る複雑性
の管理:
最適な複雑性
レベルを追求す
べきである
Ⅳ


# Page. 26

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/27VMY2K67Q.jpg)

複雑性フレームワークの解説
Ⅰ•
認知的複雑性・削減戦略
• 製品を簡素化し、製品化されたソリューションとマスカスタ
マイズされたサービスを提供
Ⅱ•
認知的複雑性・吸収戦略
• 様々な企業のプロセスと製品を拡張し、複数のビジネス目
標を追求
Ⅲ•
関係的複雑性・吸収戦略
• 多様な組織間および組織内の関係をサービス組織に埋め
込む
Ⅳ•
関係的複雑性・削除戦略
• モジュール化手法を調整して複雑性を軽減
26


# Page. 27

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/5JGG9RQ2JL.jpg)

削除戦略と吸収戦略の関係
• 複雑性を軽減するメカニズムは複雑性を制御できるが、多様
な顧客ニーズには対応できない。
• 複雑性の削減戦略と吸収戦略はお互いに挑戦あるいは拮抗し
合う。
• 企業は以下のような側面で最適な複雑性を追求すべきである。
• アジャイルなプロセスか vs 標準プロセスか
• 多様な製品か vs 標準化された製品か
• モジュール化によって拡張・多様化を維持するか vs 統合によって
安定性＆差別化を追求するか
27


# Page. 28

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/47QXWVK9JP.jpg)

複雑性対応 • 船舶所有企業は多様（規模、航行海域、船種、品物、季節
変化、・・）である。
• そして、世界的レベルで一貫した対応が必要である。
• 人工衛星利用、各種港湾設備との連携、船舶規格など対応が複雑
• 船舶に搭載される特定機器の機能・バージョンも多様
• DS5→DS4→DS6のように、一旦モジュール化/オープン化
してPSSwを再構成する。しかし、その上で、
• 削減戦略と吸収戦略を組合せて統合化を押し進め、それぞ
れの環境に最適な複雑性レベルのニーズに対応することが
必要になる。
• 削減戦略
• 新規搭載機器の標準化、モジュール化、・・
• 吸収戦略
• 旧機種のインタフェースを吸収、互換性の保証、・・
28


# Page. 29

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/KE46KMKRJ1.jpg)

５．DS化とプラットフォーム
プラットフォームの利用
• 本節では複雑性を制御するプラットフォームの能力に焦点
を当てる（仮説２）。
• プラットフォームは以下のような手段で複雑性を軽減できる。
✓ APIやデバイス相互運用の共通ルール、プロトコルで
✓ マーケットプレースとして組織化することで
✓ ユーザーがソリューションを自己開発できるツール提供で
✓ プラットフォームをオープンにし、参加者間の相互依存性増加でネットワーキン
グを促進することで、など
• 実際にはこれらが相乗効果（次頁図①,②）を発揮できる可能
性がある。
①
②
• プラットフォームは複雑性を制御しながらシステム機能の多様
性を最大化できる可能性がある。
29


# Page. 30

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/L71VX8XVJG.jpg)

プラットフォーム：複雑性を制御する新たな手段
Ⅱ
複
雑
性
管
理
の
ア
ク
シ
ョ
ン
吸収戦略
削除戦略
オープン化を促進しネット
ワーキングを強化する
• 多様なリソースの組み合わ
せを受け入れる
• コラボレーションを強化する
① ためのツールを提供する
•
•
ソリューションの自己開
発を促進させる
•
共通ルールとプロトコル
を設定する
マーケットプレイス論理
を使用する
•
Ⅲ
②
•
プラット
フォーム
での複雑
性管理:
メカニズム間の
相乗効果を追
求すべきである
モジュール性を使用する
Ⅳ
Ⅰ
認知的複雑性
関係的複雑性
複雑性の性質が異なる構造（行為）
① プラットフォームが共通のルール、プロトコルを採用することで市場を作成し、安定した相互作用
が可能になる。
② システム部品数が減少することで高度なソリューションの自己開発が容易になる。


# Page. 31

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/G7WLNZN3J2.jpg)

DS化でプラットフォームを利用している先進企業例
航空機産業分野の中心企業
Airbus Skywise
•
•
SkywiseはAirbus社が米Palantir社と共同開発したオープンデータプラットフォーム
自社機だけでなく航空機の部品企業、整備企業等を含めて世界30社以上が利用
（航空会社ではエミレーツ航空など。日本ではLCCのピーチが使用）
製造企業Airbusは各種航空機事業従業者向けサービスを開発し提供している
31


# Page. 32

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/4JZM313G73.jpg)

Airbus Skywiseの概要
歴史
• 航空宇宙産業の中心的企業
の一つ
• 航空宇宙産業では、航空機、
エンジン、コンポーネントの製
造企業で資産売却を含む価
格競争が発生
• このプレッシャーを克服する
ため、Airbus社も航空機の保
守、修理、およびオーバー
ホールを含む新サービスを新
収益源にする活動を開始
中身
米Palantir社と共同でAirbus関連のトータルデータプ
ラットフォームを開発
それをオープン化して既存の保守運用会社および
航空機運用会社に提供
• 既存の保守会社（例：Lufthansa Technik の Aviatar など）と
も競合はしているが、
• DS化の推進で有利にサービス提供している状況
DS化は航空宇宙産業に破壊的な影響を及ぼし企
業内および企業間のビジネスを大きく変化させてい
る。
32


# Page. 33

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/YE6NXLXQEV.jpg)

６．今後に向けて
• 以上を踏まえ、欧州先進企業と対比できそうな日
本の先進企業を抽出し,DS化成功の秘訣を探る。
比較システム
特定用途向け
総合システム
プラット
フォーム利用
の専用システ
ム
欧州の先進事例
日本の類似事例
相違点
ABB Marine &amp; ブリジストンの
フリート管理シス
Ports
テム
ブリジストンのシ
ステムは未完成。
実現は今後
Airbus
Skywise
ｽﾏｰﾄｺﾝｽﾄﾗｸｼｮﾝの
一部を切り出して
提供しているので、
汎用型に近い面が
ある
コマツ
LANDLOG
33


# Page. 34

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/GE55X1X2E4.jpg)

ブリジストンのフリート管理システム
1.
2.
3.
4.
ブリジストンは「サステナブルなソリューションカンパニー」のビジョンを掲げ、
昨年、車両管理ソリューションを米国で展開するAzuga Holdingsを買収した。
既に同様のサービスを欧州で展開しているWebfleet Solutionsも買収している。
両社合計で既に累計契約台数が約100万台を超え、世界全体でフリート（運送事業
者）管理サービスを提供している。
5. それとは別に、最近、「半導体チップ入りタイヤ参入」も発表した。
6. タイヤ予測・メンテナンスの高度化とフリート管理を融合させたDS化を目指している。
製造企業ブリジストンは運送事業者向けサービス提供を既に開始しており、順次
自社製品と運用事業者向けサービスとの融合高度化を実現しようとしている。
34


# Page. 35

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/972NX1X1JR.jpg)

欧州先進企業と日本企業の比較一覧
仮説１
仮説２
ABB
Marine &amp;
Ports
ブリジストン
フリート管理
システム
＊１
◎
＊２
今後
Airbus
Skywise
コマツ
LANDLO
G
＊３
〇
＊４
△
35


# Page. 36

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/DJYP8Z84JM.jpg)

＊ 1. 製品サービスソフトウェアシステム(PSSw)を再構築し易く
するため、一旦モジュール分割し標準化などを進めたのち、
顧客ニーズにカスタマイズするため再クローズ化も進め差別
化している。
＊ 2. 買収した欧米の車両管理ソリューションと自社のIoT搭載タ
イヤ由来の機能等を融合させた新たなサービス機能の提供を
想定しているが今後多くの日時が必要である。
＊ 3. Skywiseは元来、自社航空機Airbusを管理するために作成し
たシステムを保守会社、Airbus機運用航空会社にも公開した
システム。提供機能レベルを維持しながらパートナー企業に
も機能提供は稀有の差別化と言える。
＊ 4. コマツのスマートコンストラクション機能の一部を切り出し、
他建機利用ユーザーを含む幅広いユーザーへのサービスを目
指したシステム。一定程度のサービス拡大を実現しているが、
仮説２のトレードオフを克服できていないと推定される。
36


# Page. 37

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/V7N5Q3Q6E8.jpg)

DS化に向けた先進企業の評価
特定用途向けソリューション
プラットフォームを活用したソリューション
• 卓越した製造企業が特定ｸﾞﾛｰ • 寡占業界の寡占企業は圧倒的
に有利である（Airbus）。
ﾊﾞﾙﾆｰｽﾞを早期に発見し早く
から準備することは有利に働 • 卓越した企業が先行している
く（ABB Marine &amp; Ports）。
自社ｿﾘｭｰｼｮﾝを切り出してプ
ラットフォーム展開すること
• 自社製品由来のサービスビ
は有りだが(LANDLOG）、
ジョンの範囲内でITベン
想定ﾊﾟｰﾄﾅｰ群の特性や層の厚
チャー企業を買収しDS化を進
さなどで、競争企業との間に
める方式は有りだが、組織改
差異が生じる可能性がある
革、実施スケジュールなどに
（仮説２）。
は細心の注意が必要である
（ブリジストンのフリート管
理）。
37


# Page. 38

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/YJ9YD9DR73.jpg)

DS化に向けた指針
特定用途向けソリューション
• 一般に自社製品の独自活用に起因するビジョンの構想が
出発点になる。
• 併せて顧客向け最終ソリューション提供までの長い期間
と自社組織の抜本的変革のロードマップが重要になる。
• 一方、何を目指すかのアイディア抽出はかなり難しく、
また、完成までの道程も長い。
• それに耐えうる経営陣・従業員の意識改革とガバナンス
も重要になる。
38


# Page. 39

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/GJ86393GED.jpg)

DS化に向けた指針（続）
プラットフォームを活用したソリューション
• プラットフォーム活用は押しなべてIoTプラットフォーム
的傾向を持つ。
• 取組みの容易さは有るものの、世界には数百種のIoTプ
ラットフォームが乱立している。
• そして、現在までに、IoTプラットフォームがGAFA流プ
ラットフォームのように寡占化する兆しはない。
• このような状況では寧ろ、想定されるパートナー群のス
キルや層の厚さ、顧客の想定領域、価値共創の可能性な
どの方がより重要性が高いと言える。
39


# Page. 40

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DS化による変革（まとめ）
1. 自社は、今の仕事をこのまま続けて行って今後とも生き延び
られるかを問う必要がある。
2. もし難しいと思うなら、何をすべきかを考えなければならな
い。
3. そのビジョンが例え夢のようなものであっても、実現に向け
て着手することが求められる。
4. その際、DS化の概念は、可能性が如何に幅広いものであるか
を示唆する。
5. しかし、その一方、実現に向けては途方もない複雑性が発生
することを肝に銘じる必要がある。
6. 複雑性を制御する方法の一端は提示しうるが、実質的には挑
戦者自身が変化の都度対応するしかない。
7. 先進企業の事例は、その長い歩みへの若干の道しるべを提示
している。
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結論
1. ビジョン構築の肝は顧客に何（What）を届けるかの発想力に
ある。
2. その中に、自社技術を拡大解釈してWhat実現に貢献しうる箇
所を発見する必要がある。
3. もし、ビジョン構築に有用な外部パートナーやソフトベン
ダーが見つかれば、エコシステム構築や買収、連携を準備す
る。
4. これ等と連携を取るためにも、自社システム刷新と組織組み
換えのロードマップを作成する。
5. このような過程を進める上で生じる複雑性の制御と将来の利
益獲得は必ずしも両立しない危険性がある。
6. この間のバランスを維持しつつ、ビジョン実現の全体的進捗
を粛々と進めるため、アジャイルな意思決定と適切なガバナ
ンスを重視する。
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文献
• 2,3節は、主として、Juliana Hsuan et al., “Exploring digital
servitization trajectories within product–service–software
space”, International Journal of Operations &amp; Production
Management 2021. を参考にして作成した。
• 4,5節は、主として、Ville Eloranta et al., “A complexity
management approach to servitization: the role of digital
platforms”, International Journal of Operations &amp;
Production Management Vol.41 No.5,2021, 622-644. を参考
にして作成した。
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